航空宇宙軍史・完全版 一 カリスト-開戦前夜-/タナトス戦闘団 (ハヤカワ文庫JA)
- 早川書房 (2016年8月5日発売)
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感想 : 9件
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Amazon.co.jp ・本 (656ページ) / ISBN・EAN: 9784150312404
作品紹介・あらすじ
カリスト防衛軍陸戦隊のダンテ中佐の活躍を中心に、第一次外惑星動乱前夜の太陽系各勢力の緊迫した駆け引きを描く長篇2作を収録
みんなの感想まとめ
地球と宇宙に住む人類の対立をテーマにした本作は、第一次外惑星動乱の前夜を舞台に、緊迫した政治的駆け引きと戦闘を描いています。地球・月連合と外惑星連合の間で繰り広げられる駆け引きは、リアリティに満ちてお...
感想・レビュー・書評
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今更ながらのレビューです。以前に発表されていた<航空宇宙軍史シリーズ>に属する長編と短編を加筆・修正し、時系列順にまとめたものの第1巻。もともと地球に住む人類と、地球を離れ宇宙に住む人類の対立を描いている。
地球・月連合と木星や土星の自治政府は対立を深める。地球・月連合は航空宇宙軍の圧倒的な軍事力をもって、外惑星の独立を抑え込もうとしていた。しかし、木星と土星の衛星群はひそかに軍事同盟である外惑星連合を結成し、航空宇宙軍に対抗しようとしていた。
『カリスト-開戦前夜』では、主戦派のカリストを舞台に、外惑星連合内の政治的駆け引きを描いている。『タナトス戦闘団』』では、カリスト防衛軍陸戦隊のダンテ隊長らによる月面都市への潜入工作と戦闘を描いている。
地球と地球外に住む人類の対立や独立戦争というテーマは、古くから描かれてきた。ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王」はその代表作だろう。アニメ『機動戦士ガンダム』は、その世界設定をここから得たと言われている。というか、元ネタは米国の独立戦争なのだ。抑圧された人民の戦い、これは血が騒ぐ。
本作は、あまり女性が登場しない男たちの物語だ。戦闘艦の女性艦長などが普通に登場する<ガンダムシリーズ>などに見慣れてしまうと、少しばかりの違和感すら覚える。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Amazonでおすすめに出てきて、タイトルで気になって読んでみた。
読み応え抜群。600ページ強。
こういう本を読むと、読書はやめられないなという気持ちになる。
解説にもあったけど、フィクション要素がいつか実現されてもおかしくないようなリアリティに溢れていて、登場人物の思考も突拍子がないなんてことがないところが良い。
シリーズがまだ終わってないらしいことが、良いのか悪いのか。
170211 -
木星の衛星であるカリストやガニメデ、土星の衛星であるタイタンを中心とする外惑星連合が地球と月の航空宇宙軍に対し開戦準備をしている。そして「第一次外惑星動乱」へと突き進む。前半はそこに至るまでの政治の駆け引き、後半はミクロな視点になってタナトス戦闘団の活躍を描く。
惑星の軌道が頭に浮かんでくるほど宇宙の描写がSFしている。ハードSFなので物理現象に現実味があり、それがリアリティさを増している。派手なドンパチではないが、キリキリとするほどの政治的駆け引きの描写で手に汗握る。後半の冒険小説のような「タナトス戦闘団」でもキリキリする緊張感を味わえる。 -
読む機会が無いままだと思っていた航空宇宙軍史が劇中の時系列に再編されて(しかも大幅な加筆修正)再版されるとは思わなかった。うれしい驚き。
そして、開戦前の政治的な動きがたっぷりと描かれている。重厚な>カリスト−開戦前夜
がらっと変わって、冒険小説的なアクション(+謀略)満載の>タナトス戦闘団
どちらも、80年代に書かれたとは思えないな、これは。
続きが楽しみである。 -
読み逃していた航空宇宙軍シリーズが、完全版として発売されたので購入しました。
この第1巻には、「カリスト - 開戦前夜 -」と「タナトス戦闘団」の2作が収録されています。「カリスト」の方は、政略が物語の中心で、航空宇宙軍側からの描写がないことで、とても緊張感のある物語でした。
「タナトス戦闘団」は、ダンテ隊長がメインのスパイ・アクション小説風の展開が楽しかったです。 -
航空宇宙軍史・完全版一 カリスト-開戦前夜-/タナトス戦闘団 (ハヤカワ文庫JA)
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これはなかなか面白い長編SF物語です。まだ最初の一巻なのですが、2週間以上かかってしまいました。出てくるのは今のところ太陽系内に移住した人類なのですが、戦争をしちゃうんですよね。、
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SFの二本立て。一本目はSFとはいえ政治色の強いクーデター。二本目はスパイもの。
あまりタイトルからは想像し難い。
面白いしキャラクターも良いんだけど分厚過ぎる。
著者プロフィール
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