バレエ・メカニック (ハヤカワ文庫JA)

Kindle版

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  • 早川書房 (2012年1月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784150310554

作品紹介・あらすじ

短篇集『11』が話題の著者による、テクノロジーと幻想の万華鏡にして最高傑作、文庫化

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

幻想とテクノロジーが交錯する独自の世界観が魅力の作品で、読者はその構成に驚かされます。シュルレアリスティックな要素が散りばめられた物語は、実際には緻密に組まれたストーリーとキャラクターによって支えられ...

感想・レビュー・書評

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  • 感想のための語彙が完全に消失する超傑作。あらすじはシュルレアリスティックな要素を散りばめたようでありながら、読み始めてみると文章も世界観もストーリーも登場人物もガチガチに組まれていることがわかり、全ての要素が収斂していく3章を読み終えた後はさながら美麗な巨大建築を下から上まで順に眺めていったかのような気分にさせられる。人称の使い方も3章で出てくるあらゆる設定も、「これだけで絶対本書けるだろ!」みたいなアイディアが300ページの中にぎっちり詰め込まれるめちゃくちゃ贅沢な1作である。小説ってこんなに面白いことができるんだ!という新鮮な感動に出会わせてくれたことに感謝しかない。この小説の魅力を日本だけに留めておくのは絶対にもったいない、もう翻訳されてるのか?
    一章だけでも今敏が映像化したやつを見てみたいと思ってしまう……

  • 美しい、悪い夢だなぁ。
    巻き込まれる東京にとって悪夢なだけで、理沙は普通に夢を見ている。
    理沙の夢に引きずり込まれて、幻想世界かと思ってたらどんどんサイバーパンクへ。
    文章は美しいし、寂寥感が漂ってて好きでした。どうにかして対抗しようとしてももう、全てが手遅れな気配です。

    筒井康隆先生が帯書くはずだ…と、昔々に読んで観た「パプリカ」を思うなどしました。確か空気感が全然違うけど。
    幻想とSFの垣根をやすやすと行き来する津原先生の世界をもっと読みたかったです。

  • 著者の訃報を受けて再読。初読時はまだ『ニューロマンサー』を読んでなかったのでわからなかったけど、この小説は『ニューロマンサー』を逆向きに読むみたいな構成なんだな。最後のシーンが百閒の「冥途」なのも今回初めて気づいた。
    ガスや電気が使われ始めるのと同じく興隆してきた19世紀の心霊主義のように、テクノロジーを信じるがゆえに死後の世界がいつか可視化されると信じる人もいる。日常的にメタバースという言葉が飛び交うようになった今、VR空間で「不死を売る」ビジネスは前より容易にイメージできる。
    津原さんは「電脳空間に幽霊が生まれる」のではなく、「幽霊が電脳空間を生みだす」未来を幻視した。そこがギブスンと比べて人間中心主義だと言ってもいいだろう。都市を神経的に操るのはウィンターミュートでもニューロマンサーでもなく、7歳の少女なのだ。でもはじまりはきっとこうなんじゃないかと思う。そしていつかお互い混じり合って気がつかないうちに人間とAIの主従が逆転するのだろう。
    題名の元ネタになったレジェの映画とアンタイルの音楽をYoutubeで視聴したけど、やっぱりこの小説には坂本教授の同名曲のほうが合っている。人類がかつて幻視した未来のイメージに対するノスタルジア。世紀末に十年遅れてアナクロニックになった滅びのヴィジョンが、逆にこの作品を普遍的なものに引き上げたのではないだろうか。

  • 第一章は芸術家・木根原が娘の理沙と対話する為、理沙の夢と記憶が現実を侵食していく東京を駆ける幻想SF、第二章からはSF要素は薄まるように見えるが、後半〜第三章で世界は一気にサイバーパンクへと転換する

    一章と三章でSFの要素が変わるように思うが、再読すると怪我をした木根原が使う事になる松葉杖の見た目はサイボーグ的で、この時点でサイバーパンク(身体改造)要素が含まれていたのだなと気付く。
    木根原と理沙の主治医である龍神とのやり取りは「幽明志怪」シリーズの猿渡と伯爵を彷彿とさせ、ペルシュロン種の馬「ストロングゴースト号」等動物の描写は津原先生らしく愛情と賛美に溢れている

  • 15:都市が生きているという設定はあれこれ見かけるけど、電磁波が飛び交う都市を脳そのものに見立てた作品は初めてだったように思います。理沙が幼いだけに、それまでの経験は色鮮やかでグロテスクなものとして再現されるのでしょうか。それとも、それを見る木根原や龍神たちが抱えた鬱屈が反映されて、そのように不気味に見えるだけなのでしょうか。
    幻想SFと名付けたくなるような、津原さんならではの非現実。物語が沼澤千夏に収束するのもまた、意味深でぞくぞくします。難しいけど面白かった。

