魔聖の迷宮 (ハヤカワ文庫 JA ク 1-133 グイン・サーガ 133)

著者 :
  • 早川書房
3.52
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本棚登録 : 164
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311629

作品紹介・あらすじ

宗教都市ヤガをめぐるおそるべき陰謀とは? 途絶した『見知らぬ明日』のその後を描く。

感想・レビュー・書評

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  • ついに、栗本薫正伝の中断地点からの語り継ぎ。
    初巻は、少し肩に力の入った感じも少しあるのだけれど、長い中断のストレスを解消させてくれるような怒濤の展開!ちょっと盛りだくさん過ぎるかなぁ、次巻からの展開が少し心配になるのだけれど(これじゃあ、150巻くらいで終わってしまう(^^;))、まずは歓迎。あとは、過去の伏線・登場人物の、消費と再生産のバランスくらいかと思うけれども、まあその点は、大量の原作に支えられて、「豹頭王の花嫁」にたどり着くまで心配ないかな。
    気になる、語り手の交代による違和感だけれども、読んだ感覚は、外伝1 七人の魔道士あたりに戻った感覚で、個人的には(連続性はともかく)それほど違和感は感じず、これもありかな、という印象。栗本ファン,というよりは、グイン世界のファンである自分としては、じゅうぶん以上に、楽しめる出来だった。

  • ようやく待望の続きが読めた。前巻同様、グインサーガがナチュラルに栗本薫から五代ゆうに引き継がれていて嬉しくなった。後半はやや性急に感じたが、いずれにせよ、読者としてはこれで安心。

  • ついに「見知らぬ明日」の続きが始まった。
    「運命の子」でグラチウスが明かした様に、「7人の魔道師」が姿を現す。
    あたらしいキャラクタも生まれ、「ヤガ」「パロ」に加え、ザザやウーラも出てきて「黄昏の国」のエピソードも同時進行しそう。
     さあこれからという感じられ、期待を持たてくれる。

  • 今後の展開が楽しみになる終わり方。栗本氏とはやはり違うが、違和感のない文体を心掛けているようにも思える。

  • ついにあの「見知らぬ明日」(130巻)の続きです。これが出る日が来るとは。
    130巻のあの後を果たしてどうするのか、と思っていましたが、何かけっこう良い感じですよ。
    五代ゆうは131巻(パロの暗黒)も書いていて、そっちはちょっとトバしすぎか、と思いましたが、この133巻はちょうど良いペースです。
    長い長いグインサーガなので、過去のエピソードや登場人物をいろいろ絡めて欲しい、さらに、過去の縮小再生産というだけではなく、新しい登場人物、新しい設定、新しい話をどんどん出して、世界を拡張して欲しい、と思います。この133巻では、そんな息吹も感じられ、次が楽しみです。(次は宵野ゆめによるサイロンの話しですが。)

  • おどろどろしい感じにお久しぶり、
    でもなんかちょっと薄いんだよねぇ〜
    まぁ、これから頑張って貰うしかないか…
    久々のスーティ、スカール、イエライシャ
    ビックネームが帰ってきたねぇ〜
    ひとまずヒロイックファンタジー感がちょっと戻ってきてホッとした感じですね(≧∇≦)

  • グインサーガを引き継いで書くって、本当に大変な事なんだな、という感想。
    ドリアンがカメロンさんに可愛がられて育っているのにほっとしました。このまま(ってわけにはいかないよね、多分)無事に育ってくれたら、と。
    それにしても、栗本さんの時の様に物語が進まない予感が…。この巻はブランが物凄く活躍しちゃっているし、新キャラも只者ではない様子。グインにはこのクラスの登場人物が数えきれないほどいて、さらに増えると…。
    「豹頭王の花嫁」生きてるうちに読めるかな…。

  • シリーズ133

    ヤガに潜入したブランくん苦労人の巻


    ウーラにじゃれつくスーティの可愛いこと(*´꒳`*)

    囚われのフロリー
    スーティと隠れ中のスカールのもとに
    現れた、大鴉ザザと狼王ウーラ


    そして、かなーり胡散臭い新しきミロク!

    作者は変われども
    グイン・サーガの世界は続いていく…

  • 読了。

    グインサガーガ 133 魔聖の迷宮 / 五代ゆう

    133巻目です。

    長いし億劫だったので積んでありましたが読みました。

    あれ?
    今作面白い...ぞ...

    グイン編ではなく、ミロクの聖地ヤガ編で、ちょっとだけパロ編、ちょっとだけゴーラ(カメロン)編がある一冊です。

    スカール、フロリー、スーティ、ヨナ、ブランに、イェライシャがメインです。
    グインはいません。

    メイン登場人物が多すぎてあっちこっち飛ぶ物語ですが、今は亡き栗本薫が最後の出版した部分、聖地ヤガ編の物語が進みます。

    外伝の懐かしのメンツも出てきて誰やねん状態ですが、収束しつつあるのではないかという気もしますね。

    栗本薫より読みやすい気がするのは気のせいでしょうかね。

  • 連れ去られたフロリーとヨナ。
    ミロクが変質し、キタイが黒幕。前までの展開を覚えてないのだが、ブラン、スカールとともに行動してたらしい?
    あとはケイロニア。おばけトルクが出現など、魔道し放題。

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