天冥の標IX PART1──ヒトであるヒトとないヒトと (ハヤカワ文庫)

著者 :
  • 早川書房
4.27
  • (44)
  • (42)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 319
レビュー : 43
  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312138

作品紹介・あらすじ

MMS人、恋人たち、カルミアン、ダダー、救世群――誰を討ち、何と結び、何処を救う

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • やっと全体が見えたと思ったら、またしても入れ子構造が明らかになった感じ
    比較的のんびりした展開が続いたのでそろそろ大きな展開があるかな

  • 前巻から引き続いて準惑星セレスでの物語。
    異星人カンミアや被展開体ダダーが登場すると、
    一気に引きの視点となり、
    今までの長い長い物語が重くのしかかり身体がわなわなする。
    早く続きを読みたい。

  • 一気に話が収斂してきた感じではある。
    それぞれの陣営が、それぞれの立場で戦ったり、協力したりしているが、それもつかの間、また混沌としていくのが目に見える様。

    さてさて、結末に向けてどの様に進んで行くのか?終盤に向かっているような気配もあるが、まだまだ見えてこない。
    この先のお楽しみ。

  • ずいぶん遠くまで来たものです。これまで様々な事実や因縁が明らかになってきましたが、今回さらなる驚きが。メニー・メニー・シープを取り巻く状況は予想をはるかに超えていました。そういうことだったのかという納得と驚きが心地よいです。
    混迷を極める状況に流されてきた主要な面子がやっと揃い何をするべきかが見えてくるのもよかった。皆それぞれ異なる立場や役割のもと、諦めず決断し行動していく姿に希望を感じる。
    さらなる広がりを物語はいったいどこに向かうのか楽しみでしょうがない。

  • ようやく話の全貌が見えて来たなと思って読んでたら、最後の最後で斜め上にすっ飛んで行った感じ。今回様々なヒトたちが出てきたけど、あまり絡んで来なかったMHD≒ミスチフ陣営がどう出てくるのかな。IX巻が何冊続くのかも楽しみだ。

  • 人類が到達した太陽系外の惑星の物語と思わせた
    第1巻から、はや6年とすこし。
    そこがどこであるのか、それまでの歴史も
    明かされたのがつい最近のように思えるが、
    まだまだ広がる世界と明らかにならない真実
    そして待ち受ける結末。
    もう少しだと思うけど、どうかこれまで懸命に
    29世紀まで、生きてきた全てのヒトたちが、
    全ての勢力が幸福で、その先、未来がある
    結末となりますように、と願いながらPart 2を待つ。

  • カドムたちメニーメニーシープ人はラゴスの記憶を取り戻すことが世界を知る手がかかりになると信じてシェパード号を目指していた。
    本巻ではついにシェパード号にたどり着き、ラゴスは記憶を取り戻し、世界の系譜を紐解きはじめた。
    他方でも同様に物語が進行していく。
    捕らえられていたゲルトールトはスダカと協力し、<<救世群>>に打撃を与えようとする。
    カヨに体を弄ばれながらも生還したアクリラはカドムと合流を果たす。
    エランカ率いるメニーメニーシープでも、カルミアンたちも…

    といった具合に本巻は前巻までの事柄を受けて、それぞれの物語が確実に歩みを進めていく。
    前巻までのような鮮烈な驚きや、急転直下な動きは特別ないので落ち着いて読める。
    本巻では従来の世界のさらに外側の話が終盤に登場するが、個人的にはもはや驚かない。
    各々の状況や思考に思いを馳せたり、整理するための巻という位置づけなように思える。

  • カドムたちはついにアクリラと再会。ただしカヨに体をいじられてなんかサイヤ人ぽくなって帰ってきた。物語は狭い地下のブラックチェンバー/メニー・メニー・シープから、セレス地表へ、そして一気に広大な宇宙へと。Ⅰ巻で出てきた謎の二人組、ルッツとアッシュの正体が分かったところで大きな場面転換。太陽系から救世群殲滅のために派遣された極大規模の星連群艦隊。救世群はドロテアを使ってカルミアンの母星へとセレスを移動させていたとかもうついていけない。断章、太陽系のダダーとセレスのダダーのやりとりで一応全てが分かるので、すっきりと次へ向かえる。

  • 著者:小川一水(1975-、岐阜県、小説家)

  • いったい何重の戦争になるのやら…そして風呂敷がたためるのか心配になってきた。

全43件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

小川 一水(おがわ いっすい)
1975年生まれ。岐阜県出身。男性。1993年、17歳で応募した第3回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞に、「リトルスター」で佳作入選。1997年、『まずは一報ポプラパレスより』で作家デビュー。
2004年、 『第六大陸』で第35回星雲賞日本長編部門を受賞。2006年、 『老ヴォールの惑星』に収録されている「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞。 『老ヴォールの惑星』は「このSFが読みたい!」ベストSF2005国内編で1位にも選ばれた。2011年、「アリスマ王の愛した魔物」で第42回星雲賞日本短編部門を受賞。2014年に『コロロギ岳から木星トロヤへ』で第45回星雲賞・日本長編部門賞を受賞。

小川一水の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

天冥の標IX PART1──ヒトであるヒトとないヒトと (ハヤカワ文庫)を本棚に登録しているひと

新しい本棚登録 1
ツイートする
×