- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150312336
感想・レビュー・書評
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平行世界を行き来してることが証明された世界の話。どっちから読むかによって読後感が変わる恋愛SF小説。君を→僕が、順に読んだけど、これ逆から読んだ人と話したい!逆から読んだら感想とかも変わりそう。
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先にこっちから。クールでライトな感じのSFのパラレルワールドもの。読了感は完全にラノベ。これは面白い作家が現れたなという印象。
並行世界がたくさんあって、1個2個隣は「気のせい」ほどの差で、数十個離れたところは全然違う、そんな世界観が面白い。メインテーマは、いくつもの世界の君と僕との関係、愛としての結論はそんなでもないけど世界観との調和が良い、分かったようなわからないような、でも良い本でした。 -
平行世界という設定はよくあるけれど、このような切り口の小説は新鮮だった。
相互補完的なもう一つの作品と合わせて読んで星4の評価。
2作とも読むと両作品がとても深まって面白かった。 -
涙&鳥肌
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僕は『僕が愛したすべての君へ』から読みました。
並行世界、パラレルワールドを軸にしたお話し。
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SF的な設定と切ない恋物語が調和する作品。
並刊の「君を愛したひとりの僕へ」は和音視点の物語に対して、この作品は暦視点の物語。並行世界の物語の進行と、二人それぞれの視点の立体構造がうまくできている。 -
随分前に同じようなこと考えたことあるなぁ。
「あの時これやってたらなぁ」って思うこともあるけど、それを選択した自分が別にいると思うことで気持ちを落ちつけてた笑
「可能性ごと愛する」、「違う可能性があるから今こうして自分が幸せなんだ」とか面白い。
こっちから読んだら?って言われたからこっちから。これからもう一冊の方読む。 -
君愛→僕愛の順に読んだので、基礎情報が分かっていたこともあり読みやすかった。君愛では分かりづらかった部分も僕愛を読んで理解が深まった気がする。
どちらを先に読むかで結末が変わる構成は面白いが、個人的には、君愛→僕愛の順に読んで良かったと思った。