黒豚姫の神隠し (ハヤカワ文庫JA)

制作 : Minoru 
  • 早川書房 (2016年12月20日発売)
3.60
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312268

作品紹介

『こうして彼は屋上を燃やすことにした』(小学館ライトノベル大賞)『憂鬱なヴィランズ』『七日の喰い神』の異才・カミツキレイニー、ハヤカワ文庫初登場!

沖縄の離島を舞台にした、少年と少女と神々の物語。

黒豚姫の神隠し (ハヤカワ文庫JA)の感想・レビュー・書評

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  • 100万人記念プレゼントでいただきました!それもブクログのしおりまでついていましたよ。ありがとうございます!これからもブクログ応援してます。
    沖縄本島の遥か南に位置する宇嘉見島に伝わる黒豚の悪神ウヮーガナシー伝説。この伝説を中心に中学生のヨナと東京からの転校生、清子のひと夏の物語がはじまります。舞台は現世からニライカナイへと繋がりそして再び現世へと結ばれていきます。最初はヨナと清子を中心に誤解やハプニングを乗り越えて秘密を共有するような中学生らしいスタート。島民が恐れる伝説が2人の間に立ちはだかるものの、ヨナが清子を守ってやろうとする気持ちが徐々にに強まっていく爽やかな展開でした。けれどそこからニライカナイでの出来事は胸を打ちつづけます。清子の心の叫びには涙がでました。ラストにむけて本当の姿を現した彼女と神に立ち向かってまで彼女を守った母親の絆には涙々です。
    人間とは不確かなものには恐れを抱くものです。それは真実でないことの方が多いようです。そのことが人を傷つけ孤独に追い込んでいることに気づかなければいけませんよね。そして人は弱いものなのだから、皆で気づき癒やしあっていくことが大切なんだと。
    沖縄の雰囲気と神々の存在はとても似合っていて、三線の音が聴こえてくるようでした。

  • どーなるかなぁと思ってたけれど、予想していなかった展開に驚きつつ楽しめた。

    序盤はちょっと入り込みにくかったけれど、ふたりが仲良くなってからはかわいかったなー。
    良かったなぁ、と素直に思えるラスト。

    お母様素敵だなぁ。
    なにも変わってないけど、ほんの少し優しく変わった、変わりゆく世界で、彼らが笑って過ごしてくれたらいいな。

  • 結構よかった。沖縄の離島の雰囲気がいい。閉鎖的な雰囲気も残しつつ、どこかこうアバウトな感じ。徹底してルビのふられるうちなーぐちが雰囲気を盛り上げる。神様と人間の距離感も沖縄っぽいな。

  • 環がかわいかったなあ。
    どういうラストなんだろうとそわそわしたけれど、ハピエンでよかった。
    神様をビンタするお母様最高だったなあ。

    子を護るのが母親。

    これがこの物語の核だったのかもしれない。

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