リライト (ハヤカワ文庫JA)

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  • 早川書房 (2013年7月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150311193

作品紹介・あらすじ

2002年夏、10年前の思い出を元に小説を上梓した作家の美雪は、記憶と現実のくい違いに気づく。1992年秋、絶対に外れない予知夢で最悪の未来を見た霞は……時の4部作、始動。

感想・レビュー・書評

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  • 読み解くのが難解なうえに、大雑把なSFでした。
    ええぇっ⁉️
    というエンディングが癖になるのでしょうか?

  • 映画公開予定、図書館にて。

    過去は変わらないはずだった一1992年夏、未来から来たという保彦と出会った中学2年の美雪は、旧校舎崩壊事故から彼を救うため10年後へ跳んだ。2002年夏、作家となった美雪はその経験を示に小説を上梓する。彼と過ごした夏、時を超える薬、突然の別れ・・・しかしタイムリープ当日になっても10年前の自分は現れない。不審に思い調べるなかで、美雪は記憶と現実の違いに気づき…SF史上最悪のパラドックス。

    十年前である1992年パートと、十年後である2002年パートを交互に描いていく構成で、不思議感覚が違和感で、私には読みにくく感じました。
    しかし、この違和感や気味の悪さが魅力の一つのよう。
    ラストの真相もバッドエンドで…
    映像化、逆に気にもなります。

  • この作品はこの本をはじめ、全4冊シリーズのようだ。内容はタイムリープなのだけれど、どこか仄暗さを感じる。

    1992年中学2年の桜井(石田)美雪と2311年科学者で14歳の園田保彦が偶然出会ってしまう。
    タイムリープするのでややこしい。必然と偶然があり、過去、時間、運命を変えることはできない。ミステリーとファンタジーが混ざってはいるが、終わり方が・・・。思春期の40人が想い恋焦がれるチカラが意外な結末を招く。そしてリライトという題名の意味することを読者が理解した時にこの作品が完成するように仕組まれている、と感じさせられる。

    タイムパラドックスはなぜ起きたのか?元に戻せるのか?という点では面白い。時代を行き来するのと、登場人物がタイムパラドックスによって変わっているので、複雑でわかりにくい。これもまた面白さではある。

    矛盾したところが、果たして回収できるのかも読む時のポイントになる。読みはじめた時はありきたりの作品ではないかと感じたが、7章から面白くなってきた。なるほどシリーズになるのは、こういうことかと理解できた。

    ドラえもんは300年後のひとも知っているらしい。原田知世やまどマギも知っているのだろうか?

  • 読んでみようと思った理由は、たぶん(記憶が定かでない)Androidスマホのホームページを左にスワイプしたときに表示される情報ページ(何て名前なのだろう)で紹介されて、面白そうと思ったから。

    女子の名前が途中から違っていて「あれ?」と思いながら読み進めたが、そういうことだったのか! よく考えるものだ、と感心した。

    種明かしが知りたくて一気に読んだが、わかってしまえば後は特別感動も何もない小説。人に薦めることも、読み返すこともないだろう。

  • こ れ は ひ ど い
    時かけムーブからの多重残像拳
    怒る人いるだろうし意見も納得できる。ただ僕は感激しながら爆笑した
    あっという間に読み終わるのにそもそも内容を忘れがたい。リピート産ミステリ風バカSF添え

  • 映画観てから読んだ
    あー映画の脚本は結構変えてあるのね
    舞台も尾道になっててかなり大林版時かけに寄せてあったのね
    映画ではう~む ってなった部分も原作だと
    あぁなるほどね となった
    これ三部作なのか 続編はヒマなとき読もう

  • 「SF史上最悪のパラドックス」という触れ込みは間違っていなかったです。

    ページを進めるごとに違和感を感じつつも読み進めて、ページを行ったり来たりして人物名を確認して読み進めて、徐々に、徐々に空気が変わってラストは一気読み不可避。
    このパターンは予想してなかったです。

    卵が先か、鶏が先か、そんなことはどうでもいい。とにかく最後はそうなってしまう。わかってしまう。最悪の辻褄合わせ。えげつないタイムパラドックス。

    最後の最後に笑うのは誰なのだろう?

  • SF小説、特にタイムリープ系は、読んでいて矛盾を見つけたり別の解決策を思いついたりしてしまうと一気に冷めてしまうが、この作品は全くそうならない。パラドックスによる行動の制限や未来への辻褄合わせは難しく、すぐには理解できない部分もあったが、御都合主義はなく理論的で、好感がもてる。
    パラドックスの回避のために事実がリライトされる本筋にミステリーの要素も加わって、小さな疑問の積み重ねが最後に収束し、緊張感が爆発する。後半は一気に読んだ。

    タイムリープを含め何でもできる未来人は、現在人にとってはチートでしかないと思っていたが、天才ならパラドックスを逆手にとり、未来人を手玉にとることが可能だとわかった。

