星界の戦旗VI 帝国の雷鳴 (ハヤカワ文庫 JA モ 1-14)

著者 :
  • 早川書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784150313418

作品紹介・あらすじ

人類史上最大の戦闘の末、〈アーヴによる人類帝国〉は帝都ラクファカールを失陥した! 皇帝ラマージュは戦いに倒れ、アーヴたちは宇宙の各所に散り散りとなった。それから十年。新皇帝ドゥサーニュのもと、アーヴの反撃がいま始まる。戦旗シリーズ第二部開幕!

感想・レビュー・書評

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  • 前巻から随分と間が空いてしまったのだけど、ちょうど第二部開始といったところで区切りが良かったらしく、しかも微妙に記憶に残っていることもあったりして、そんなに苦労せずに読めた。しかしここまで話の規模が大きくなってラフィールも出世すると、ジントの出番がどんどん少なくなってくるなあ。もう少しジントの大人になった感じが読みたかったんだけれど。

  • 森岡浩之著のアーヴによる人類帝国が舞台のスペースオペラ「星界」シリーズの最新刊。シリーズは、第1シリーズである「星界の紋章」が全3巻、短編集である「星界の断章」が既刊3巻、第2シリーズである「星界の戦旗」が既刊6巻の12冊が刊行済みで、現時点では未完。

    「星界の戦旗」は、さらに、第1巻から第5巻の第一部と、最新刊第6巻からの第二部に分かれる。第一部と第二部の間には、作中時間で10年が経過している。

    なお、
    星界の戦旗VI 帝国の雷鳴 2018/09/05
    星界の断章III 2014/03/20
    星界の戦旗V 宿命の調べ 2013/03/22
    星界の断章II 2007/03/01
    星界の断章I 2005/07/08
    星界の戦旗IV 軋む時空 2004/12/01
    といった刊行ペースであり、星界の戦旗の4巻から5巻刊行までに9年、5巻から6巻刊行までに5年かかっている。刊行ペースは、少なくとも直近の実績としてはかなりゆっくりであることの覚悟が必要。

    p.63「決裁をいただければ、幸いに存じます、長官(グラハレル)」

    p.64「(中略)内容も見ずに決済せよと申すのか」

    校正ミス。文脈から、「決裁」が正しい。

  • 10年もたったんか。
    にしても、結構あっさり主星を確保してしもうたな。

  • 星界の戦旗VI 帝国の雷鳴 (ハヤカワ文庫JA)

  • これも刊行ペースが遅い

  • 久方のぶりの星界の戦旗は、覚えている以上に固有名詞が多かった…

  • 続きはよはよ!!

  • もう出ることのないと思っていた続編。ラフィールやジントたちに再会できて嬉しい。久しぶりにアーブの世界を堪能しました。前はすらすら読めた言葉が読めなくなってるのが悔しい。
    アーブらしい諧謔に満ちた会話劇が少し少なかった気がします。ラフィールとジントの会話ももっと読みたかった。忙しくてなかなか話もできていないのかもしれませんが。アーブやその他の星間国家の行く末は気になりますが、それ以上に彼らの会話が楽しいのが本シリーズではなかったかと。

    さて、次作に会えるのはいつになるのか。できるだけ早くに読めることを期待しています。

  • 続くのか。続けていいのか。
    終わったものだとばかり思っていた作品が続くと。
    ああ、ちっちゃいルビがもう見えやしない。

  •  なんと、6年ぶりだそうですよ。まあ、その前は9年でしたっけ?シリーズ計20年超の大作です(笑)

     読みながら、登場人物が誰かを思い出すのが大変でしたが、そもそも前巻がどういう話だったのかも覚えておりませんでした。
     そうそう、帝都ラクファカールが失陥したんでしたよね(^-^;

     この巻から始まる新章は、それから10年の月日が経過した時点から。
     皇太女ラフィールは帝国元帥に、ジントは千翔長に昇進し、それぞれ艦隊司令長官とその副官。ラフィールは、人類主権星系連合体攻略を命じられます。

     10年後の世界観の説明と戦闘がほとんどで、ジントの出番も少ない展開でしたが、これからどう展開していくのか。
     話は完結しないで終わっているので、7巻は今回ほどは待たなくてもいいかなあ、と期待しているのですが。

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著者プロフィール

1962年、兵庫県生まれ。SF作家。92年、短編「夢の樹が接げたら」でデビュー。アニメにもなった『星界の紋章』シリーズや、日本SF大賞を受賞した『突変』など、著書多数。

「2023年 『夢のまた夢 若武者の誕生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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