永訣の波濤 グイン・サーガ 143 (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2018年5月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150313289

作品紹介・あらすじ

犯罪の現場を目撃したスーティは、大きな衝撃を抑えることができず、スカールの言いつけにそむいて危険な一歩を踏み出すことに?

感想・レビュー・書評

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  • 昔からのキャラクターが簡単にワルになったり、あっさり殺されたり。新しいキャラクターばかりで話が進んでいくのは、ここにきて感情移入しにくい。

  • ザザが出てるところはグインサーガ らしくて良い。

  • んー、正直ちょっと読み手の私がへたってきたので、スーティのところにウーラが戻るところまで読んで、返却しました。琥珀にもうちょっと権限をあげてもよかったかなあ。おろおろしてる様子が可哀想でした。次読む時はここから読み直します。

    グインはSFなのかヒロイック・ファンタジーなのか、というのは、読み始めてからこっち、ずっとの私の疑問であるのですが、琥珀がSF味を出してくれるので、ああこれは紛れもなくSFでもあるのねって感じるところです。

    カメロンのお葬式は、可哀想で読めない気分だったのでそこはいいかなと。表紙のカメロンとオルニウス号が全てを語っていますものね。惜しい男を亡くしたものです。欲望からじゃなく、真実の愛で包んでくれたのは、イシュトにとって、カメロンとスーティのママだけなのに…。

    彼が狂った悍馬のようになってしまったのが心配です。どうにか死ぬ間際には正気になって欲しい。リンダのこと、手にかけないで欲しいなぁ。やめてね。イシュト。

  • スーティとグラチウスの出会い、

    ヤガではブランが、ザザやスカールと合流、

    リギアは捕らわれて、何やら陰謀が、行われ中のワルスタット城


    ヴァレリアスはカメロンの遺骨と共にヴァラキアへ


    あちこちで怒涛の展開!


  • 世界中のすべての状況をそれぞれ盛り込んでくれるもんだから
    それぞれの味が薄くて、満漢全席が物足りません・・・
    カメロンさんの葬式はありがたいですけど、
    ヴァラキアの暗い影とか、まだひっちゃかめっちゃか中のヤガとか
    なんでリギアがそんなこと的なケイロニア事情とか・・・
    んでもって、アナキンかよ的スーティ坊やの大冒険(with グラチー)
    展開ばかりで話が楽しめないんだよね・・・
    映画の予告みたい、今巻がその意図ならそれでいいけど・・・
    ほんと今回の一巻は満足度が低かったです
    大先生は一巻ずつが面白くて、満足感あったんだよねぇ
    無理して話を広げなくていいから、集中して得意なところを進めてほしいなぁ
    と、読者は勝手に思うのでありました。
    改めて大先生の神的大作であることを認識させられましたよ
    頑張れ、神を継ぐ者達よ!!

  • カメロンの葬式が中心だが、ヤガ、ケイロニアの3つの話が平行している。前回から時間がたっているため、記憶が残っておらず、読みにくくなっている。

  • 結構長く続いているヤガの話しが、今巻で決着するのかと思いきや、まだまだ続きます。ちょっと長いよ。(^_^;)
    そしてついにカメロンの葬式が執り行われてしまいましたね。色々ありましたが、ほんとこの人居なくなって残念です。
    しかし幾つも平行して話が展開していて、そのためなかなか進展しません。ちょっと進んで、これだけかい、、、という感じ。あまり寄り道せず、どんどん進展させて欲しいなぁ。(こういうのは栗本薫時代にもありましたけどね。)
    あと、琥珀ちゃんがリソースとか、コマンドとか、リンクとか、エネルギーとか英語しゃべっちゃうのがちょっと違和感。この辺は何かそれなりの言い方にして欲しかったなぁ。

  • 2018/10/3購入

  • 御大の時代ほどではないが、展開が遅い。ヤガ編さっさと終わらせていただきほしい。

  • 2018年5月ハヤカワ文庫JA刊。書下ろし。シリーズ143作目。複数の話が進み、しかし、事態はちっとも進まないという、ちょっとあきれるストーリー展開ですが、もともとグイン・サーガはこういうところがありますねぇ。

  • グイン143巻。
    今回から五代ゆうさんのみの執筆らしい。体調不良ですかね、ゆうさん頑張ってー
    会ったことない弟ドリアンに起きた惨劇を遠隔で見たスーティ。助けに行くんだ!とダダをこね、琥珀とグラチウス他と出かける。赤ちゃん言葉がちっともかわいいとは思えないスーティ。
    スカールはまだヨガに。本物ぽいミロク教徒アニルッダとともに。
    負傷中ヴァレリウスは沿海州。弟子アッシャとともに。やっとカメロンの一大葬式。
    リギアはケイロニアに向かう途中のワルスタット城で囚われる。
    登場人物増えて(この物語の長さなら仕方ない気が)、備忘録としては、簡潔にあらすじを書くべきだと思っているんだが、たまに忘れる。読んだら早く加工。

  • とにかくヤガ編に一区切りついて欲しいなw

  • 惰性

  • ヤガ編は終盤に差し掛かった。ヴァラキアで波乱の芽が。
    お休みしている宵野グインでも沿海州が関わっているし、
    これからは、物語は沿海州が中心になって進むのだろうか?

    スーティが黄昏の国から、弟を救いに冒険に踏み出そうとする。スーティの英雄譚の始まり?期待しよう。

    あちこちで話が並列して進む。
    すべて、竜王対グインという構図。
    物語はまだまだ広がりそう。

  • ヨガのスカールの活躍と、一方で、キャメロンの葬儀、そこにマリウスとリギアとのケイロニアへの旅もまだまだ闇が深い。続きは秋までお預けはちょっとなあ・・・
    結構、今までは五代さんの巻は何かぴりっとしなかったところが、だんだん栗本節になってきてあってきましたね。ローダンみたいに数名の作者で書き続けることになりそうですね。

  • あまりにアッサリだったので引っかかっていたカメロンの死だけど、著者も気になっていたのね。立派な葬儀で見送られてかなり救われた気分。その裏で久しぶりの方がまたアッサリ退場したんだけど(^_^;) 五代さん殺傷率高い?
    新キャラが次々出てきて混乱気味だけど面白くなってきた。
    数巻、五代さんが続いたことで分散していた話が読みやすくなったし、ヤガは片付きそうなので、それぐらいのタイミングで宵野ゆめさんが復帰するようなら数巻続けて書いて欲しい。
    1巻交代よりは数巻まとめてくれた方が読みやすい。

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