うそつき、うそつき (ハヤカワ文庫JA)

著者 :
  • 早川書房
3.27
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本棚登録 : 81
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150312985

作品紹介・あらすじ

国民管理のために嘘発見器である首輪着用が義務付けられた世界で、非合法の首輪除去技術を持つ少年フラノが辿り着いた真実とは?

感想・レビュー・書評

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  • 嘘発見器を身につけることが義務となった国で、その首輪を外す仕事をしながら生きる少年フラノ。さまざまな人との出会いから自身と制度の秘密を知ることに。
    首輪除去の成功と、時には残酷な失敗を重ねていきながらも最後は必ず成功すると思ってたら...!!人間の弱さ、臆病さ、愚かさそしてそれによる愛おしさが浮き彫りになって感じられた。フラノの淡々とした文章で綴られる生への渇望と、それが叶わない結末が静謐さを醸し出すラスト。子どもの頃読んでたらビリビリに本を破いていたかも知れないけれど大人になった今だとその余韻が好みだったりもする。

  • 『娯楽』★★★☆☆ 6
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★☆☆☆☆ 1
    「可読」★★★☆☆ 3
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★★ 15
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★☆☆☆☆ 2

    《総合》66 C

  • これは、ミステリィなのか?SFとして掘り下げたほうが良かったのかも?

  • 独自を世界を構成し、等身大の少年を描く。     
    人間はうそつきだ。  
    嘘をうまく利用し、活用し、操って、生きていく。     
    人間は嘘からは逃れられない。嘘と向き合って付き合っていかなければならない。    
    誠実に嘘をつき、嘘を嘲笑う。    
    嘘を軽蔑し、嘘にすがりつく。   

    主人公は嘘との相性が悪かった。

  • 旅行用に買って、1ヶ月くらいかかって読みました。
    序盤はハイペースだったのに、段々雲行きが怪しくなってきて&結末を読むのがもったいなくなってきて、ペースが落ちました。

    パラパラっとめくった時にエピローグ前の最後の文を読んでしまい、薄々オチはわかっていましたが、なんというか虚しくなります……。おもしろかったけども……。ハッピーエンドでないのはわかっていたけども……。デスノートを読んだ時の気分……。
    結局何が嘘で本当か、
    嘘を見破るはずの首輪があったのにわからなかったんですね。
    まあなんにしろ師匠が悪いような気もしますが。
    師匠と出会ってしまったことも。

    それにしてももしこんな首輪があったら……と考えてしまいますね。外さないなぁ……。やっかいだなぁ。

    全く関係ないですが、この片山若子さんのイラストが好きで、大抵内容が好みなので衝動買いしてしまいます。(少年検閲官とか春季限定~シリーズとか)

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