機龍警察自爆条項 上 (ハヤカワ文庫 JA ツ 1-3)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150310752

感想・レビュー・書評

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  • ライザの過去が少しずつあきらかにされていきます。イギリスとアイルランド、イギリスのなかのウェールズ、北アイルランド、スコットランドなどの文化や歴史の違いは本当に知らなくて、きっと知っていればもっと背景が解るんだろうと思いつつ読んだ。

  • ラードナー警部の過去、アイルランドの闇、外事諜報と、読んでいて面白いのだが、シリーズ2作目にしていきなり厨ニ病の機甲兵装の戦いはかなり少なめ。このシリーズで書く必要性については下巻で分かるのかな?

  • いろいろな組織が絡み合う!早く下巻読まなきゃ!

  • 元テロリストの捜査官・ライザの過去と、アイルランドのテロ組織の目論見が、国際社会の闇によって複雑に絡み合っていく。

  • 今回は警視庁特捜部突入要因の、ライザ・ラードナーの過去が主でした。
    しかし、これが下でどのように繋がっていくのか楽しみな展開です。

  • シリーズ2作目。前回の中心人物は、戦争屋の姿警部だったが、今回は元テロリストで死神と呼ばれたライザ・ラードナー警部。その生い立ちから、テロリストになるまで、そして組織を抜けた理由と、再度組織との闘いまで描かれている。いや何ともすさまじい。それでも一気読みが可能な展開の早いシリーズだ。

  • すぐに下巻を読みたい。

  • シリーズ第二弾。期待していたほど面白くはなかった。中国黒社会、IRFのテロリストが暗躍し、テロへの恐怖が高まる日本…上巻では特捜部のライザ・ラードナー警部の過去が描かれる。

    派手なアクションを期待したが、下巻に持ち越しだろうか。今ひとつ消化不良。

  • 上巻ではまだ機龍兵の出番はまだ一切なく、元テロリストであるライザの背景がメインになっている。
    北アイルランド問題なんて庶民的日本人である自分にとって映画と変わらないくらい現実感がないんだけれど、本書で描かれている一部は事実をベースにしているようなので、改めてこの問題に関心を持つきっかけになりそうです。
    日本人作家の作品でここまで北アイルランド問題を取り上げたものも珍しいと思う。

  • ライザ主役回だ!というよりか、ライザと鈴石も、警察官僚内部のどろどろが沖津の古巣の外務省まで巻き込んでスケールアップしてるし!ファンも還ってきた。そして、「敵」も・・・上巻を読み終えた段階では題名の「自爆条項」とはなんぞやと。おまけとして、現場が地元www

著者プロフィール

1963年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年『機龍警察』で小説家デビュー。12年『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、13年『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、15年『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞、19年『欺す衆生』で第10回山田風太郎賞を受賞。近著に『暗鬼夜行』『奈落で踊れ』『白日』『非弁護人』『機龍警察 白骨街道』などがある。

「2021年 『ビタートラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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