ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (1) (ハヤカワ文庫JA 1071)
- 早川書房 (2012年6月22日発売)
本棚登録 : 589人
感想 : 76件
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784150310714
作品紹介・あらすじ
幹館大学・ヘンな建物研究会、通称「ヘンたて」の面々が出会う4つの謎。〈浜村渚の計算ノート〉の著者が描くゆるふわ建物ミステリ
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
ユニークな設定と軽快な語りが魅力のこの作品は、幹館大学の「ヘンな建物研究会」に入った新入生が、変わった建物を巡りながらミステリーに挑む物語です。個性豊かな仲間たちとの交流を通じて描かれる青春の甘酸っぱ...
感想・レビュー・書評
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幹館大学・ヘンな建物研究会というサークルに入った大学一年生の亜可美が、同級生や先輩たちと変な建物を巡りながらいくつかの謎解きをしていく物語。
なかなか無い設定で、斬新で楽しかった。
図面など書いてありミステリっぽい感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヘンな建物、略してへんたてを見に行くというおもしろそうなサークル…と聞いて楽しみに読んだものの。
色々ツッコミどころというか気になるところが。まずは小説とはいえ未成年者がお酒がぶ飲みするわ先輩が勧めるわでそれはどうなのと。個人的にはなんかイヤでした。
主人公は天然というよりちょっと…アホな子とでもいいますか。でもこういう子ってモテる。
最初はなんとも気にならない存在だったのに、友人の星加が好きになったら自分も気になり出し、あげくに相手に告白されたらわたしも好きかも!と来た。
実家通いのバイトもしないお子ちゃまで、星加の後ろにくっついてる割にはちゃっかり彼氏も出来てしまうという…続編も積んであるから読むんだけど…個人的には残念な作品でした。 -
幹館大学に入学し、サークルに加入しようとウロウロしていた亜可美は飛び込んだ喫茶店に相席した男、左門の見ていた写真に疑問を持つ。左門が「トマソン」という、役に立たない物体が気になるうちに、気がついたら「ヘンな建物研究会」に加入させられていた…。
ヘンな建物をめぐって、ああだこうだいう日常系小説って面白そうだなと思って買ってみたら、これがまた、ちょこっとした謎解きメインの変な小説だった。
新歓は、部員の実家に有る12個のドアの有る密室の謎、次に全室エレベーターになっているマンション…。
うーん、現実味がないならないで統一してくれれば良いんだけど、入りがトマソンだっただけに、実在の建物のことが出てくるのかと錯覚してしまうのは、非常に感じが悪い。というか、トマソンのくだりは必要か?
初作はまだいい。昭和の密室ミステリ物を踏襲した、謎のために作られた部屋というのは、バカバカしいが許そう。しかし全室エレベーターのマンションって、どうやって水や下水をつなぐわけ?漫画で描いてもダメだろうよ。
最後は謎ですらなくなる謎解きゲームイベントに参加ときた。動機などを組み立てる必要がない分、読んでいてもモチベーションが上がらなくて苦労した。
全体に、文章は丁寧ではあるのだが、あれもこれも説明したいと言う気持ちと、前のめりで何を言っているのかわからない部分とが共存し、変な建物がどういうものであるかを説明しきれていない。そこにダメ押しのほとんど意味のない見取り図で、読んでいて脱力。
あと、恋愛関係のストーリーが拾われずに終わったのはええんか?
トマソンに触発されたのなら、実在する変な建物をベースに描くべきであったし、架空の変なものであれば、もうちょっと入りや広げる部分でダイナミックな昭和感を漂わせればよかった。外から見える密室を作るとか、部屋の中に部屋を作るなんていうバカバカしい作品はたくさん有った。 -
う〜ん、なんというか、あっという間に読めて、とくに何とも残らない作品だった。
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図書館で。
ラノベなのはワカルけど…人物がなんか軽い。主人公がアホの子過ぎて…密室もわからないのか?オイオイ(笑)後、自分が大学生の無駄な正義感と自分たちは今青春を満喫している!感がもう理解できないってのもあるかもしれない。
留年7年目の先輩の旅館に行く話も、自分たちの正義感を女将に押し付ける感が不快だったし。身内が居るからって高級旅館に学生が団体で押しかけたらそりゃ、迎える側は良い顔しないよねぇ。せめて正規料金払えよ(笑)しかも空気読まず夜中に騒いだりとか営業妨害でしかない。親からしてみれば7年大学に居て就職する気の無い息子が後輩に良い顔するために安く実家使って遊ばせてるって風にしか思えないよな。誰一人として旅館の手伝いをする訳でもないし。と、女将側の立場でものを見てしまう辺りから主人公たちがどうしようもないアホ大学生としか思えず、何だこいつらって感じにしか見えなくなってしまったというか。
ローマの休日を模した居酒屋ってのもなぁ…
階段に腰掛けるって下に座った人は誰かの靴の側に食べ物を置くんだろうか?衛生的にどうなんだろうと思うのと、正直に言うと食べにくいと思う。アレは手に持てる範囲の食べ物をちょっと食べるのに腰掛けたって構図が良かったんであって、皿ものの料理を食べるには向かないと思うんだけどどうなんだろうか…?
