航空宇宙軍史・完全版 四 エリヌス―戒厳令―/仮装巡洋艦バシリスク (ハヤカワ文庫JA)
- 早川書房 (2017年2月9日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (832ページ) / ISBN・EAN: 9784150312633
作品紹介・あらすじ
天王星系での外惑星連合軍地下組織によるクーデターを描く長篇、航空宇宙軍の創設に始まる人類の壮大な宇宙史たる連作集を合本。
みんなの感想まとめ
宇宙を舞台にした壮大な物語が展開され、特に内戦や戦闘のリアルな描写が印象的です。衛星エリヌスでのクーデターや宇宙船同士の戦いは、軌道力学や推進剤の要素を巧みに取り入れ、他では味わえない緊迫感を生み出し...
感想・レビュー・書評
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衛星エリヌス地下都市で始まった内戦の、だれもが不幸になる結末はなんともやりきれないものを感じます。宇宙船同士の戦いは、軌道力学と推進剤が勝敗を分けるリアルな戦闘。太陽のすぐ脇で炙られながらのバトルなんて他では読めないですね。
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読んでいる時は、相対性理論の中で宇宙を行き交う宇宙船の話で、ちょっとファンタジーっぽいという感想だった。巻末の解説を読んで、本書(本シリーズ)の構成が緻密に計算されたものだと気づく。好みなのは「仮装巡洋艦バシリスク」の方。宇宙を漂う乗組員の強さが涙を誘う。全体的には宇宙の非常なまでの厳しさを表現しており、背筋が寒くもなるが、それはまだ私が宇宙を最後のフロンティアだと楽しいことしか想像しなかった故の無知からくる恐怖なのだろう。800ページ超えの大作だが、一気に読みたい作品である。
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航空宇宙軍史・完全版 四: エリヌス―戒厳令―/仮装巡洋艦バシリスク (ハヤカワ文庫JA)
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長らく古書でしか再読出来なかったものが新刊で読めるのは嬉しいが、完全版と言う名で出すなら出版順に出すか、短編集をばらしても宇宙軍史の年代順に並べて欲しかった気もする。
著者プロフィール
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