PSYCHO-PASS GENESIS 1 (ハヤカワ文庫 JA ヨ 4-6)

  • 早川書房
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本棚登録 : 536
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311780

作品紹介・あらすじ

若き日の征陸智己が遭遇した事件をきっかけにシビュラシステムの根幹に迫る新シリーズ

感想・レビュー・書評

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  •  征陸のとっつぁんが恋しくなって再読。高校生のときは面白いくらいの感想だったけれども、再読して自分にとっての幸福な選択ってなんだ?自分は何を捨てて何を選び取るべきなんだ…って悩む若いとっつぁんの姿が自分にも重なって感慨深いです。賢いやり方は知ってるんだけれども妥協できない不器用なとっつぁん…
     PSYCHO-PASSの一期を見てないと想像しにくい情景がいくらかあると思うので、読んでみたい方は合わせてアニメ一期も見てみると良いと思います…!

  • 8年ぶりに再読。
    警察と厚生省がまだせめぎ合いをしている時間軸からの話。
    征陸智己が警察になりたての若かりし頃。
    シビュラ運営開始当初の執行官は実際の犯罪者もと思うと、征陸が執行官になったあたりはまだマイルドになっているのね。
    slaughterの名称、なかなか穏やかでは無いです。
    単車とセーフハウスは、狡噛が使用することになるもの。

  • とっつぁん若い…(/_;) たとえば、父が戦場で人を殺めていたとして、戦後生まれの子どもがその親を、その罪を蔑むことなどできるだろうか?ギノさんと征陸パパがわかりあえなかったのは、社会がその戦争を隠してしまって、また両親の愛に徹底的に護られていたからでしょう。さえさん素敵だなー。

  • 法を守るのか
    人を守るのか
    シビュラシステムの問題が見つかり、運営当初から問題だらけだったのかも
    自分にこれからの生き方を決定付ける岐路があるのだとしてもその岐路を見極められる自信がない
    今まで理解していたPSYCHO-PASSの世界が浅かったことを知る
    続刊を読んで理解を深めたい

  • この世界、きっと未来の話。

  • 征陸のとっつぁんが新人刑事として特捜に配属され、紆余曲折の末に色相が悪化し潜在犯となって刑事の職を追われるまでの話。
    散りばめられた伏線はだいたい2巻の方で回収されます。
    (レビューは2巻に続く

  • 西暦2080年、警視庁の新人刑事・征陸智己は、八尋和爾が率いる特命捜査対策室に配属される。そこは数多の未解決事件を追及する専任部署だったが、その背景には、包括的生涯福祉支援システム〈シビュラシステム〉により世界の覇権を握ろうとする厚生省に対する、警察庁の最後の抵抗があった。激しく変動していく社会体制に翻弄されながらも、正義の在り処を追い求めていく征陸であったが――。

    アニメPSYCHO-PASSのスピンオフ。あの熟練した知恵と刑事の勘を持つ"とっつぁん"にもこんな若い時があったんだなとしみじみ。ASYLUMに引き続き素晴らしい作品です。見事にアニメの世界観を壊さず、書籍だからこそ伝えられる細かい心理描写にぐいぐい引き込まれてあっという間に読み終えてしまった。刑事をやめた八尋と思わぬ形で再会し、多くの仲間を失うところで1巻は終了。2巻で完結ということなので、いよいよ八尋を追い詰めるために征陸が執行官になる決意をするのかなと。家族だけでなく刑事であることが心のより所となっている彼がどんな思いで選択した道なのかを思うと、アニメの結末がまた泣ける。

  • 征陸物語であり、シビュラ黎明期の物語
    最大幸福の世界とはなにか
    何を持って幸せなのか
    そんな事を考えさせられましたよ
    なかなか、深いい内容でした
    まさにサイコパスの始まりの物語

  • 世界観出てる

  • サイコパスの、あの世界になった直前直後を描いた作品。
    若い征陸さんの目線で語られる世界が変わっていく様が大変興味深い。
    そして吉上さんなのでエグい。
    それも含めて面白かった。
    2巻も楽しみ。

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