  • 奇妙なタイトルに惹かれる。1920年代の前衛的な人間の出てこないバレエを創造した芸術活動から借りたシュールな作品。

    9年前に昏睡状態に陥った理沙の脳内活動と現実の東京がリンクしてくる。バラードを思わせるタイトル作から第3章までの構成。タイトル作はとてもシュールで面白いのですが、だんだんテクノロジー的なわかりやすいお話になってくる。自分的にはそんな説明的にならなくても良かったかな。

    猛暑のなかでシュールなバラードを読みたくなってきたぞ。

  • こういうのSFっていうのかな?SFの定義ってよくわかんない。ゆーたらガンダムもおジャ魔女も全部SFじゃね?みたいな。でもこういうのSFっていうんだろうなー。サイエンス・フィクション。サイエンス・ファンタジーとかでもいいんじゃないの。

    初っ端からぶっ飛ばしてて最初こそ???だったけど、変調子な雰囲気にどんどん嵌ってった感じ。作中で出てくる絵画やら曲やらはほとんどわからなかったので、わかっている人は尚楽しいのだろうな、とも思うがわからなかったからよかったようにも思う。ビートルズもよく知らないからなあ。そういう諸々キーワードを無固形に受け止めていたからだらだらっと読めたんじゃないかとも思う。

    しかし日本人作家の小説にはわりと木根原みたいな人出てくるよね。フランス人みたいなおっさん。フランス人みたいなおっさんだなって本当に思った(笑)フランスのおっさんの知り合いとかいないけど(笑)
    日本のリアルにこういうおっさんは実在するのだろうかとそこが一番気になりました。おわり。

  • シュールレアリスムに始まりサイバーパンクで終わる。
    発売当初から感想や書評を読んでも、どんな話かさっぱりわからなかったけれど、実際読んでみて、これは読まなきゃわからないな、と思った。
    様々なところでシュールレアリスムとかサイバーパンクとか言われていて、実際各章を取り上げるとそういう分類になると思うけれど、すべて読み終わったときの印象は、綺麗な話だな、ということだった。
    抽象的な表現だけど、私の内にある言葉では具体的に表すのはとても難しい。内側にある言葉で表そうとすると、そういう表現になってしまう。
    たぶん個々のキャラクターについて書けば、それなりに具体的な書き方もできるだろうし、個々のキャラクターにも魅力を感じているけれど、この小説を思い返してみるに、むしろ綺麗な話と抽象的な表現に留めておいていいんじゃないかと思う。

  • 津原泰水のサイバーパンクSF。全3章からなっており各章は独立しているがつながりがある。文章は一文一文考えて置かれている印象。「君」を主語とする二人称の部分もあり読みづらく感じる部分もあるかもしれない。よく考えて、文章であらわされるものを想像しながら読んでいくとおもしろい。

  • 都市が、夢に侵食されていく――。『バレエ・メカニック』は、そんな予感とともに幕を開ける。

    造形家・木根原の娘、理沙は九年前の事故で昏睡状態にある。ある日、東京全体が幻覚に襲われ、現実と夢の境界が崩壊を始めた。巨大な蜘蛛が街を徘徊し、存在し得ない津波が押し寄せ、電子機器は暴走し、モーツァルトの調べが鳴り響く。理沙の主治医であり、異性装の外科医である龍神は、この都市そのものが彼女の脳と化し、壮大な「夢」を見ているのではないかと推測する。本作は、その都市が見る夢の謎をめぐる物語だ。

    この作品でまず圧倒されるのは、第一章の筆致だ。シュルレアリスムを小説で描いたらどうなるか、という問いに見事な答えを提示している。元ネタとなった実験映画が物語性を廃し、映像の運動や美そのものを追求したのに対し、本作の描写は決して物語を拒絶しない。緻密な筆致と映像的なリズムが立体的に立ち現れ、夢が現実に侵食してくるような美しい違和感と浮遊感を生み出す。それらは非日常でありながら現実と地続きの、映画のような迫力と美しさを湛えている。そして、それら全てに意味が与えられていく様に、物語としての必然を禁じえない。

    津原泰水の文体は、「硬質で流麗」「詩的で濃密」と評されることが多い。まさしく、一つひとつの言葉は写実的で淡々としていながら、連なると流れるようなリズムが生まれ、適度な違和感や引っかかりさえもが読者を深く引き込む力となっている。

