天冥の標 VIII ジャイアント・アーク (PART2) (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2014年12月19日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784150311698

作品紹介・あらすじ

ふたたび物語は動き始める──カドムの、アクリラの、イサリの、そして人類の運命は?

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は再び動き出し、カドムとイサリを中心に展開する冒険が繰り広げられます。シリーズの第8巻Part2として、前作からの続きが描かれ、登場人物たちの運命や太陽系の人類の行く末が気になるところです。様々な...

感想・レビュー・書評

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  •  4第8巻のPart2。メニー・メニー・シープの文字通り「裏側」が描かれる。カドムとイサリはどうなるのか。また太陽系の人類はどうなっている?

  • 8巻下巻から見たことのない世界へ(今までは壮大な回想かな)。上へ上へと。面白さは衰えません……終着するのかドキドキです。
    コニストン湖のシーン良かった……鯨波乗務員ふたり、人間じゃなかったの?あ、でもだからセレスでの活動を任されてるのかも。
    冒頭のアクリラの章は衝撃でした。カヨちゃん、ミスチフだったの……!攻め滅ぼすことなく拡散していくには?みたいなのを考え始めたミスチフだけど、目覚めたアクリラのほうが力が強かったな。どういう状態なんだろ?
    ここまできてやっと、フェロシアンは人間というのが思い出されました。エランカが長になってたのは必然だったのか。。

    「太陽系は滅んだそうだから、メニー・メニー・シープにいる200万人が最後の地球人類になるかも」って言われたカドムが「全然実感がない」って答えたところ、ラゴスと同じで苦笑しました。
    最中にいるときは何もわからない。7巻の、スカウトがブラックチェンバーに住み着いてからのメニー・メニー・シープ建国もそうでした。

  • SF。シリーズ8作目part2。通して12冊目。
    時系列的に、ようやく1巻の続き。
    カドムとイサリ達の冒険が中心か。
    個人的な印象では、物語の結末への序章、前振り的な一冊だったのではないかと想像。
    スキットル可愛いな。

  • ここまで読んできて、
    いろいろ絡みあってる因縁はどうなっていくのか?
    現状では混沌としていて、楽しみでもあり、
    ちゃんとおさまるのコレ⁈って感じもあったりする。
    何はともあれ、ワクワクはしてるかな〜。
    なんていうか…長編の面白さを楽しんでいるのは間違いないです

  • 1巻の裏エピソードからはじまり、物語が動き始める今作
    1巻を読み直すとああ、、なるほどな・・・と悲しい気持ちが沸き上がる

  • CL 2025.2.16-2025.2.18
    宇宙戦争で太陽系が消滅し、惑星セレスの地下に営々と築いてきたメニー•メニー•シープを咀嚼者フェロシアンに蹂躙される。それでも人類は生きることを諦めない。
    ついに1巻の先へと物語は進む。
    破れ長靴号で地表を目指したカドムたちの一行は旅の仲間のようで面白い。

  • 改めてスケールの大きさを感ずる。

  • 全10巻全17冊

  • カドムはセレス北極へ、アクリラは図らずもセレス南極へ……

    1巻でみんな死んでしまったのかと思い、そんな終わり方ある!?!?と衝撃を受け続きが気になりすぎて次の巻もその次の巻も読み進めついに8巻。
    主人公格がそんなあっさり死んでるわけないよな!!!
    この物語、広げに広げた大風呂敷を、ついに畳み始めにかかったというところか。

  • PART1ラストからの展開が予想とあまりにも違って驚いた。
    カナ表記だからか、いくつもの意味が込められた“ジャイアント・アーク”に唸る。
    敵味方の読めない展開。カヨの動きが意外だった。
    そして、次巻へのワクワク!楽しみ。

    イサリとアケボシのエピソードはいつも微笑ましさを与えてくれる。

  • 1巻の続きのストーリーが、色んな過去を踏まえさせつつようやく進む。
    イサリがカドムと通じ合って、人肌と触れ合えて良かったね。という感じ。
    カヨ…結構好きなキャラだったのに敵側だったのね。
    アクリラはパワーアップして帰ってくる!オムニフロラが真の敵だと知って。
    エランカは新政府大統領として頑張っております。残らされた人類は生き延びようと懸命です。

    どうまとめるのか楽しみ!

