- 早川書房 (2015年11月20日発売)
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感想 : 8件
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784150312107
作品紹介・あらすじ
巨大移民船が続々と地球に送られ、人類の脱出計画が進行中に、ついに粛正者の侵攻が!?
みんなの感想まとめ
粛清者の侵攻が始まり、地球の防衛に立ち向かう恵一たちの姿が描かれる本作は、緊迫感あふれる実戦の中で、人々の奮闘と絆を浮き彫りにします。選ばれたエリートである彼らだけでなく、名もなき地球人たちもそれぞれ...
感想・レビュー・書評
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2015年11 月ハヤカワ文庫JA刊。シリーズ9作め。地球星系での話に移ったためか、どうということもない中休みのようなストーリ展開で、少し飽きます。敵の侵攻方法に謎な部分があるのですが、それは次回のお楽しみです。というか次回、ひとまずの終了かな。
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ついに始まった粛清者の太陽系侵攻。
防衛にあたる恵一たち。最悪の事態を想定し、少しでも被害を減らそうと「その日」のために努力を続ける地球の人々。
恵一たちは選ばれたエリート中のエリートだけど、そうでない地球人たちも自分にできることを、与えられた場所あるいは自分で選んだ場所で、精一杯全力でやり続けています。エリート以外の名もなき人々の奮闘が愛おしい。
もちろん、依田の友人の伊藤のように事態を正面から受け止められずに、鬱々とした気持ちがあらぬ方向に噴出してしまう人間もいるのですが、それでも大多数の地球人がやれることを精一杯やっているのだと思いたい。
その人々を守るための恵一たちの戦いが真の意味での防衛戦がはじまった9巻です。 -
ソツなく太陽系防衛をこなすが…。粛清者の本拠地を叩かないことにはエンドレスなんじゃないのか。
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ぬおわおー
これが本当の実戦ってかんじだ。これまでは、訓練と、試練と、インターン。
今回が初めての実戦だ。自分達が中心となって守るってのは、やっぱりこれまでとは全然違うなと読みながら思う。
美しい自然、母なる地球をエルダーのようにしない、というのは陳腐な台詞だけど、やっぱりそこにつきるなあ。
でも、アリサカが思い悩むところをもっともっと見たいという矛盾もある -
イマイチだぞ?
なんかキレが悪いなぁ。新しいメンバーが登場したからかなぁ。戦闘シーンもイマイチだなぁ。 -
地球防衛戦まだまだ序盤、といった感じ。どうなるのかなー…これまでの流れから考えると無事防衛出来るような気もするけど、守れずにロストゲイアーパターンに入る可能性も否定はできない…。
次も楽しみ! -
粛清者の尖兵がやってくる。地球は大慌てで脱出と避難を開始する。一方で地球防衛は恵一たちの手に。粛清者たちが襲い掛かってくるが、新兵器、新戦術に翻弄される。果たして死闘の果てに地球を守りぬけるのか。
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前半は、モルダー防衛戦から地球へ戻っていく地球人に対して、。
「君たちは評価されないかもしれない、それどころか非難されるかもしれない」
という予告。
後半は実際に里帰りした16歳の少尉(地球では佐官待遇)が、中学の同窓生にどう迎えられたかにポイントが置かれている。
物語として面白いのは勿論として、今の社会状況をそのまま鏡として写しているようにも思えてならない。
「命を懸けて尽くしているのに君たちは評価されないだろう」
というこのスタンスは、実際に、設立当時から自衛隊が守っている訓示の内容に即応しているし、
16歳の依田少尉がかつての級友から浴びせられた「おまえは人殺しだ!という非難、左翼政党が安保法案に対して浴びせる「戦争法案、戦争ができる国作り」という非難と、構造がとてもよく似ている。
だからこそ、依田を庇ってその少年を糾弾する少女の坑道がとてもスカッとして感じられるわけなのだが……。
これらが正しく感じられるかどうかは別として、考える材料を与えてくれる事も間違いないように思われる。
著者プロフィール
鷹見一幸の作品
