猫は忘れない (ハヤカワ文庫JA ススキノ探偵)

  • 早川書房 (2012年11月9日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784150310875

感想・レビュー・書評

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  • 猫を飼ってみたくなりました

    猫の行動に事件のヒントが!!
    そして最後に・・・

    探偵も年をとりましたね
    呑んで記憶が飛んじゃったり
    そのせいで大変な目にあったり。

    呑みすぎですよね!!
    体が心配です。早死にしちゃうんじゃないかと

    でも相変わらずの活躍ぶり
    だいぶ太ったようだけれど
    タフのは変わらずで同年代より若い

    次回作ではまたどんな事件に巻き込まれるのか楽しみです

  • ずっと新刊が出ないので、書くのをやめたのか、体調が優れないのか、はたまたこの世の人でなくなってしまったのかなど考えて数年間読まずに最後の一冊を置いてしたのですが、そろそろ潮時だと思い、ついに読みました。
    歳をとったとはいえ主人公である俺の偏屈でだらしなくも真っ直ぐで愛嬌があるところは健在で、まだまだ読み続けたいシリーズだと改めて思いました。

  • 会社の人から「猫が出るから」という理由で貸してくれた本。
    読んでてすぐに「ススキノ」「ナポリタンがまずい」でこれって大泉洋の「探偵はバーにいる」?と気がつき、調べたらやっぱりそうだった。
    「俺」が結構言葉にこだわりがあるのが面白い。
    「〇〇とか」使うのが嫌いとか、あといくつかあったけど一つだけ理由が分からないのがあって考え込んだ。
    ところどころ指示語が噛み合わないようなところがあって何回か読み直した。
    ラスト数ページで殺人の理由、人間関係が明かされて、そんなんなのかーとびっくり。
    とりあえず猫のナナは幸せで何より。

  • 映画は全て観ていたが、原作は未読だったので書店で目についたこの作品から読み始めてみた。
    すすきの人だったこともあり、住所や文字から思い起こせる背景がいちいち懐かしくて切なくなる。
    前の日にデンマークの小説を読んでいたので、聞き慣れた単語に安堵してかあっという間に読み終えてしまった。
    エンタメ感のある展開は映画でも見てとれたのであまりギャップを感じることもなく、シンプルに楽しめた。
    次はどれを読もうか今から悩んでる。

  • 知り合いのスナックママ、ミーナから、旅行中の飼い猫の世話を頼まれた“俺”は、餌やりに訪れたマンションで変わり果てた姿となった彼女を発見する。行きがかりから猫のナナを引き取り、犯人捜しを始めた“俺”は、彼女の過去を遡るうちに意外な人物と遭遇、事件は予想外の方向へと進展する…猫との暮らしにとまどいながらも、“俺”はミーナの仇を取るためにススキノの街を走り抜ける。

  • 再読。ようやくススキノシリーズ読み終えたー。とぎれとぎれだったけど、やっぱ最初の頃の面白さはなくなった。俺も年を取ってバトルシーン?も少なくなったし。しかしまぁ恋人を心配する気持ちはわかるけど、やっぱ華がうざったい。そう思う時点でやっぱ私は恋愛に向いてないんだろう。俺が猫についつい話しかけちゃうというのは面白かった。もっと詐欺に関することが絡むのかと思ったけど、それは全然だったな。しかし女が男になりきることなんてできるのかね。

  • 複数回再読。
    著者は、もう書くことが無くなってしまったのだろうか。
    ワイズラックも少なく、伏線もあまりなく、行政の闇や個人の闇に深く入り込むわけでもなく。
    従来の著者作品のダイナミックな構造よりは、ハードボイルドミステリという形式を選んだ保坂和志のような印象、生活や友人知人の描写が詳細であるだけに。
    恋人と安定した生活をしている「俺」、ギラギラ感が減退してあまりかっこよくない。なんのために動き回っているのかもよくわからない。
    猫の描写は非凡。細かい仕草まですごくよく見ている。そして、猫を通して人間を観察する筆者の眼力は、素晴らしい。

  • 顔馴染みのミーナから猫の世話を頼まれた「俺」。
    約束通り餌をやりに行けば、ソウルにいるはずの飼い主が殺されていた。
    事件を担当した刑事の茂木から、猫を飼うのに必要なものを教えてもらう「俺」。
    かくして、猫の世話をしながらミーナを殺したやつを「俺」は捜し始める。
    「俺」もすっかり年を取り中年どころか初老のおじさんになっていた。
    そんな「俺」が慣れないながらも猫の世話をし、しかも癒されている図はなかなか微笑ましいものだった。
    若い頃とは違って無理のきかない年齢なのに、相変わらずやってることは無茶が多い。
    真相に迫っていく粘りも変わってはいないけれど。
    何気なく話をし、どうでもいいことで笑いあう。
    ちょっとした知り合い程度では相手のことなんてわからない。
    「俺」が見ていたミーナと、見えていなかったミーナはまるで別人だった。
    でも、これほど極端ではないけれどけっこうありそうな気はする。
    無意識にでも、相手を選んで見せる顔を変えているって、多かれ少なかれきっと誰でもしてること。
    それにしても猫は怖い。
    飼い主の仇を取ろうとしたんだろうけれど、猫の執念は凄まじい。
    そういえば、犬が祟るってあんまり聞かないような・・・。
    結局猫はこれまでどおり「俺」のところに居つくようだし、次回の登場を楽しみにしよう。

  • 2度目。
    新刊が出ないが東さんはどうしてるんだろう?

