- 早川書房 (2014年3月26日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (272ページ) / ISBN・EAN: 9784150311520
作品紹介・あらすじ
ある中学校のサッカー部が迎えた最後の試合。神様が「勝たせなかった」のはなぜなのか。
みんなの感想まとめ
サッカーを通じて成長する中学生たちの葛藤と絆を描いた物語が展開されます。物語は、絶望的な状況から始まり、選手たちが自らの弱さと向き合いながら試合に臨む姿が印象的です。彼らの心情が繊細に描かれ、青春の悩...
感想・レビュー・書評
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部活をしている方々の視点が変わっていく。連作短編集のようだ。
青春の頃を思い出す。
ただ最後の仕掛けにはおどろかされた。
そんだ仕掛けがあったのかと驚いた。
彼らは苦しくてもピッチに立つと決めた――『私を知らないで』の著者による新たな傑作
中学サッカーの首都圏大会、県予選の準々決勝。
2点ビハインドから追いついて迎えたPK戦。
各チーム二人ずつ蹴り終え、0-2でリードされた状況に、
キャプテンでゴールキーパーの潮崎隆弘は試合を諦めかけていた。
そんな絶望的な状況下で、点取り屋の阪堂隼人、
司令塔の鈴木望、マネージャーの広瀬はるならは、
自らの弱さ、葛藤と向き合っていく――
繊細な中学生たちの揺れ動く心情とともに運命の試合が、いま決着する。/掲出の書影は底本のものです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3.5
サッカーのPKで0-2の絶対絶命から物語はスタート。
次を止めなければ負ける状況で5人の選手たちの葛藤や心情を描く青春ストーリー。
中学生らしい悩みを抱える者もいるが
最終的には思わぬ展開が…
少し話しはよめてしまうが面白い作品だった。
これはただのサッカー小説ではない… -
中高一貫の進学高 サッカー部の熱血顧問の元 悲願の全国大会まで あと1つ。
しかし チームは空中分解寸前…
その原因となった15年前の事件とは?
そして、【秘密】【約束】全てが明らかに なった時、試合は最終盤へ……
悲願は達成されるかのか?
【感想】
ただの青春小説と思いきや……
話は意外過ぎる展開に!!
最後ゎ全て丸く収まって良かった! -
青春ストーリーかと思いきや、どえらいストーリー。
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中学生が主人公のサッカー小説。
といっても、技術的なことはそれほど細かくないので、サッカーをよく知らない人でも楽しめるだろう。
全国大会に出場するための予選。
前半2対0の劣勢から追いついて、勝負はPK戦へ。
そのPK戦に挑む、それぞれの選手のサッカーとの関わり、学校生活や友達、家族などへの思いを語りながら話は進む。
中学生の語りのせいか、テンポが小気味よく、すらすらと読める。
彼らの様々な心情にも共感できる部分がたくさんあり、なかなか興味深い。
ただ、最後がなあ------。
薄々は気付いていたものの、さすがにちょっと強引過ぎる。
過去の話だけに、深い掘り下げもないので、かなり無理矢理感がある。
それでも、ちょっとウルウルはしちゃったけどね(笑)
純粋だった中学生の頃に戻りたいな。
まあ、楽しく読めるスポーツ小説といったところでしょう。
ちょうどWCの真最中の時期だけに、決勝トーナメントでPK合戦があったら楽しく見られそう。 -
白川三兎の他作品と比べるとあっさりしていて、いくらか違う読み味。
読みやすいと言い換えることもできるが、著者のよく練られた伏線や構成力が見られなかった。
定番のどんでん返しのオチも読めてしまった。
前半は青春小説のようだが、途中からミステリに変わるというのはおもしろい。
しかし、そのせいで登場人物たちの存在感がふわふわしている。
というのも、一見、中学サッカー部を舞台にした群像劇のようだが、結局は望の物語に収束していってしまうのだ。
極端なことを言えば潮崎・広瀬・真壁は終盤のミステリ部分については不要だ。
そのせいか、エピローグで彼らのその後も描かれなかった。
読み味が途中で変わるのは面白いが、そのせいでどっちつかずになってしまった。 -
PK戦の3、4、5人のシーンを一冊で
語っています
(それまでの試合展開もあり)
もちろん試合のことですが、それ以外のことが
ほとんどで長いPKでした
でも各選手(主要選手)の思いがいろいろ
語られいろいろなことが判明します
終盤には意外な事実があきらかになり
ちょっとびっくりでした -
どれだけの間、読まずに置いておいたか?
単純なサッカー小説ではないと知ってはいたけど。登場するキャラクターの役割、伏線の付け方、試合の流れに計算通り織り込んでいくスキルの高さ。途中で物語の展開は読めるけど、
中学生の視点となれば、それもありかと。 -
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勝負はPK戦にもつれ込んだが、選手たちの試合への思いはそれぞれだった。フットボール青春物語。
ただアノ設定は面白くない。決めつけるのは無理がありすぎる上に一気に昼メロになってしまった。
それ以外は時間軸を遡らせたり色々な人物の視点になったりPK心理などは楽しい。更に言えば中間に敵チームのエースの視点を入れても楽しかったと思う。 -
久しぶりに白河三兎作品を読んだ。全体の3分の1を読んだ時点で、物語の核心部を正確に理解できてしまったので、ミステリとしてはイマイチなのかもしれない(半分は読者の私が悪いのだが)。ミステリとは関係ない部分だが、後日談(12年後)のエピソードは余韻を残すいい終わり方だったと思う。
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中学生のサッカー部員一人ひとりの視点から、中学生活最後の試合に至るまでの経緯が描かれている。
そのため、各章では一人の部員の最後の試合の状況から始まり、過去に遡り、最後の試合のPK戦の活躍とを繰り返す。
部員一人ひとりのの目線で同じ出来事を遡っていくうちに、感情移入の度合いが高まっていくので、のめり込んで読めた。
人の表面と内面、他人から見た評価は、違うと普段から思っていても、このように表現されると、他人はもちろん、自分のことすら本当に理解するのは難しいことだとわかる。 -
どうしても勝ちたい試合はPK戦にまで縺れ込み、敗色濃厚。
最後のキックに臨むプレイヤー達それぞれの背景を丁寧に描きながら
みんなの想いは勝利に収斂されていく。
勝ちたい理由はそれぞれにある。
でもチームだから、その全てを背負って、全ての迷いを一蹴する。 -
白河三兎の青春小説。ミステリかは微妙。
中学サッカー部のPK戦を、各選手たちの物語と共に描き上げたもの。
個人的には好きであるが、もう一つ特徴があればなおよい。
あと、少し保守的な要素を感じた。もっと奇抜なセリフや展開があってもよいかもしれない。
4- -
ごめん。これはわたしがサッカーにどうしても興味を持てないという個人的事情が大きい。せめて野球だったら…(無理言うな)
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勝ちたい理由はみんな同じではない。
後ろ向きな根底があるからこそ、器用に立ち回ることができる姿に一番共感できた。 -
ある中学校のサッカー部を舞台にした小説。
最後の試合になる(かも)試合の前に起こったある出来事を通して、登場人物それぞれの心の葛藤を描いている。
構成は各章ごとに一人の登場人物にフィーチャーしていき、徐々に物語の核心に近い登場人物にスポットが移っていく。
徐々に最初に撒かれた点が線になって繋がっていく。
最後のエピローグ的なシーンで全ては報われる。
ストーリーの進め方もなかなか面白い一冊。
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白河三兎の作品
