ふわふわの泉 (ハヤカワ文庫JA)

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  • 早川書房 (2012年7月6日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784150310745

作品紹介・あらすじ

高校の化学部部長・浅倉泉が発見した物質が世界を変える──星雲賞受賞作、ついに復刊

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

一人の女子高生が発見した物質が、世界の倫理観や関係を超えて新たな可能性を切り開く姿を描いた作品です。読者は、マイナス要素に着目しない明るいSFの魅力を感じ、未来への希望を抱くことができます。短編であり...

感想・レビュー・書評

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  • 短編だし途中かなり強引な展開もあるけれど、簒奪者やフライバイほどでは無いがリフトオフ程度の面白さは感じた。なにより氏の作品は根が明るく未来への希望が伴っているので好みだ。

  • 技術の発達によって、テクノロジーが怖ろしく発達する、と言ふナニ。
     なんかのコミューンが空中に出来てゐると言ふのは面白い。
     南洋の土人のなんかと、最新科学がくっつくのは面白い。
     異星の知性体との接触がまぁ、うーん。

  • いいな~こういったマイナス要素に着目しないSFは。
    一人の女子高生(のち社長)が世界の倫理観やら関係なしに自分のしたいようにする。
    星雲賞受賞だそうで。
    中学時代に「星虫」を読んだ時の気持ちを思い出した。

  • 若干展開が急だけど、新しい世界を見せてくれる。

  • "ふわふわ"は商品名、"泉"はリケジョの主人公の名前です。
    偶然の事故でできた物質が人類の科学を飛躍的に発展させることになり、遂には軌道エレベータまで作ってしまう。
    さらに異星文明との接触もあり、とても楽しい内容でした。
    主人公のキャラクタも申し分ありません。

  • 今まで読んだ本の中で最もトントン拍子。
    泉さんはハイスペック系の頂点に立てると思う。

  • 表紙とタイトルに騙されるのが気持ちいい、本格ハードSF系ライトノベル。堪能しました。
    ただ、せっかく魅力的なテクノロジーなのだから、社会がどう変わるかと言うような本格的なエクストラボレーションを期待してしまった。ちょっと残念。あとがきを読むとある作品の展開を意識したということなので仕方ないのかもしれないけど。実際には単分子膜に近い薄膜で真空を保持するのは難しいだろうな。結晶構造の隙間を通り抜ける気体分子がいるはず。
    あと、アンディ・ウイアー「火星の人」読んだ後だと、やっぱり「夾雑物」問題を意識しちゃう。そこが良い、という向きもあるはずとは思うんですけど。

  • 出だしから、娘そっくりで面白い。科学的考証を積み重ねて突飛な世界を作る、SFとはこうあるべきだな。復刊ハヤカワ文庫のあと書きに、種明かしが述べられている。
    アーサー・C・クラークの作品に『楽園の泉』という軌道エレベータに関する作品があるのだが、それのオマージュである。主人公の名前が「朝倉」泉、そして軌道カタパルトを建設する。

  • 久しぶりのSF.良かった

  •  ラノベレーベル初出だと聞いて楽に構えると痛い目を見る作品。ノリこそラノベらしく軽くて、物語もトントントトンと進んで行くが、テクノロジーと用語の量はがっつりハードなSFで頭がパンク寸前でした。
     偶然の産物として理論上は可能な物質を生み出した女子高生。と、ハードもありつつ続きは気になり話の掴みは良かった。ですが…
     経営が絡んで来てから利権や思惑絡みで乗っ取りや痛い目見たり、そこから逆転劇が…なんて事は無くただひたすらに技術発展を突き進み、どんどんスケールがでかくなっていった!
     個人的にはSF要素はソフトに抑え、人物と心理の描写や物語性は分厚い作品を好むので、真逆で少しだけ苦手な印象となりました。

  • さくさく進んでいく展開は楽しい。しかし作中の開発スピードを見ると、普段の自分たちとはかけはなれているが、一流はそんなものなのか。

  • こうもトントン拍子に話が進んでいいものか。楽しく読めたけど、ちょっと物足りないところもあり。
    同じネタで大長編を書いてくれないだろうかなあ。

  • 女子高生がふわふわというすごく固くて空気より軽い物質を発明し、それで会社を立ち上げ成長していく話。
    ふわふわを作ったり改良する工程の説明など専門用語が出てくるのでそれを明確に理解できるともっと面白かったと思う。

  • 偶然に結晶化された立方晶窒化炭素を題材に,航空宇宙世界に詰まった夢をふわふわっと描き切る.航空宇宙工学,楽しいですよ.研究していても楽しいもの.研究者以外の方が積極的に夢を語ってくれる学術分野は恵まれている.有り難いことです.

