星界の断章III (ハヤカワ文庫 JA モ 1-13)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 259
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311537

感想・レビュー・書評

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  • 本編かと思ったら短編集だった…

    本編どうなっているの?

  • アーヴによる人類帝国は広大だ。
    彼らは何を想い、どうやって暮らし、どんな歴史を重ねてきたか。

    本編の登場人物たちのエピソードではなく、アーヴの挿話が主に挟まれる『星界の断章III』。語られていない、しかし、語ることの出来る話が多く残されていると想像できる。その語られていないアーヴや帝国、そして人類世界の側面を、もっと知りたいと思わせてくれる作品。

  • 今回は主役の二人は登場しない。脇役の人たちのサイドストーリーと、本編で言及された過去の事象の話がメイン。でも、結構ちゃんと書かれていて、断章シリーズの中では一番おもしろいと思う。ただ、やっぱり本編を読んでいないと、細かい設定とか分からないと思うので、まずは、紋章及び戦旗が先だと思う。

  • これだけカタカナが横溢していても気にならない。星界の舞台背景の書き込みのバランスがよい塩梅なんだろう。

  • 主要キャラのバックボーンとか帝国の歴史なんかが描かれるので、やはり見逃せない短編集です。終わり方が唐突だったりして、物足りないというかもどかしく感じたりもしますが、これはこれでいいのでしょう。
    DVDの特典だったりしたものが多いのが断章シリーズですが、今後はどうなるんでしょうか。

  • 主役であるジントは全く、ラフィールもほんの少ししか登場しない短編集。
     どちらかというと脇役の人たちの、それも本人でなく連なる一族の人物を通じて、各一族特有の性質を描くエピソードが多い。
     記憶にあるのはスポールくらいで、後はああ聞き覚えあるな、程度だが。
     本編の方もこの設定を十分に生かすべく書き進んでほしい。

    ・野営 皇族の章
     ドゥサーニュ(アブリアル)
     ドゥビュース(アブリアル)

    ・野営 貴族の章
     ペネージュ(スポール)
     リュトレー(ソスィエ)

    ・野営 士族の章
     ノール(エクリュア)
     サガージュ(コリュア)

    ・出奔
     ドゥヒール(アブリアル)

    ・介入

    ・誘引
     セスビー(クファディヌ)
     フェリーグ(スポール)

    ・海嘯
     ラムリューヌ(アブリアル)

    ・離合
     コンサ(コリュア)
     ナース(エクリュア)

    ・来遊
     ロビート・ボイガ
     ビボース・ビノー
     スネーシュ・フルーリア
     エディリュア・エディ

  • 章の始めは、登場人物の名前も結構忘れてて、Wikiで検索しながらの読了。もちろんスポールさんは覚えてるけどね(^_^;
    野営が一番面白かった。軍旗が盗まれるなんて、伝統行事か訓練であることはすぐ想像つくが、それぞれのキャラが、それぞれの個性のままの思考と行動なのが嬉しくなる。そうそう、若い頃も経験を重ねても、思考の基本みたいなところ同じなのよ。エクリュリアの両親のお話もらしいようならしくないような。

  • 2014/03/23
    本編の続きはよ笑

著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。SF作家。92年、短編「夢の樹が接げたら」でデビュー。アニメにもなった『星界の紋章』シリーズや、日本SF大賞を受賞した『突変』など、著書多数。

「2023年 『夢のまた夢 若武者の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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