21世紀SF1000 (ハヤカワ文庫 JA オ 10-1)

著者 :
  • 早川書房
3.65
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本棚登録 : 209
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (591ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310523

作品紹介・あらすじ

21世紀の到来とともに、ふたつの公募SF新人賞が新人作家を続々輩出し、新たなSF叢書"ハヤカワSFシリーズJコレクション"と"リアル・フィクション"がジャンルの中核を形成、日本のSF出版は充実の時代を迎えた-。月刊書評誌『本の雑誌』連載の「新刊めったくたガイド」から、2001年〜2010年のSF時評を集成。21世紀最初の10年に刊行された主要SF作品1000点を網羅した、現代SFガイドブックの決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 2001年から2010年までに刊行されたSF(とその周辺)作品を網羅したブックガイド。
    これを10年以上経った今読むことの感慨と意義。作品を将来へと伝え繋げることに想いを馳せる。
    語り口の巧さに読みたい本が爆増ですよ。ラノベも言及されているのが嬉しい。

  • 2001年から2010年までのSF小説の解説本。

  • SFガイドブック。2001〜2010年。
    広義のSF作品を次々と簡潔に紹介していく本。SFかどうかは、後記の大森流SFの定義を参考に。
    この年代の作品は、図書館や古本屋で見つけやすく、財布に優しい。ありがたい。

    ・意外とライトノベルも読んでるんですね〜。『イリヤの空、UFOの夏』あたりは読んでみたい。
    ・自分の好きな森博嗣さんの作品もしっかり評価されていて嬉しい。”『スカイ・クロラ』は森版『戦闘妖精・雪風』”とかね。
    ・大森さん絶賛のイーガンは、やはり読まなければ…。
    ・自分の好きな作品は、だいたい大森さんも高評価を付けているようで、個人的には採点を信じて作品を選べばハズレはなさそう。
    ・SFを読み始めて1年少々の自分には、各年度の総括で近年のSF界の流れを掴めて良い。

    これは何度も読み返す愛読書になりそう。
    2020年に第2弾が出ることを願っています。

  • 2001年から2010年までのSFを総ざらい出来る優れもの。

    紹介されるのが狭義のSFだけではないところも良い。

  • 2011年12月15日、初、並、帯無
    2017年4月5日、松阪BF

  • 2015/8/30購入

  • 当分の間は「読み終わった」にならないですね。評者の大森望さんの語り口を読んでいるだけでも楽しい一冊。高評価の作品については、概ね私自身の好みから外れていないと感じているので、登場する作品たちをひと通り読み終わる(或いはページを開く)までは、座右の書となりそうです。

  • 本の雑誌の連載でちゃんと全部読んでいたはずなんだけど、まとまったものを読み直してみると読んでみたい本がぼろぼろ出てくるという。(^^;
    困った本ですな。
    読みたい本を一通り読むにはどれだけかかることやら。(^^;

  • 1.本屋さんに行く。
    2.電車の中吊り広告
    3.新聞
    そして4番目がこういった本を読む。
    これが僕の新しい本の探し方です。

  • 38冊の積ん読が足されてしまった。

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著者プロフィール

1961年、高知県生まれ。翻訳家。書評家。責任編集を務めた『NOVA』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞を受賞。訳書にウィリス『航路』、劉慈欣『三体』(共訳)他。編著に『ベストSF』シリーズ他。

「2023年 『NOVA 2023年夏号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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