天冥の標VII 新世界ハーブC (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 496
レビュー : 64
  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311391

作品紹介・あらすじ

男性24905名。女性27339名。成人1029名。残存人類、52244名──第7巻のさらなる絶望

感想・レビュー・書評

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  • 「さらなる絶望」とあるが、「底」からいかに立ち上がるか。
    第1巻の29世紀から第2巻の21世紀まで遡った物語が
    ようやく第1巻の世界へ繋がりかけてきた。
    ただ第1巻の記述と、まだ食い違うところがあるので
    明らかになっていない真実を注意深く読みすすめなければならない。
    で、8巻の帯にはメニー・メニー・シープの『二百万人』とある。
    いつの時代なのだろう。(再び)早くも、次が待ち遠しい。

    ただ、非情な決断のパートや、政変のパートの描き方が
    少々淡白に感じてしまったのが残念。

  • 小川一水版『ルナゲートの彼方』
    しかしまあ、なんていうか、よくもここまで壮大な話を書いてくれたもんだ。
    とりあえず、ここで一旦『メニー・メニー・シープ』に戻って復習後に先に進みます。

  • 作者いわく、50000人で蝿の王をやりたかったとのこと。

    生き残っているのがほぼ子供の状況の中、我々の生活がいかに整えられたインフラで成り立っているのかを思い知らせれる。

    食べ物の生産、ゴミの廃棄、電力の供給、死体の処理、etc...。

    誰かがそれらをやってくれているのであり、何もせずに全て自動的に行われるわけではないのである。

    特にスカウトの少年たちが、死体を放置したことで起こった現実を目の当たりにして戦慄を覚えるシーンは…。

  • 1巻に完全に繋がった……。そもそも、そこで語られていたことがミスリードでもあったわけね。議会が「スカウト」である意味も。
    でも、まだ話は続く。

  • 過酷な宇宙の閉鎖空間で5万人が生活するという困難が、次々降りかかる問題によって嫌でも見せつけられる
    SF的な空想を十分に堪能できるシュミレーション
    急激な記録の改ざんはちょっとあれだけど、感染症とか反乱とか開拓の進み具合とかなかなかリアル
    主要な人物たちは前の巻からの登場であり、もう少し個性がはっきりあってもよかったかもしれない
    ちょっと人数も多くて、準主役的な人物が散漫な印象になったのがちょっと残念かもしれない

  • 著者:小川一水(1975-、岐阜県、小説家)

  • 勘がいい人ならセレス地下世界に多数の人間とスカウトのメンバーが避難した時点で気付いたかもしれないが、これは意地悪だ。最初にハーブCは地球人が入植した惑星として説明され、途中でジニ号が新たな惑星を目指して旅立ち、読者のミスリードを誘う仕掛けがいくつもあった。しかしその事実を受け入れてしまうと後は人類がここでどのようにして数百年も生き続けて行くのかという純粋な興味と、無人島サバイバル的な物語に惹き込まれていった。これでⅠ巻に話が繋がっていく訳だが、もう少しだけこの世代の話を読みたかったというのが正直な感想。

  • そうだったのか。ようやくつながった。
    それにしても、リーダークラスのメンバーの心労は想像を絶する。

  • まず、前巻の素直な続編であることに驚く。そして第1巻の前日譚であることにも。取り残された少年少女の苦闘を描くのは、十五少年漂流記と言うよりは、蠅の王的か。一方、外敵の存在もあり、内部の争いにそこまでバランスが割かれているわけでもないが、未来の世界に暗い影を残している。外敵と共に。羊はかわいい。

  • やっと七巻まで辿り着きました。

    六巻の三冊が激ヤバ過ぎた。

    ほんとどうなるんですか、これ。
    どこをどうやってハピエンのオチをつけるんだ!?

    ノルルスカイン、もちっとやる気出せよー。

    ひつじ可愛い。

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著者プロフィール

小川 一水(おがわ いっすい)
1975年生まれ。岐阜県出身。男性。1993年、17歳で応募した第3回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞に、「リトルスター」で佳作入選。1997年、『まずは一報ポプラパレスより』で作家デビュー。
2004年、 『第六大陸』で第35回星雲賞日本長編部門を受賞。2006年、 『老ヴォールの惑星』に収録されている「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞。 『老ヴォールの惑星』は「このSFが読みたい!」ベストSF2005国内編で1位にも選ばれた。2011年、「アリスマ王の愛した魔物」で第42回星雲賞日本短編部門を受賞。2014年に『コロロギ岳から木星トロヤへ』で第45回星雲賞・日本長編部門賞を受賞。

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