航空宇宙軍史・完全版 二: 火星鉄道一九/巡洋艦サラマンダー (ハヤカワ文庫 JA) ( )

著者 :
  • 早川書房
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感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (537ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312480

作品紹介・あらすじ

ついに第一次外惑星動乱が勃発。太陽系各地で展開される熾烈な戦いを描いた11篇を収録

感想・レビュー・書評

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  • 第一次外惑星動乱で、戦争が勃発してから終戦までが描かれる。宇宙での戦艦による戦闘シーンはリアル過ぎて派手さがない。でも緊張感は伝わり、読者も静かに興奮する。地球から木星までの広大な宇宙空間では、敵と邂逅するにも軌道計算をし、推進材(燃料)の心配をしながら、加速、慣性航法、減速をしながら戦う。計算に間違いがあれば、敵と相対することなく死を迎える過酷なものだ。その緊張感がリアルであり、読みどころである。

  • 「火星鉄道十九」では、航空宇宙軍の視点から、さまざまな場所と登場人物の物語が描かれました。「巡洋艦サラマンダー」では、開戦前に外惑星同盟が唯一完成させた巡洋艦サラマンダーの追走劇と、戦いの終わりまでが連作短編の形で描かれました。
    いずれも華々しい戦闘シーンがあるわけではないのですが。細かな描写を通して、作品世界の様子やそこに生きる人たちの心情に説得力がありました。

  • 航空宇宙軍史・完全版 二: 火星鉄道一九/巡洋艦サラマンダー (ハヤカワ文庫 JA) ( )

  • 名前だけはかなり前から聞いていたモノの、読む機会を逸していた『巡洋艦サラマンダー』を遂に読めた。泣いた。完全版として読む機会が与えられたことに感謝。
    第一次外惑星動乱はここまで。とあったので、てことは第二次があるのか。(わかってない

  • 二巻目も変わらずの面白さと読み応え。
    読む時間が取れなくて随分時間がかかってしまったけれど、ようやく読み終わった。
    短編集だったから、細切れに読んでもあまり支障はなかった。
    こういう本を読むと、歴史を勉強してみようかなという気持ちも少し出てくる。
    時間のあるうちに読みたかったなと思うようになってしまった。
    170402

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著者プロフィール

1951年兵庫県生まれ。青年海外協力隊などを経て作家デビュー。SF小説、冒険小説、山岳小説など広い分野で高い評価を得ている。96年「白き嶺の男」で第15回新田次郎文学賞を受賞。主な著作に「航空宇宙軍史」シリーズ、「覇者の戦塵」シリーズ、『白き嶺の男』などがある。

「2019年 『硫黄島航空戦線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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