    物語の核には「喪失」と「執着」という普遍的なテーマが横たわる。主治医であり語り手でもある龍神は、異性装の外科医という特異な設定と複雑な内面を抱え、全三章を通じて印象を変えながら物語を導く存在だ。最初は距離のあった彼の視点に、章を重ねるごとに読者は自身を重ねる瞬間を覚えるだろう。この作品を深く理解するには、彼の眼差しをたどることが最もふさわしい。また、造形家の木根原も強烈な印象を残す。第一章で見せる破天荒さと繊細さが、第二章以降の物語を力強く駆動していく。彼が抱く娘への思いは、第二章の龍神や第三章の人物たちの心情とも深く共鳴する。人は何かを喪失し、それを埋めようと執着する――この通底する普遍的テーマが作品全体で幾度も変奏され、哀愁と人間味を与えている。

    本作の中で特に心に残ったのは、「都市が脳の代わりを果たす」「都市=生命」という壮大な発想だ。現代において、都市は一つの意識に統合されつつあるのかもしれない。情報と人が東京へ一極集中し、社会が成熟から衰退へと向かう中で、都市は膨大な情報と物に覆われ、そこに生きる人々の生活や記憶をも飲み込んでいく。都市の複雑さが脳のそれと絡み合い、新たな段階へ進化していく。だからこそ、都市と幻想が混じり合うこの物語には、非現実の中に確かなリアリティが宿っている。

    理沙という「意識の不在」は、物語を動かすマクガフィンとしての役割を担っている。その存在そのものよりも、むしろ非存在であることに意味があるかのようだ。章ごと、登場人物ごとに彼女の存在の捉え方が変化する、その流動性に驚かされる。都市が見る夢が本作の核心であるならば、理沙の意識もまた、それと等しく結びついているのだろう。

    津波や巨大な蜘蛛、ネオンテトラといった異様な光景は、今敏監督による筒井康隆『パプリカ』の映像化を彷彿とさせる。だが、津原泰水の筆致は、夢の表層だけでなく、その背後にある感情や記憶の文脈を重層的に描き出す。現実離れした奇妙な現象が、未来的かつ幻想的でありながら、同時に人間的な「非現実」として立ち現れるのだ。第二章以降、その夢は物語全体の鍵となり、登場人物たちの行動や物語の展開に多大な影響を及ぼしていく。

    そして、この物語の読書体験を特徴づけているのが、章ごとに変化する文体や視点である。特に第一章の二人称は、最初は戸惑いを覚えるかもしれないが、次第にその独特のリズムに引き込まれていく。これは単なるレトリックではなく、物語の構造に根差した強い必然性を持つ、巧みな伏線とさえ言える。視点や人称の揺らぎは、読者の自己認識や没入感を巧みに操り、物語の渦へと巻き込む装置として機能している。翻弄されるままに身を委ねる読書体験が、むしろ心地よかった。

    『バレエ・メカニック』は幻想文学、SF、ミステリ、サイバーパンクなど、多様なジャンルの要素を内包している。一見すると各要素のバランスを欠いているように映るかもしれないが、全体を貫くテーマが、それらを強固に結びつけている。ジャンルを超えて響き合う普遍性や、登場人物たちの個々の思いの交錯こそが、この作品の抗いがたい魅力だ。また、「父娘の愛」「喪失感」「アイデンティティの揺らぎ」といった人間的なドラマが、作品にさらなる深みを与えている。SFや幻想文学に振り切ることもできたはずだが、このフレームに収まらない想像力の爆発が、むしろジャンルを超えた完成形に至ったのだと思う。

    「夢」と「現実」の境界が曖昧になる様は、僕自身の現実認識をも強く揺さぶった。僕たちが「現実」と呼ぶものは、もしかしたらどこにも実体はなく、ただ溢れ出した夢同士が織りなす複雑な構造体なのかもしれない。物語をメタフィクションとして捉え直す営みは、人間の心を外部から観察する試みにも似ている。この作品は僕の思考、嗜好、試行そのものに深く共鳴し、これまで漠然と考えてきたことを結晶化させてくれた一冊だと感じる。今後の思索や探求をさらに加速させてくれる、過去と未来をつなぐ特別な作品となった。

    夢とは意識が形作るものであり、時に自他の境界を越え、都市とさえ干渉し合う。それこそが、都市や人間の意識の本質なのかもしれない。本作を読み終えたのは数年前だが、それからずっと「自分の存在の輪郭はどこまで続いているのか」という問いが、静かに胸の内に残り続けている。

    失われた大切なものを埋めようともがく心は、誰の裡にもあるだろう。もし意識と夢と都市が溶け合う世界があるとしたら、自分は何を目にし、都市は何を語るのだろうか。それはあまりにも魅惑的で、同時に少し怖い想像だ。

