know (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
制作 : シライシ ユウコ 
  • 早川書房
4.03
  • (189)
  • (238)
  • (136)
  • (17)
  • (1)
本棚登録 : 1700
レビュー : 222
  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311216

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 読み始めたらどんどん進みました。ちょっと難しいけど、スリルもあって面白かったです。最後の一言にはしびれました。

  • 面白かったけど、難しい言葉が多くてすんなりと頭に入ってこない。
    知ルがよくよく考えてるとまだ14歳と思うと、複雑。
    ラストはなるほど!と思い、世界が一変するとはこーゆーことねと。
    一体ひとはとこまで「知る」べきなのかちょっとだけ考えさせられた。

  • SFに嵌っていたので古典以外も、と思って読んでみた作品。
    読んだタイミングがよくなかったか、スピールバーグ監督の映画「マイノリティ・リポート」にある意味ですごく重なる。その原作者のディックや、星新一の世界観かも。
    文体がラノベっぽくてあまり好きになれず。『考え殺す』ところはおもしろいなーと思ったけれど、SFに求める驚きはなかったです。

  • 初作家さん。ⅡとⅢ。知ルの力が明らかになっていく様子は熱かったです。

    それだけに以下がもったいない。
    ①ルビがうっとおしい。②生理的に不快な描写が多い。

    こんな読むターゲットを絞るような書き方をせずに、間口を広げればいいのに。

  • 知ることと生きること
    知り抜くことの到達点

    思弁的で映像に

  • ネットでなんかを検索したりすると、情報量の多さに溺れてしまいそうになる。2ちゃんねるとかヤフーニュースのコメントなんかを見ると、品性下劣な感情の垂れ流しに気分が悪くなる。ISILの動画を観た人の話を聴くと情報を入れない対策も講じておきたいと思う。

    アナログ昭和なこの俺でも、情報の氾濫に「こんなんでエエんか?」と危惧を覚える昨今、この小説が描くのは、さらに分厚くさらに有象無象の情報があふれている近未来社会である。受けとれる情報量の多さと隠せる個人情報の少なさで階級を作っている社会である。あふれ情報の全てを吸収し理解し放出できる存在が現れたとしたら・・・。

    結局はCPUの性能で勝負がついてしまったり、人物描写が情報戦の描写に負けているのでキャラ立ちが弱かったり、物語展開上のこととはいえ14歳の娘を抱くことを正当化するのはどうよとか・・・瑕疵はいろいろ目立つものの、情報社会のデフォルメを描ききろうとする作者の力技の筆運びは読んでいて心地よい。「ありえへん、んなアホな」とつぶやきながらページを繰る手が止まらない、その醍醐味を味わえただけでも読んだ価値あり。

    ただラストが残念。確かに結論をつけづらいテーマであるとはいえ、力強い筆運びですすめてきたんだから、荒唐無稽の決め付けで終わって欲しかった。

  • 人間が使う道具(メガネ、つえ、自動車など)の空間を、自分の身体の一部として脳が認識するという概念であるペリパーソナルスペース(身体周囲空間)、本書が描く世界はネットと人口知能をそのペリパーソナルスペースにする「電子葉」と呼ばれる人間の脳に埋め込むデバイスを巡るSFサスペンス、次々と現実になっている未来を予測する考え方がSF小説らしい展開で描かれていて、とてもハラハラドキドキで楽しめます。エピローグがまたグッときました。

  • 読み慣れない言葉がたくさん。SFって普段あまり読まないけど、面白かった。わりと分かりやすくなっていると思う。
    最後、ページ構成がいいよな。

  • アニメで見たいと思わせる作品。

    近未来の設定がとても面白い。
    かと言って難し過ぎず、ぐいぐい読み進められた。
    キャラクターも一癖あっていい。


    人間の脳はどこまで“知る”ことが出来るのか。

  • 一見難しそうな理系寄りの言葉(電子葉とか、情報材とか)が序盤からどんどん出てくるが、わかりやすく定義されているため、著者の創りあげる世界に引き込まれていく。

全222件中 91 - 100件を表示

著者プロフィール

『[映]アムリタ』が第16回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》を受賞、同作品にてデビュー。『know』が第34回日本SF大賞にノミネート、『バビロン』がTVアニメ化。ほか、TVアニメ『正解するカド』、劇場アニメ『HELLO WORLD』の脚本も手がけるなど、多方面で活躍中。

「2019年 『舞面真面とお面の女 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

know (ハヤカワ文庫JA)のその他の作品

know Kindle版 know 野崎まど

野崎まどの作品

ツイートする