  • ススキノ探偵シリーズの最新作(いまのところ)

    前作は若き日の俺さんを描いて初々しくもなんだかなという感じだったけど、今回はそれなりに年取った俺さんが登場。

    相棒の高田も活躍。

    犯人の目星は結構早い段階で見当がつくんだけど、最後のごたごたはこのシリーズの特徴か?

    ところで久しぶりに春子さんの近況を知りたいんだけど次回作くらいで触れてもらえないものだろうか?

    まぁ及第点の★3つで。

  • 謎解きには重点を置いてない。会話中心だからサラサラ読めるんだな。流石に俺も年を取った。
    手袋ははくのだ。
    この世の中に絶対はないさ。絶対安全、なんてタワ言を信じて、原発なんか作るから、未だにあのザマだ(2011.9)

  • 図書館で。ススキノ探偵シリーズも随分長く出てるなあ。
    昔から登場するキャラクター達が相変わらずだったり成長したりしてその辺りのやり取りは面白いです。けれどもハナさんじゃないけど探偵さん、余計な首突っ込まない方が良いじゃないの、と個人的には毎回思います。が、まあこういう性分の人なので仕方ないでしょうね。
    とは言え現場の指紋を拭き取ったり、事件に関わる資料を勝手に持ち出すのはどうなのか。警察よりも自分の方が頭が良いと思っているからなのか。
    結果として友人だった人の知らなくてもよかった面を見せられてやりきれなくて酒を飲むなら最初からそれが仕事の警察に任せればいいんじゃないの、とは思います。まあそれじゃお話にならないですけどね。
    ヤマコシさんはびっくりですがオオバさんまでグループだったのはちょっとこじつけっぽくないかなあなんて思いました。そして最後に種谷さんが説明してくれるパターンが増えたような気がしなくもありません。
    でも猫は可愛いですね。

  • スナックのママ、ミーナから旅行中の飼い猫の世話を頼まれた<俺>は、ミーナが出発した日に訪れたマンションでミーナの他殺体を発見してしまう。
    行きがかり上、ミーナの飼い猫だったナナを引き取ることになった<俺>は、犯人捜しを始めるが......。
    ススキノ探偵シリーズ第12弾。

    2014年11月24日読了。
    このシリーズは普段、じっくりと読むのが好きなのですが、猫が登場することもあってか一気読みしてしまいました。
    今回は犯人らしき人物が割とすぐに分かってしまうのですが、そこで油断していたら、思い切りどんでん返しに遭いました。ちょっと反則に近いかも(苦笑)。
    もうひとつ。頻繁に焼き鳥が登場するですが、それが難。食べたくなって困りました(爆笑)!

  • そろそろだな。
    作者、東氏も意図しているんだろうな。

    連載当初、二十代の探偵が、今じゃ、50代半ば。
    よくぞ、ここまで進めたものだと感心する。
    本作の中で、次回あたりから、新シリーズに繋げるのかと思わせる布石が憎い。

    ススキノの街を移動焼鳥屋から見るという。
    情報屋としてやってゆくのかな。
    例の松井を主人公にして。

    ただ、相変わらず海外の探偵ものと同じように、着ているスーツ、装いに着いてのディテールは欠かせないな。

    フィリップマーロウとはいかないけども。

    派手さはないが、滲み出る中年の哀愁というものを感じさせる一冊でした。

    次あたりで、完結かな。

  • 知り合いのスナックママが殺された。行きがかりから彼女の飼い猫と同居することになった「俺」は犯人捜しを始めるが、彼女の過去を遡るうちに意外な人物と遭遇し…。「ススキノ探偵」シリーズ

    シリーズものとは知らず、表紙の黒猫が可愛いから図書館で借りてみた。いろいろな酒の銘柄が出てきて、つまみもバリエーションがあり興味深いが、物語そのものはありがちな展開で、猫の描写もワンパターンで物足りなかった。
    (C)

  • ススキノ探偵物語。登場人物がいちいち個性的で、話も面白い。
    ただ、だれがゲイでバイでホモなのか、相関図でも書かないと理解しきれない複雑さがある。

  • 知り合いのスナックママ、ミーナから、旅行中の飼い猫の世話を頼まれた<俺>は、餌やりに訪れたマンションで変わり果てた姿となった彼女を発見する。行きがかりから猫のナナを引き取り、犯人捜しを始めた<俺>は、彼女の過去を遡るうちに意外な人物と遭遇、事件は予想外の方向へと進展する…猫との暮らしにとまどいながらも、<俺>はミーナの仇を取るためにススキノの街を走り抜ける。<ススキノ探偵>シリーズ第12作

  • “ススキノ探偵”シリーズ第12作。
    『旅行中の飼い猫の世話』をひきうけた、探偵「俺」。
    しかし、餌やりに訪れたマンションで、
    依頼人(飼い主)の死体を発見してしまう。

    桐原、相田、高田、種谷、おなじみのメンバーとのやりとりは、
    いい(和む)。今回は猫のナナとのやりとりも くすりと笑える。

    “俺”が飲むウィスキーが美味しそうで、オールドパーを買ってしまった。
    (シリーズ2作目読了後くらい)
    でも、ちっとも飲んでいません。

    ウィスキーの美味しさがわからない・・・。
    ま・いいや、そのうち旦那さんが飲むでしょ。

  • オチがいつもよりイマイチかなぁー。

  • 探偵猫にやられる。
    今回もいろいろと変な人がいっぱい。
    もうどうして危ない方に行っちゃうのか探偵。
    と、ハラハラドキドキさせてもらいます。
    ラストも驚く仕掛けがあって探偵もびっくりかな。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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