  • いつまでも目覚めることができない悪夢のような小説だった。
    けれど流れるような美しい文章にスーッと吸い込まれていくようで、読んでいて苦にならない。語り手が冷静で、あまり感情的でない点もいい。難しくてなんのことを言っているのか分からないシーンもあるのに、読む速度が落ちないのが不思議だった。
    自暴自棄のような木根原の生き方も、すべては娘の事故から始まったと分かった瞬間に嫌悪から同情に変わった。第一章の終わりで、死んでいく娘と語らうシーンは特に良かった。娘と父親だけが知っている美しいシーンだった。この別れのためにあの幻覚があったのかと納得した。
    第二章で理沙が消滅していないことが判明したときは鳥肌が立ったし、第三章でまたあの浜辺の家に入るときも胸が潰れそうだった。要所で、幼い理沙の大事な思い出が鍵になっていることが切ないのだ。理沙に繋がるシーンはいつも良い。

    テクノロジーが発達した世界では価値観も変化していくと思うけれど、そこに生きるのが人間である以上は根本的には変われない気がする。たとえ現実が一致していても、他人と認識が一致しているとは限らないのは今も同じだ。

  • 眠り続ける少女の意識が都市に再現される物語。親がその都市で彼女を探し続ける1章が大好きです。
    電波障害とともに幻覚がいり混ざる町で、少女の面影を探し過去を見つめ続けます。そして人物を変えながら1冊を通して描く語りと巡礼も最高。

  • 津原泰水版ニューロマンサー。ようやく読めた。一章が二人称、二章が一人称、三章が一人称複数で書かれているところなども含めて、あらゆる技術を使って遊んでいるような印象の小説。すごい。そもそも幻想とSFの混じったようなこの世界観を人の頭に想起させつつ文章ひとつひとつも美しいのはどういうことなんだと頭を抱えてしまう。多分いろんな意味で理解できていないところもたくさんあるのでまた読み返したい。犬や馬の描写のあたたかみが好き。

  • 夢想渦巻く夢幻の世界へ。
    幻想きらめくシュルレアリスムの世界から始まりSFの世界に着地する、一幅の奇譚。

    3部構成は、少しずつ主要人物と時系列をずらしながら繋がっていく。
    さて、話を要約してしまうと面白くとも何ともないレビューになってしまうのが悩ましい。
    感想だけ述べるなら、情景描写も世界観も、話の展開もすべて心地よく、作品世界にすっかり埋没し、感動させられた。各部とも、その結末部で鳥肌が立った。

    本書が分かりづらい、という感想も見かける。
    最初から理屈で考えると難しい作品に見えるのかもしれない。しかし一言でいえば、これは"夢"である。
    夢だと思って、まずはその奔放なイメージを素直に受け止めて頭の中で情景をそのまま展開すると、そのうち作品のほうから割とサービス精神旺盛に秘密を次々披露してくれる。
    そういう意味ではテンポが良いし、しかも各部ともしっかりとオチをつけてくれる。
    その種明かしが、どれも美しく、どこか物悲しく、そして、人は一人で生きられないという人間の本能に根差した世界観が根底にあるように感じられ、それが得も言われぬ共感と感動を呼ぶ。

    少しとっつきにくいところもあるかもしれないが、個人的には大変お勧めできるエンタメ作品だと思う。
    すっかり魅せられてしまったな。

  • 不思議と惹き付けられてしまうものの、なかなか呑み込みにくい世界観だった。3章とか完全に入り込みきれなかった……文はとても流麗で読みやすいので、私個人のジャンル的な好き嫌いの問題だと思う。

  • 読んでいて幸せだった。モーツァルトとビートルズと情報の洪水にひたすら流されていく感じ。サイバーパンクと「わかりきれないところがある」というだけでもう好きな小説。

  • SF

  • 最初のほうは幻想の意味でファンタジーだが
    後半からいわゆるサイバーパンクな(『ニューロマンサー』風な)SF
    作者の長編はじめて読んで気付いたが
    意外と登場人物が小説っぽい
    そのあたりSF付きな小説にみえてあまり好きになれないかもしれない
    文章はえんえん(読みやすいという意味で)良い方の「文芸」で
    軽快流れるように目がすべるので意味をとるため読み返したりして時間がかかる
    そういうところは文句ないのだが
    長編より短編のほうがそれっぽく見える技術に見える

  • 大傑作。

  • SFチックというか何というか、展開についていけず読みにくくて途中で断念。せっかく筒井康隆が帯を書いてるのになー。3篇になってたから別物かと思って次のを読んだら、どうも続き物っぽいので、結局全体的に断念。もっと続けて読めれば違ったのかな。気が向いたら再チャレンジしよう。

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著者プロフィール

1964年広島市生まれ。青山学院大学卒業。“津原やすみ”名義での活動を経て、97年“津原泰水”名義で『妖都』を発表。著書に『蘆屋家の崩壊』『ブラバン』『バレエ・メカニック』『11』(Twitter文学賞)他多数。

「2023年 『五色の舟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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