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Amazon.co.jp ・本 (416ページ) / ISBN・EAN: 9784150310806
作品紹介・あらすじ
おめでとう。もう、やめていいのです。――大いなる転換点を迎えるシリーズ6巻第2部
感想・レビュー・書評
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第6巻のPart2
1.イサリがいよいよ○○になる。
2.〈救世群〉が××に対して※△#?する。
3.実は◆%▽!になったことがわかる。
怒涛の展開とは、こういうことを言うのでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第1巻の時代まで後300年というところまで来た。新たな勢力として石工(メイスン)の意外な正体が明らかになり、救世群の大暴走で物語は一気に進むが、先は全く読めない。衝撃のラストからPART3へ続く。
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SF。シリーズ6作目part2。
遂に戦争が…。
言葉で表せないくらいに面白かった。
仕事中もずっと、この作品のことを考えてしまい、仕事に集中できませんでした。
part3は少し時間を空けて、落ち着いてから読もう…。 -
いろいろなピースがそろってきた。
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500年の歴史といわれればそうだけど、オガシはじめ救世群れの人物の内面描写があまりなくどうしてもそこに必然を感じにくい気がする
月の事件だけでなくもう少し引き金があったらよかったのかなと思うけど
それか何者かにまた操られているというストーリーなんだろうか?
いずれにせよこれがどう一巻に進むかまだまだ色々ありそうで目が離せない -
待ちに待った、待ちきれないPart2だったがPart3があるのね…
真の歴史を知りながら、アイネイアと再会してもなお、
クラスト化するイサリの決断が単に「力」であるのは
納得しがたい部分が残る。
けど、人間、それも死病から回復した者でありながら
普通の人にふさわしい扱いを受けることが無かった
500年の積み重ねに、さらに加えられた決定的な一撃が
『宿怨』の悲しい爆発につながったのかね。
ところが第1巻のラスト5行を思い出せば
更なる『宿怨』が待っているはずであり
そしてこの巻までではその5行のまだ3行目まで至っていない。
あと、どれだけ待てばいいのだろう。
『おめでとう。もう、やめていいのです』とは言ったり
言われたくないけど。 -
個人的には天冥の標で一番好きな巻
子どもの無垢さからはじまり、差別と分断を見せつけられ、絶望の世界へ誘う感じが、SW Ep3味を感じて個人的には最高です -
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2024/3/24- 読み始め
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3で
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全10巻全17冊
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著者:小川一水(1975-、岐阜県、小説家)
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ついに《救世群》がデッドラインを超えてしまった。太陽系外からやってきたカルミアンの技術を利用して開戦。疑問としては、ここに至るまでにノルルスカインは介入しなかったのかという点。またジェズベルが「私たち以外の太陽系外生命」と言っていたが、もしかしてロイズはミスチフに操られていて、それに対抗させるために黙っていたのか。いずれにせよ救世群は非感染者とのすれ違い、カルミアンとの意思疎通のズレから、もうあとには引けないところまできてしまった。ここまで読んで明るい未来が全く想像できないのだけど、一体どうなるんだろう。
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これはこれは…。復讐劇の始まりか。目が離せません。事態は急を要する。カルミアン…困ったものだ。
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完結を機に読むのを再開。話は大まかにしか覚えておらず、巻末の資料はありがたかった。希望を感じさせる前半から、悲劇が悲劇を呼ぶ後半へと話は大きく変転する。どうしてここまで事態が悪化したのか。最後には新たな事実も判明し、次巻が少しでも救いのあるものになりよう、期待したい。
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異星人に振り回されつつ、悪い方悪い方に進んでいる感じ。こういう流れになったら確かにこう行くだろうなと思えるので、総体としての人間は愚かですね。
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500年の歳月が圧し固めた相互の意識は、埋まるはずもなかった。「救世群」側が想像していた以上に嫌悪と拒絶は根深く、そこから生まれた差別意識は強い。
セレスでの秘密会議の醜悪さ。
参加はさせますよ。させてあげますよ。
曲がりなりにも安定していた世界が崩れてゆく「宿怨」PART2。メニーメニーシープでの「咀嚼者」への恐怖はここから生じたのか。
宿した怨みが爆発した結果、また次なる怨みを誰かに宿す。
この連鎖は止まらないか。どうやって状況が終わるのかわからん。
著者プロフィール
小川一水の作品
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