機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下 (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
4.03
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本棚登録 : 100
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312862

作品紹介・あらすじ

英国政府高官を狙うかつての古巣からの刺客が、警視庁特捜部の契約する〈傭兵〉ライザ・ラードナー警部の凄絶な過去を呼び覚ます

感想・レビュー・書評

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  • とても評価の高いシリーズだけど、私はやはり今ひとつ乗り切れず。最後は流し読み。機龍とか絡ませずに、過去パートだけでよかったのでは?と思ってしまう。

  • キリアン・クインとの頭脳戦もさることながら、ライザの過去を語るパートが圧倒的だった。むしろそちらの方に重きが置かれていた感すらもある。そして緑との関係。元テロリストとテロで家族を失った者。そこには決定的な溝があるようで実は似ているのかもしれない二人。そんな二人の関係に影響するミリー。
    語感を近づけたかったが故の「ミリー」だったのかな、と。

  • よく考えられたストーリー

  • 下巻も面白くてぐいぐい読みました。
    タイトルの「自爆条項」の意味が分かったとき、「!!そんな!!」となりました。
    沖津さんがやっぱりかっこよくて、でもその上をいく〈敵〉…続きも楽しみです。
    ライザと緑のこれからもとても気になります。ライザはこれから変わっていくのかな。
    警察内部や、他の省庁との駆け引きはやっぱり難しくて…世界情勢も、知らないではすまされないのでしょうね。
    戦闘シーンのスピード感、映像化されないかな。
    完全版が出るのはここまでらしいのですが、続きの文庫化が待ち遠しいです。

  • 重い話だった……
    平和な日本にいたら想像もできないような生活を送っている人が世界にはいて、そういう人達と私の価値観は違って当然なのだと。けれど、その相違を命のやりとり以外で埋められたらいいな、と考えるのは、やっぱり平和ボケなのかな。
    タイトルの意味も終盤でようやく明らかになったけれど、最後までこれが使われないことを祈る。
    恐ろしい<敵>との戦いも、まだまだこれから。どうなっていくのやら。

  • 突入要員の一人であるライザに焦点を当てた物語。死神と呼ばれたライザの生い立ちが明らかになる。ライザ視点で描かれることが多いので前作では冷徹な人間だと思っていたライザが想像以上に人間味溢れる性格であることを知ることができ、驚いた。それとともに、意図して非情にもなれるライザという人間の強さも理解できた。自爆条項という言葉は後半になって初めてわかるが、ライザという人間を端的に表現した良いサブタイトルだと読了後に思えた。

  • 面白い!続きも読みたーい!
    他の本を読んでる内に次の文庫版が出るのを激しく期待…

  • 歴史的事実と、あってしかりと思わせる設定やストーリーが混然として、この話の世界に引き込まれる。
    何回読んでも面白い。

  • 本作が、本シリーズの本当の意味での最初の物語と言われるのも納得の、充実内容に満足。テロリストの過去を持ちながら警察組織に属するという、謎だらけの美人が主人公で、彼女の人間性が少しずつ晒されるってことだけでも興味津々。テロ対警察の知略対決もスリリングだし、最後の直接対決も迫力満点。彼女の穏やかな微笑が目に浮かぶようなクライマックスも美しい。分量のこともあってか、前作は多少の物足りなさを感じたけど、2作目の本作には大満足。このシリーズはまだまだ読んでみたいですね。

  • 東京の地下事情が本当のところはどうなっているか興味深い。

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著者プロフィール

1963年大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒業。2010年、『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』で第68回日本推理作家協会賞を受賞。他の著書に『神子上典膳』『機龍警察 狼眼殺手』『コルトM1847羽衣』『東京輪舞』などがある。

「2019年 『悪の五輪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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