    「時をかける少女」のオマージュがされているが、ダークな感じや緊張感は「STEINS;GATE」ファンに刺さるのではないだろうか。

    続編が3作も出ているとのこと。読みたい。

  • まず、初めにこの作品が、筒井康隆さんの「時をかける少女」を強く思い出させる内容なので、読みながら、そちらの話も思い出しながら読み進んだのですが、途中から、彼女がどの人なんだと、そしてその彼女の違いに不信感のようないいようのない悪寒を覚えました。
    最後にその違和感の理由は、わかりますが

    実は、個人的には、イヤミスが苦手で、できればスッキリしたい派なので、本来、この小説は、好みではないと思うのですが
    時のパラドックスを扱った小説が好きなので、この小説をSFとして読んだ感想としては、背筋が寒く感じる感覚(あくまで、個人の感覚なので、はっきりと説明は難しいですが)があり、確かに興味深い一作だと感じました。

  • 映画→映画版文庫ときて、ついに原作
    すごく面白かった
    難解ではあるもののミステリー的な要素と微妙にホラー的な雰囲気もあいまって、単にハードなSFという感じではない形にまとまっている

    これをああいう形で映画にしているのもなかなか魅力的な話だなと感じるし、リライトのリライトが行なわれて、あの形の脚本に仕上がったのかと思うと、それはそれでなかなかに興味深い

    いくつか作品を追ってみたいと思える作者に出会えた

  • うーん、視点の入れ替わりでなんとなく仕掛けの想像はつくのだが、タイムパラドックスのはちゃめちゃについていけなかった。SFファンは、喜ばん気がするけどなあ。
    映画のノベライズはどうだったのだろう?

  • 原作小説読了。思ったよりだいぶ映画版と違った。ただ、バッドエンドに振り切ってるのと一部の登場人物について変にフォローを入れていない分、こういう話としての一冊のパワーはこっちの方があったかなと思いました。映画はああも変えてたなら変に最後原作に寄せなくてもよかったろうに。

  • うーん、確かに面白いところもあるのだけれど、なんだか尻切れトンボで、決着つかないまま終わってしまったように感じて残念。
    最後の酒井茂の怒涛の説明についていけず、納得できず。

    •未来から持ってきた携帯電話を適当にいじっていたら、保彦の端末が鳴る、というのはどういうこと?
    •2002年で保彦が美雪に会えなかったのはなぜ?
    •保彦は千回もタイムリープできるほどの薬を未来から持ってきていたの?例のドラえもんのポケット?
    •酒井茂のナビゲーションで旧校舎や祭りなどの限られた空間で40人もの人間をすれ違わずに動かすことができる?
    •一つの階段で同じ日時に40人に壊れる体験をさせるのは不可能。日時はまちまち?
    •女子でなく、男子や先生が体験した場合に同じ小説が書かれる?
    •並行世界、複数の世界線は存在しない前提?
    •卒業アルバムが変わったと認識できるということは、記憶はリライトの影響を受けないということ?(酒井茂の説明理解できず)
    •友恵と結婚したなら保彦は10年間何をしていた?美雪に会うことすらできない?(酒井茂の説明理解できず)

    巻末の解説に書かれている「夏への扉」、「リプレイ」は私の大好きな作品であり、とても評価されている作品だと思う。
    でもこの作品が、リライトという事象が、私には理解できなかった。
    理解できればもっと楽しめたのかもしれない。ちょっと悔しい。

  • ん?誰の話??が続いた後の最後の畳み掛けがすごかった。
    しかし思うにパラレルワールドはなくはないけどタイムリープはありえないかなぁって感じた

  • もう何年も繰り返し読み続けています。
    いろんな方の考察やレビューもみました。
    妻にも読ませて感想を聞きました。
    最近やっと理解してきました。
    そんな本です。

    難解ですが、スルメみたいな本です。
    私が証明しています。

  • バッドエンド版時をかける少女と呼ばれる作品。
    おかしいことは割とすぐに気づくが、最後まで読むとかなり難解になる。こんなに軽い読み口で書かれてるのに難解SFとは騙された。読み終わるまでは1時間くらい。
    考察サイトを見て時間軸や登場人物などをまとめないとわけわからんですね。
    一読後は、凄くロジカルに書いてるんだろうなという雰囲気を感じるだけで終わった。

  • この作品は難しい。美雪の「待っ」で終わる小説って。
    なんとも言えない余韻を残して終わった。
    夏祭りの改ざんの件がいまいちわからなかった。
    物語の流れもほとんどつかめないまま。パラドックスは難しい。

  • さらっと一読では、わからない。読み返そうともあまり思わず。。

  • 読み始めた時は、こんなに恐ろしい読書体験になるとは予想もできなかった。
    とりあえず、表紙から想像してしまいがちな爽やか青春タイムリープ小説、ではないということだけ言っておきます。

    内容はかなりややこしい。途中、違和感を感じることが何度かあると思うけど、最後の種明かしで全部解決する…解決と言っていいのかどうかわからないけど。

    読後しばらくしてから、美雪と章介の最後の電話を思い出して、すごく切ない気持ちになった。

  • タイムパラドックスのSF。シリーズになってるのかな。

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著者プロフィール

1982年、静岡県生まれ。『バイロケーション』で第17回日本ホラー小説大賞長編賞受賞。

「2010年 『バイロケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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