  • 第1巻メニーメニーシープから7巻を経て、ついに物語はメニーメニーシープのその先にたどり着いた。
    アクリラは地の底でカヨに責められ、カドム一行は真実を知るためにセレス北極シティを目指す。
    一方メニーメニーシープでは、エランカ初代大統領は人々をまとめ、<咀嚼者(フェロシアン)>に反撃ののろしを上げていた。

    いやー、<咀嚼者(フェロシアン)>の強さを散々過去の巻で見せつけられた後だけに、メニーメニーシープ側に勝ち目なんか絶対ないだろうと思ってたけど、意外となんとかなるものなんだなぁ。
    もちろん、<咀嚼者(フェロシアン)>側がきちんと攻めてくればどうしようもないというのは作中でも語られている。
    「いつだって、強すぎる力を間違った方法でしか使えない人たちなんだよ、<救世群(プラクティス)>は」

    そして、この巻のハイライトはやはりコニスタント湖とそこに生えていた星のリンゴ「アケボシ」を、そしてアインの祖母を発見したシーンだろう。
    長い時を経て、多くを失いながらも、つながっているものもある。

    ラストはアクリラがスーパーサイヤ人になるw
    ちょっと強力にしすぎとも思うが、これくらい強くないと帰ってこれない仕方ないかな。
    そしてついに真の敵はミスチフ/オムニフロラだとアクリラが認識する。
    ようやく、ようやくそこにたどり着いた。
    あと9巻と10巻しかない。
    敵はあまりにも強力で、こちらにはまったく対抗手段がない。
    一体どうまとめるのか想像もつかないが、小川一水先生ならやってくれるだろうと信頼しているので残りの巻をただただ楽しみにしよう。

  • ようやく8巻読み終わり!
    そろい踏みで皆さん勢ぞろい、でもきっとこの抗争よりも重要な問題とか出てくるんじゃない?と思ったり思わなかったり。

    前の巻を読んですぐに次読むとか書いたのが5年前ぐらいということにびっくり。もうそんな経ったのか…(もっと経ってるかもですが)

  • 過去を探る天上の少人数の冒険と、未来を創るための地上の軍事、政治の群像劇とが対照的に進行する
    今までのまとめと今後への布石のような大きな展開のないようなストーリーだが、地上の戦闘シーンや炎の道、天空のリンゴのシーンはじめ情緒的で印象深いシーンが多い
    クライマックスに向けて、じわじわ緊張がまた高まってきている感じで今後が楽しみ

  • 人類のカドム、ユレイン、メーヌと<<恋人たち>>のラゴス、マユキ、<<海の一統>>のオシアン、<<救世群>>のイサリという様々な種族が揃った面々は、過去を知り、世界を理解するためにメニーメニーシープの天井である準惑星セレスの地表を目指す旅にでる。
    カドムはブラックチェンバーと呼ばれていた時代の形跡と、徐々に思い出されるラゴスの記憶、イサリから語られる300年前の歴史から朧げながらも世界の輪郭を感じ始める。

    一方、メニーメニーシープのエランカは各都市と連携し、咀嚼者への対策を講じようとしているが中々うまくいかない。
    そんな中、フェオドールが廃墟となったセナーセーへエランカを案内し新たな戦力と邂逅を果たす。

    忘れないように毎回あらすじを感想に書こうとしているが、謎が明かされるにつれて情報量が増え、パラレルに物語が進行していくのであらすじを書くのが非常に難しくなってきた。。

    それはそれとして、今作の見どころはコニストン湖周辺に到達した一行がアケボシを見つけ、アインの祖母の遺体に遭遇するシーンだと思う。
    長い旅を経て、ついにアインを含めた300年前の足跡と明確に交わることができた場面はなんとも言えない感動を与えてくれた。

    18度目にしてついに立ち上がったアクリラのその後も気になるし、謎が明かされつつも新たな冒険が始まっている感覚もあって続きが気になる。

  • 咀嚼者の襲撃後、闇に閉ざされたメニーメニーシープ。(ようやくⅠ巻の続きが読める!)その謎を探るために、セレス地表を目指してカドム一行が探索に出る。エランカ率いる新民主政府の咀嚼者との戦いと交互に、しばしカドムやイサリたちのロードノベルになる。蒸散塔の上を目指し、さらにその上へ。道中でこの世界の秘密に触れながら、ダンジョンの様なセレスの階層都市を探索していく…。まるで「BLAME!」の世界の様だ。コニストン湖畔にたどり着いたカドムらが、300年前にアイネイアが祖母エレオローラへ託したメッセージを見つける場面が印象に残った。カヨの正体とアクリラの変貌ぶりに軽いショックを受けつつⅨ巻へ。

  • 著者:小川一水(1975-、岐阜県、小説家)

  • 過去をなぞるような探検。続きが気になってしょうがない。リンゴの木のシーンでは悠久の時が感じられた。

  • 前巻で第1巻と見事に連結し、本巻では、過去と現在の「事件後」の惑星の姿が示される。個々の人々のレベルの動きが中心だったが、時間以降は、大きな存在(黒幕?)達も活躍しそう。最後まで楽しんで読みたい。

  • MHD製だけどカヨはどうなんだろうと思ってたけど、やっぱりか!という感じ。予想していたとは言えちょっとショッキングだった。

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著者プロフィール

’75年岐阜県生まれ。’96年、河出智紀名義『まずは一報ポプラパレスより』でデビュー。’04年『第六大陸』で、’14年『コロロギ岳から木星トロヤへ』で星雲賞日本長編部門、’06年「漂った男」で、’11年「アリスマ王の愛した魔物」で星雲賞日本短編部門、’20年『天冥の標』で日本SF大賞を受賞。最新作は『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』。

「2022年 『ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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