本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784150313753
作品紹介・あらすじ
アニメーションの巨人たちの達成と限界から戦後日本の深層に到達する傑作評論の文庫化。「政治と文学」はいかに再設定されるべきか。
みんなの感想まとめ
テーマは日本のアニメーションとその進化、特に押井守の作品を中心に据えた深い考察です。著者は、映像からネットワークへと移り変わる時代背景の中で、物語の構造が批評性を失いつつあることを明らかにします。特に...
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
大部分が押井守論。映像の世紀とネットワークの世紀。ところどころ文章には引っかかるけど,イメージは共有できるものだった。
-
押井守から特撮や2016年産アニメーションについて、下巻では論じられる。
日本のアニメーションが極めてネオテニー的性質を持つこと、映像からネットワークへと時代が変遷する中で物語の構造が批評性を持ちえなくなったことが宇野常寛氏のディスコースにより暴かれてゆく。
押井守の作品についてはあまり触れてこなかったので上巻ほど解釈に対する感慨を持ち合わせることはなかったが、一見独立した(作られた年代も離散している)作品群に対して連綿と続く思想の噴出を読み取り接続している点に宇野常寛氏の凄みを感じた。
文庫で追加収録された富野由悠季氏との対談が生々しく、また富野氏がまだまだ仕掛けていく気概を読み取ることができ、富野ファンとしては嬉しいおまけだった。
著者プロフィール
宇野常寛の作品
本棚登録 :
感想 :
