棄種たちの冬 (ハヤカワ文庫JA)

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  • 早川書房 (2017年1月24日発売)
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150312619

作品紹介・あらすじ

災厄による滅亡を免れるため、演算空間に人類が移住した世界。棄てられた物理世界で生き延びる旧人類のシロとサエの成長を描く

感想・レビュー・書評

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  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★★☆ 12
    『意外』★★★★☆ 8
    「人物」★★★★☆ 4
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★☆ 12
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★★☆ 8

    《総合》80 A-

  • SF。
    演算世界と物理世界。生と死。
    世界観的にも文章的にも、暗い雰囲気が漂う。
    一章の物理世界での冒険譚が、読みやすく面白い。
    物理世界と演算世界のリンクが分かるシーンもなかなか良い。
    ラストの三章にはあまり魅力を感じなかった。
    テーマであると思われる、生と死の意味についても、わりとありきたりな回答に思えた。
    ちょっと物足りない感じ。

  • 20200507_棄種たちの冬

    「魂にパターンが読み取れるのなら、やつには……、計算された知性には俺たちの行く末もわかるんじゃないのか?生きるとは、生命とは最終的に何であるのかがわかって、その答えをもう出してしまったんじゃないのか?」
    (中略)
    「作られた知性は答えを得て、生命の行き着く先の、その向こうへ行ったんじゃないのか?俺たちには見えない、理解もできない、感じることさえできない在り方。俺たちは置いていかれ、棄てられてるんじゃないのか?俺たちみんな棄種なんじゃないのか?」
    (中略)
    「……俺は怖いんだ。俺たちが本当はもう終わっていることを知っている知性が、俺たちの右往左往している様をじっと見ていると思うと、恐ろしいんだ」

  • データ生命となって演算機に移住した人類と、滅亡すると予測された中、生身で生き長らえた人類の話。
    死のない世界で、生への疑問を抱えて生きるデータ生命と、過酷な環境をただ生きるために生き抜く棄種。
    誰が誰であるか判明していく中盤以降、ちょっとありがちな流れになったのが残念。

  • 2017年1月ハヤカワ文庫JA刊。書下ろし。演算世界と物理世界という設定に惹かれたが、展開がありふれていて楽しめなかった。導入部分も冗長だった。

  • 最初の設定や前半の展開は面白かったが、途中からだれてきてしまった。もう少し短めの話になっていたら、良かったかも。。。

  • 献本でいただきました
    初めて読む作家さんです。
    棄種と呼ばれる人達が住む世界は
    ナウシカの世界をイメージすると近いかも
    彼らが住む世界と、演算世界(こちらはマトリクスとかアバターなかんじ)
    この2つの世界がどう絡むのか
    「生きる」とはどんな意味があるのか

    もう少し長いお話になってもよかった

  • データ世界に移行した人類を描くSFは一つの定番ではありますが、そこから取り残された人々を描くSFはあまり見ない気がします。
    死ぬこと、そして命を継承すること、普遍的なテーマですね。

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