- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784150313340
作品紹介・あらすじ
ウルトラマンを見て育った世代の小説家たち7人の競演! 日本SFの象徴的イコンをリスペクトする、円谷プロ公式アンソロジー。
感想・レビュー・書評
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「ウルトラシリーズ」の世界観を基に書き下ろされた短編アンソロジー。
気に入ったのは二編。
「影が来る」は、完璧に「ウルトラQ」。観たはずのない映像が頭に浮かんでくるほどでした。
もう一編は「変身障害」。実は地球でひっそりと生きていた異星人達が出てくるちょっとコミカルなお話。「ウルトラセブン」が好きな人は楽しめると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
三津田信三さんの名前に魅かれて。
ウルトラマンの知識なんて、子供の頃にテレビで見ていた記憶くらいしかなく、それも、ウルトラマンが怪獣を倒す物語、程度のイメージしかなかったので、今回この小説を読んで結構印象が変わった気がします。機会があれば原作の方も見てみたいと思いました。 -
まず、ウルトラ世界が好きな人でないと、よくわからないだろうという点は課題かも。知っていればこんなに楽しいことはない。ただし、アンソロジーだけにレベルがいろいろあるのも事実。表題の山本弘氏の作品が一番面白かった。
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この秋に須賀川に旅行に行くのでウルトラ気分を高めておこうと手に取る。
「ウルトラマン研究序説」が学者達が真剣にウルトラ世界を解釈した物なら、今作はSF作家が真剣にウルトラ世界を解釈し作品に反映させた作品集。
ウルトラマンである必要性を感じなかった物もある気がするけれど、わたしのウルトラ理解度が低かったせいかもしれない。
逆にウルトラマンでしか絶対に成立しない「あしあと」等の要素にニヤニヤが止らなくなったり。
ただ当時を知らない世代にかみ砕いた解説はあってもよかった気がする。
わたしも若くて…。 -
ウルトラマンのアンソロジーです。
山本弘氏、小林泰三氏、田中啓文氏と親和性の強い作家がそれぞれ書き下ろしていますが、いずれもウルトラ世界の物語になりつつ、各作家の個性が出ていて非常に面白かったです。 -
ウルトラQ及びウルトラ怪獣のアンソロジー。SF仕立てではあるが、執筆陣に小林泰三氏や三津田信三氏の名前があったので、ミステリの要素もあるかと思い読んでみた。
結果、両氏共ミステリにはなっていなく、著作がSF主体の山本弘氏の作品が意外にミステリ度が高くて面白かった。ウルトラセブンへのオマージュの藤崎慎吾氏のも楽しく読めた。
他はちょっと自分の好みとは違っていた。7編それぞれ色合いが全く違うので、合う合わないがあるのは仕方無いね。 -
リアルタイムでウルトラマンを見たのは『帰ってきたウルトラマン』からかな?後から夏休みとかの再放送特番で見た『Q』や『怪奇大作戦』の方が好きだった。
でも『ウルトラマン』『太郎』まではしっかり主題歌を覚えてるという不思議。
最後に見たウルトラマンは『ウルトラマン80』
う~んノスタルジー