マルドゥック・アノニマス 2 (ハヤカワ文庫JA)

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  • 早川書房 (2016年9月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784150312459

作品紹介・あらすじ

新勢力〈クインテット〉への潜入捜査を開始したウフコック。それは犯罪を見逃さなければならない、究極の苦痛に満ちたものだった

みんなの感想まとめ

物語は、潜入捜査を行うウフコックが、善と悪の境界が曖昧な状況に直面する様子を描いています。彼は影の存在に徹し、特異なエンハンサーであるハンターを監視しながら、彼の能力に自らを重ね合わせていく過程が印象...

感想・レビュー・書評

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  • 前作からサム弁護士の遺志を継ぎ、クインテットへの潜入捜査及び犯罪者のリストメーカーとなるべく奔走するウフコック。
    ただ、そこではハンターの緻密な戦略のもとアンダーグラウンドをあっという間に制圧する悪徳の極みたるクインテットを傍観するしかなかったウフコック。いっときバロットに癒されたが、すぐに潜入捜査に戻ってしまった。かれが隠してしまった感情は、彼女に対する恋慕やそれに付随する形の思い遣りなどかな。と想像しつつ読み進めていた。
    また、『マルドゥック・フラグメンツ』で描かれていたエンジェルの登場など、敵方と思われる人物ばっかり出てくるわ、ウフコックは相変わらずガス室からのレポートであるなど、全く希望をわかせない今作であった。

  • ウフコックをはじめとする“善玉”チームと、ハンターが率いる“悪玉”チームの対決という単純な予想は早くも崩れ去った。2巻では、ウフコックはひたすら影の存在に徹し、ハンターという特異なエンハンサーを監視する。あろうことか、ハンターの能力に自分自身を投影すらしてしまうのだ。そしてハンターが唱える「均一化」とはどのようなことか? 興味は尽きない。
    キャラクターはほぼ出揃った(多すぎて混乱している)ようなので、この〈サイバーパンク・ノワール〉とでも呼ぶべき作品の、今後の展開に大いに期待したい。

  • スクランブルの衝撃は皆無

  • ウフコックから見たハンターたちクインテットの勢力拡大の様子。この巻ではハンターがともかくかっこいい。映画とかで見たい。

  • 何故ハリウッドはこのシリーズに注目しないのか不思議でならない。

  • 図書館で。
    一巻まるっといかにハンターさんが成り上っていくかというお話なので、彼に共感も好感も持てないために正直う~ンという感じ。さらにウフコックがタイヘンな状況に陥っているのが冒頭から分かっているのでさらにう~んという感じ。つらい。

  • 成長したバロットが眩しい。動き出す〈クインテット〉と共に物語も一気に加速する。他の勢力の間に火種を撒いていく過程がスリリングで目が離せなかった。ウフコックとハンターとの類似に戦慄する。〈天使たち〉の姿がおぞましい。 登場人物が増えすぎて覚えられなくなってきた。

  • いつのまにか、敵のはずのキャラに感情移入。
    彼らの見事な戦略たチームワークに魅了される。
    でもこの勢力って、実際にある。
    同調圧力って、これなんじゃないのかな。

  • ウフコックが奥へと入っていく。

  • 企業の内部告発者ケネス・C・Oの行方を追う中で、ウフコックはパートナーのロックと弁護士のサムを〈クインテット〉に惨殺された。
    保証人を失ったイースターズ・オフィスは事件不成立により調査を中断するが、ウフコックはサムの遺志を継いで〈クインテット〉への潜入調査を始める。
    ハンターの緻密な戦略のもと、アンダーグラウンドを制圧する〈クインテット〉の悪徳を、ウフコックはただ傍観するほかなかった。
    (あらすじより)

    バロットが出てこないと物足りないです。

    しかし、悪役でありアノニマスシリーズのもう一人の主人公ハンターは魅力的だ。
    迷いがなく、思慮深く、紳士的。
    しかし、目的のためならどんな残虐なことも平然とやってのける。

    でも表紙のハンターが完璧にバトーさんなんだよなぁ
    義眼でしょこれ?
    作中に「灰緑色の瞳」って描写があるので、ハンターは義眼じゃないと思うんだよなー

    物語と関係のないところでモヤモヤしてしまった

  • 著者:冲方丁(1977-、各務原市、小説家)

  • 2018/8 4冊目(2018年通算117冊目)。クインテットのハンターが、マルドゥックシティの「均一化」を目指し、色々な勢力と対決して制圧していく出来事を淡々とウフコックが語るという話の筋。その過程を丁寧に語っているのはいいが、少し読んでいて心が折れそうになった。終盤、クインテットが何をしようとしているのか、「上」とクインテットの「敵」の存在が分かるにつれて話が理解できる。話の風呂敷が広がりすぎてどこから理解していこうか戸惑うが、クインテットの行く末に焦点を当てて3巻目を読んでいきたいと思う。

  • 2巻目になってストーリーというかハンターの凄みが増して俄然面白くなった。勝手に2巻完結と思ってたらまだ連載中?忘れっぽいので大変なことになってきた。とりあえず3巻読みます。

  • 泥沼化

  • ☆☆☆★

  • 物語の中心にいる敵役ハンターの心情がよく分からないので、なんだか感情移入できない。
    もっと圧倒的な悪辣さとか破滅的な暴力とか、物語を読み進める勢いが欲しい。

  • 苦痛…の一言でした。
    いやね、好きなんだよマルドゥックシリーズ。
    でもウフコックが酷い目にあいすぎて読んでるほうも超苦痛。


    とりあえず、完結してからもっかい通しで読むべき一冊。

    それこそスクランブルから通しで読むべき。

  • 2017 1 6

  • 登場人物が多く名前がわかりにくいので結構読むのが辛い。ウフコックがほとんど何もできていないのもあいまってもどかしい。

  • やっと導入部が終わったって感じ?

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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