  • 女子高生が偶然から新素材を発明し,「ふわふわ」と名付ける.
    このふわふわを使用した技術がどんどんスケールアップしていく構成.

    タイトルからも伝わる通り,全篇通してゆるい.
    まさにふわっと読めるがあまり内容が残らなかった.
    良くも悪くもタイトル通りの作品であった.

  • 『大風呂敷と蜘蛛の糸』や『南極のピアピア動画』につながる、技術・科学の持つ夢と宇宙へのあこがれ、それを優しい視点で描く野尻らしい作品。
    夢の素材(研究所レベルでは少量の合成に成功している)の量産工業化に成功した女性の物語です。
    周りの人物が優しくサポートするのもいつもどおり。

    ファーストコンタクトした知性がまじめで、返答が間抜け(知性としてのあり方、思考が地球人とかけ離れている)のは、コンタクトネタをきちんと考えているからでしょう。
    10年以上前に書かれたものですが、宇宙知性についてが東浩紀『火星のプリンセス』とかなり重なるのは興味深い。

    SF読んでほのぼのしたい人にお勧めします。
    『太陽の簒奪者』のようなハードなものも書いているので、作者に興味を持ったら、こちらも読むといいでしょう。

  • 野尻抱介の技術開発系のSFは前向きなので、読んでいて気持ちがいい。実際にはこんなにとんとん拍子には進まずいろいろ困難があるんだろうけど。ふとした思いつきを実現するために努力する、こんなふうに仕事が進んだら楽しいだろうなと思う。

  • 最後三人が笑い転げているのは、不死になれるなら精神を情報にする必要などなく肉体のまま宇宙に行くことが出来るからですよね!夢のある話で面白かったです。初野尻さんでしたが、ピアピアも読んでみようと思います。

  • 野尻抱介やっぱ好きだなー。
    突拍子もない展開の中に、芯を外さない科学的考察。
    限りなく日常に近いところから、無限の時間と距離を隔てた世界まで一気に風呂敷を広げるなんて、なかなかできやしませんぜ奥さん。

    ラスト近くに描かれる以下のセリフには目からウロコであった。

    「人間の自意識は、自己と周囲の環境との関わりを類推することで生まれる、一種の錯覚です」

    まぁ、信じたくはない話ではあるが。

    この作品を2001年に発表してるなんて、ああ、野尻抱介はやはり凄いぞ。小川一水と甲乙つけがたいな、いやマジで。

    詰め込みすぎてふわふわになってしまったが85点(100点満点)。

    • 日向永遠さん
      Satoru Asaiさん、こんばんは★野尻抱介さん、こn「ふわふわ~」ではじめて読んだのですが面白かったです。ピアピア動画とかも読もう!!...
      Satoru Asaiさん、こんばんは★野尻抱介さん、こn「ふわふわ~」ではじめて読んだのですが面白かったです。ピアピア動画とかも読もう!!と思いますよ
      2012/07/16
    • Satoru Asaiさん
      日向永遠さん、私もピアピアは楽しみにしております!もう買ってあるんですが、読むのはもう少し先になりそうです。野尻さんは沈黙のフライバイ読んで...
      日向永遠さん、私もピアピアは楽しみにしております!もう買ってあるんですが、読むのはもう少し先になりそうです。野尻さんは沈黙のフライバイ読んでファンになりました。ホント素晴らしい作家だと思います。
      2012/07/16
  • 九州産業大学図書館 蔵書検索(OPAC)へ↓
    https://leaf.kyusan-u.ac.jp/opac/volume/1451018

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