美神の狂宴 (ハヤカワ文庫 JA タ 1-26 クラッシャージョウ 12)

著者 :
  • 早川書房
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本棚登録 : 112
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150311827

作品紹介・あらすじ

美術品輸送船を護衛する任務のため、惑星アフロディーテに降り立ったジョウ一行は、不可解なテロに巻き込まれ、リッキーが重傷!

感想・レビュー・書評

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  • 美神の狂宴 (ハヤカワ文庫JA)

  • 知らない間に出ていたので、即探して購入。いつもの如く、勢いですぐに読めました。読みやすいのはありがたいですが、7割くらいはバトルシーンで、しかもクラッシャーチームのバトルシーンとなるとさらに少なく、内容的にはアレ?って思っちゃいました。次の話への布石って感じですかね。でもそれでも出たらつい買っちゃう!という気持ちにさせるのがすごいですね。

  • 奇跡のシリーズ再開!
    重要美術品輸送船の護衛任務終了直後にリッキーがテロに巻き込まれ重症。謎の双子美人姉妹は中国拳法の使い手(鈴鈴と蘭蘭って・・・)や、懐かしい李酔竜の名前まで出てきたではないか。これはダーティー・ペアと合流するのか?
    今回はアクションにつぐアクション。スピード感があってよいけれど、本来のクラッシャーの仕事である惑星の改造事業にからんだ話も読んでみたいゾ。

  • 銀河の至宝とされる重要美術品を輸送する船の護衛任務のため、ジョウのチームは惑星アフロディーテに降り立った。任務は無事終了したが、動力パーツの交換作業に向かったリッキーが、不可解なテロに巻きこまれ瀕死の重傷を負ってしまう。
    暗躍する不気味なテロリストの目的は何か? そしてその裏にあるものは?
    美の惑星を舞台に、謎の美人双子姉妹も介入して、不穏な策謀と異常な欲望をはらんだ壮絶な戦闘が今始まる!
    (当書裏表紙あらすじより)

    東野圭吾と同じく、ある程度読み進めると次が気になってドンドン読み進めていってしまう、自分に合う本の典型パターンでした。
    ホントにあっという間に読み終わりました。
    前の本から4~5日間が空いてから読み始めたのは、おそらく読み始めから10日も経っていないと思います。
    それほど読みやすく、面白かったですね。
    (もちろん好き嫌い・向き不向きはあるでしょうから、あくまで私見です)

    一つ不満があるとすれば、リッキーとタロスのやり取りが本作ではほとんどない、ということくらいでしょうか。
    まぁ、物語の構成上、仕方ないことなんですけど。

    不意に出てきた竜の一族。
    どうやら他の作品に出ていたキャラらしいのですが、そういう裏情報を知っているとどうやらニンマリできるみたいです。
    私は知らなかったのでスルーしてました。
    ・・・といって今からその書籍を探して読むのもなぁ・・・。

  • 古川書店

  • 久々に面白かった。
    他のシリーズとのクロスオーバーに、次回以降が楽しみな展開に。

  • 李酔竜のあの二人だったのか…タロスに言われるまで気づかなかった…情けない(^^;
    李酔竜の関係者だろうとは思っていたんだけどね。

  • アクション全開の本作。クラッシャーがクラッシャーらしい活躍を見せてくれて楽しかった作品。
    ゲストの美女ふたりはまあお約束的に、美しく強く賢い。過去作に出ていたキャラらしいが覚えてなかった…。
    悪役もお約束的にマッドサイエンティストな感じで、なんというか戦隊ヒーローモノみたいだ。
    テーマは今をときめく人工組織なので、これからの時代をうまく映している。人工物でヒトを救うという怖さを書いた作品。

  • 下の『水の迷宮』より先にこっちを読む羽目になった。

    しかし、リンリン・ランランて!
    わかる読者は何割くらい居たのであろうかのう。
    冒険したなあ、高千穂さん。

  • 表紙の美人は絶対敵だと思った。

    そういえばそんなのいたなぁ。と最後で思い出し。
    「若様」のことは読んでくうちに思い出したんだがこいつらのことは忘れてた。

    あとリッキー大活躍。もったいない。

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著者プロフィール

1951年、愛知県名古屋市生まれ。大学在学中から、アニメ、SFの企画に関わる。77年、日本初の本格的スペース・オペラ『クラッシャージョウ 連帯惑星ピザンの危機』で小説家デビュー。以後SF、格闘技、自転車など様々な分野でベストセラーを送り出している。代表作に『クラッシャージョウ』シリーズ、『ダーティペア』シリーズ、『神拳 李酔竜』シリーズ、『暗黒拳聖伝』シリーズ、『じてんしゃ日記』シリーズ(一本木蛮と共著)、『ヒルクライマー』など。07年から09年まで日本SF作家クラブ会長を務める。テニス、スキー、バイク、自転車など多彩な趣味でも知られる。40代で体重増加に伴う生活習慣病の症状に悩まされるが、齢50にして一念発起、ロードバイクに熱中する。その後、わずか2年で24キロもの減量に成功、体質改善にも成功した。その過程は『自転車で痩せた人』『ヒルクライマー宣言』などの著書に詳しい。今も週に200キロを越える距離を走り、レースに参戦する現役ヒルクライマーである。現在の愛車はスペシャライズドSワークス ルーべSL3 Di2仕様。

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