- Amazon.co.jp ・本 (477ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150313203
作品紹介・あらすじ
都市の新勢力〈クインテット〉に対抗するため、"善の勢力"を集め始めたウフコック。両者が全面対決する日が刻一刻と迫っていた
感想・レビュー・書評
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2巻を読了後、5ヶ月も空けてしまった。予想通り、ストーリーはともかくとして登場人物がさっぱりわからない。50人以上が名前だけで登場するのだ。しかもそれぞれが特徴的な能力をもっている。一応、キャラクター一覧表のようなものは冒頭に掲げてあるが、都度参考にするのもなあ……。
そんな状況だったので遅々として進まなかった。積読中の既刊も放棄してしまおうかと思いつつじわじわと読み進め、ようやくたどり着いたラストシーン。
うわー、我慢して読んできてよかった。また多くの犠牲者が出たけれど、このシーンだけで報われた(T_T)。 -
ここまで来るのが本当に長かった。
2011年に三冊構成で刊行されると思われていた『マルドゥック・アノニマス』は形を変えてやってきた。
ようやく、ガス室で再会した二人。
このシチュエーションは、『Preface of マルドゥック・アノニマス』として2011年に開示されていた。
そして今は2018年春。
『マルドゥック・アノニマス3』である。
この物語は長い。
そのひとつの要因は、登場人物の多さ。覚えられない。だけど、読み進める。そこにバロットがいるから。
そしてたどり着いたのが、前出のガス室での再会だ。
バロットとウフコックは再びパートナーとなるのだろうと思っていた。なぜならバロットはウフコックにとって残された最後の希望だからだ。
プロローグは終わった。
ここから再び二人の闘いがはじまる! -
なんて言うのか、失敗に終わる作戦、というのを最初から知っているので色々とつらい。最後しか希望が無い…
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アノニマスとしての活動、意思と忍耐、そして葛藤、限界。
からの、この展開!
次です、つぎ!もういいから、第4巻よみます! -
このまま進むはずがないとは思ってたけど「あぁ…やっぱり…」感が半端ない。
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血を血で洗う用な全面対決。
誰よりも厳格な善の心を持つウフコックには潜入調査として傍観するしか無い状況は辛かったでしょう。
だからこそ《善の勢力》を組織した時反転攻勢の機運に燃えたけど、マルドゥックシリーズは甘くない。
嗚呼、無常…