というわけで変な建物を愛でるというよりは変な建物謎解きとジャリンコの恋愛模様がまぶされてきて消化不良。主人公たちキャラクターにも、建物にもあまり惹かれる要素が無かったためだろうか。まあ、そうだろうな。
続きもあるみたいですがまあ自分はここまででいいや。 -
トマソンの写真集に大笑いし、赤瀬川先生も好きなので、期待が大きすぎたのかも。あるいは文体が合わなすぎかも。
先を読み進める勢いにノレず、リタイア。
この作家さん、よく見かけるから機会があれば…と思っていたのが、この作品が初読…ちょっと残念な出会いだった。 -
想像以上にライトなノリでした。図解もあるけど、もう少し上手いことヘンなたてものの描写や謎解きをしてもらえればなぁ。ヒントがわかりやすすぎたり、逆にこちらに考える余地をもらえなかったり。
恋の行方は消化不良なので、今月末に出る2巻に期待。 -
ヘンな建物、トマソンを見て楽しむという幹館大学サークル「ヘンな建物研究会」そこに入った新入生、中川亜可美(なかがわあかみ)の語りで進む軽いミステリ。
青春の甘酸っぱさを思い出す楽しい小説。
追記:ミステリは香り付け程度です。トマソンも実際にある建物ではなく、想像上の突飛な作りです。赤瀬川原平的な楽しさはありません。あくまでも青春小説だと割り切って読んで頂かないと、辛いかもしれません。ハヤカワのレーベルに向いた作風ではないというのが正直な感想です。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac.lib.setsunan.ac.jp/iwjs0021op2/BB99415508 -
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個性豊かな登場人物で面白そうだけど内容は難しくて図(本に載ってます)を見ないとわからなかった。2巻目を読んで作者が書きたかったのはこれかなって思えるのでこの本を読んだ人は次の1冊も読んだ方がいいと思う。
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★そのヘンな形、丸ごと愛してやろうじゃん。(p.330)
■5つのポイント
・異常な建築物「ヘンたて」や「トマソン」を愛でる大学のサークル活動。
・個人的にミステリでは雰囲気の次にキャラが重要だと思ってますが、ちょい弱め。
・ヘンたての視点役はあっけらかんとしたツッコミ体質の人物でないとなあ…中川亜可美さんは弱かった。
・とはいえ建物が突拍子もなさすぎてツッコミ役でもツッコミにくいかも。
・扉が十二枚ある部屋(これは図を見た瞬間、謎が出る前に正解できました)/部屋全体がエレベーターになっている高層マンション(おそろしいマンションです)/お城で壁しかない隅櫓(中身がなんだったかはわかりませんでした)/全室で回転ずし食えるホテル(衛生上あり得なさそう)。
【第一巻 一行目】居酒屋ってこんなところなのだろうか。いや、違うと思う。 -
ヘンな建物、トマソンと言われれば、俄然興味がわく。
なるほど、ヘンな建物とミステリを組み合わせるのか~。
と思って読み始めた。
うん、残酷な場面はないし…
謎解きと、恋愛と、分かりやすいキャラ、テンポ良い展開。
サービス精神満点なんだけどね。
でも、なんか、ずるいなあ、と思ってしまう。
密室事件の舞台がヘンな建物じゃあ、後付けで何でもありにできるんじゃない?
ヘンな建物も、トマソン的なものというより、荒唐無稽というか…。
いや、この作品には、そこにリアリティを求めちゃいけないのか? -
綾辻さんの帯に惹かれて。ヘンな建物に関するミステリをサークルのメンバーが解くもので、個性的なメンバーが大学のサークルの楽しさや雰囲気を思い出させてくれました。殺人などがおこらないせいなのか、事件ごとに違う登場人物が欠けるせいなのかがっつりつかまれる感じではありませんでした。でもミステリとしては綺麗にできていると思います。私としてはすしホテルのようなものではなく、もっとトマソンを扱って欲しかったです。続きを意識したのか中途半端に終わった感じがして気になるので2巻も読むつもりです。
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一番のミステリーな建物は会員が集まる呑み屋。
なぜに営業許可が出ているのかが疑問だ。(^^;
ヘンな建物を提示するのが主目的みたいなので、推理要素的にはちょっと単純になっています。
多分にラノベ的な感じですね。
こういった特殊に限定的な設定が得意な作者なので、破綻しているところはなく、結構楽しめました。
キャラクターもそれぞれ好印象。 -
しっかり読みごたえがあるわけではないけれどヘンたてのメンバーといっしょに謎解きをしているようで楽しかった。
私の身近でも変な建物があったりするのかなあ。 -
いわゆるトマソンと呼ばれる意味のないパーツ、どこにも通じてない階段や入れない門など、を持つ建物を追い求めるサークル・へんたてのメンバーが建物にまつわる謎に頭を悩ませたり、青春したりする青春ミステリー。主人公がカマトト過ぎて辟易したり、青春の内容がある意味リアルな薄っぺらい大学生感でげんなりするところもあるけど、とりあえず変な建物が好きな人は楽しめるかな。思わず私はトマソンについて調べました。
著者プロフィール
青柳碧人の作品
