天冥の標VIII ジャイアント・アーク PART2 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
4.23
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本棚登録 : 469
感想 : 53
  • Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311698

作品紹介・あらすじ

ふたたび物語は動き始める──カドムの、アクリラの、イサリの、そして人類の運命は?

感想・レビュー・書評

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  •  4第8巻のPart2。メニー・メニー・シープの文字通り「裏側」が描かれる。カドムとイサリはどうなるのか。また太陽系の人類はどうなっている?

  • 全10巻全17冊

  • カドムはセレス北極へ、アクリラは図らずもセレス南極へ……

    1巻でみんな死んでしまったのかと思い、そんな終わり方ある!?!?と衝撃を受け続きが気になりすぎて次の巻もその次の巻も読み進めついに8巻。
    主人公格がそんなあっさり死んでるわけないよな!!!
    この物語、広げに広げた大風呂敷を、ついに畳み始めにかかったというところか。

  • PART1ラストからの展開が予想とあまりにも違って驚いた。
    カナ表記だからか、いくつもの意味が込められた“ジャイアント・アーク”に唸る。
    敵味方の読めない展開。カヨの動きが意外だった。
    そして、次巻へのワクワク!楽しみ。

    イサリとアケボシのエピソードはいつも微笑ましさを与えてくれる。

  • 1巻の続きのストーリーが、色んな過去を踏まえさせつつようやく進む。
    イサリがカドムと通じ合って、人肌と触れ合えて良かったね。という感じ。
    カヨ…結構好きなキャラだったのに敵側だったのね。
    アクリラはパワーアップして帰ってくる!オムニフロラが真の敵だと知って。
    エランカは新政府大統領として頑張っております。残らされた人類は生き延びようと懸命です。

    どうまとめるのか楽しみ!

  • 【所蔵館】
    総合図書館中百舌鳥

    大阪府立大学図書館OPACへ↓
    https://opac.osakafu-u.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=2000871482

  • 第1巻メニーメニーシープから7巻を経て、ついに物語はメニーメニーシープのその先にたどり着いた。
    アクリラは地の底でカヨに責められ、カドム一行は真実を知るためにセレス北極シティを目指す。
    一方メニーメニーシープでは、エランカ初代大統領は人々をまとめ、<咀嚼者(フェロシアン)>に反撃ののろしを上げていた。

    いやー、<咀嚼者(フェロシアン)>の強さを散々過去の巻で見せつけられた後だけに、メニーメニーシープ側に勝ち目なんか絶対ないだろうと思ってたけど、意外となんとかなるものなんだなぁ。
    もちろん、<咀嚼者(フェロシアン)>側がきちんと攻めてくればどうしようもないというのは作中でも語られている。
    「いつだって、強すぎる力を間違った方法でしか使えない人たちなんだよ、<救世群(プラクティス)>は」

    そして、この巻のハイライトはやはりコニスタント湖とそこに生えていた星のリンゴ「アケボシ」を、そしてアインの祖母を発見したシーンだろう。
    長い時を経て、多くを失いながらも、つながっているものもある。

    ラストはアクリラがスーパーサイヤ人になるw
    ちょっと強力にしすぎとも思うが、これくらい強くないと帰ってこれない仕方ないかな。
    そしてついに真の敵はミスチフ/オムニフロラだとアクリラが認識する。
    ようやく、ようやくそこにたどり着いた。
    あと9巻と10巻しかない。
    敵はあまりにも強力で、こちらにはまったく対抗手段がない。
    一体どうまとめるのか想像もつかないが、小川一水先生ならやってくれるだろうと信頼しているので残りの巻をただただ楽しみにしよう。

  • ようやく8巻読み終わり!
    そろい踏みで皆さん勢ぞろい、でもきっとこの抗争よりも重要な問題とか出てくるんじゃない?と思ったり思わなかったり。

    前の巻を読んですぐに次読むとか書いたのが5年前ぐらいということにびっくり。もうそんな経ったのか…(もっと経ってるかもですが)

  • 過去を探る天上の少人数の冒険と、未来を創るための地上の軍事、政治の群像劇とが対照的に進行する
    今までのまとめと今後への布石のような大きな展開のないようなストーリーだが、地上の戦闘シーンや炎の道、天空のリンゴのシーンはじめ情緒的で印象深いシーンが多い
    クライマックスに向けて、じわじわ緊張がまた高まってきている感じで今後が楽しみ

  • 人類のカドム、ユレイン、メーヌと<<恋人たち>>のラゴス、マユキ、<<海の一統>>のオシアン、<<救世群>>のイサリという様々な種族が揃った面々は、過去を知り、世界を理解するためにメニーメニーシープの天井である準惑星セレスの地表を目指す旅にでる。
    カドムはブラックチェンバーと呼ばれていた時代の形跡と、徐々に思い出されるラゴスの記憶、イサリから語られる300年前の歴史から朧げながらも世界の輪郭を感じ始める。

    一方、メニーメニーシープのエランカは各都市と連携し、咀嚼者への対策を講じようとしているが中々うまくいかない。
    そんな中、フェオドールが廃墟となったセナーセーへエランカを案内し新たな戦力と邂逅を果たす。

    忘れないように毎回あらすじを感想に書こうとしているが、謎が明かされるにつれて情報量が増え、パラレルに物語が進行していくのであらすじを書くのが非常に難しくなってきた。。

    それはそれとして、今作の見どころはコニストン湖周辺に到達した一行がアケボシを見つけ、アインの祖母の遺体に遭遇するシーンだと思う。
    長い旅を経て、ついにアインを含めた300年前の足跡と明確に交わることができた場面はなんとも言えない感動を与えてくれた。

    18度目にしてついに立ち上がったアクリラのその後も気になるし、謎が明かされつつも新たな冒険が始まっている感覚もあって続きが気になる。

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著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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