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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784150313890
作品紹介・あらすじ
深海艇で新資源を探索する俊樹とこなみは、海上保安庁から沈没船の調査を頼まれる。だが海では大型船が襲われる事件が続発し……
みんなの感想まとめ
深海の神秘とロマンを描いた海洋SFの物語は、潜水艇乗りの俊樹とこなみが未知の存在との攻防を繰り広げる中で、深海の持つ優しさと怖さを見事に表現しています。深海はまるで別の宇宙のようで、読者を魅了するダイ...
感想・レビュー・書評
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潜水艇乗りを主人公にした海洋SF。かなり深い海が描かれます。深海はもう一つの宇宙ですね。
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海洋SF好きな私に刺さりまくる物語であった。未知の存在との攻防を描く筆致がダイナミック。深海への潜航はアガる。
優しさと怖さの両面を持ち、敬慕と畏怖を抱かせ、果てしないロマンを掻き立てられる海はやっぱり偉大で雄大である。 -
最近潜れなくているとこに、本を整理してたら発見し再読。有人潜行調査愛に満ちた2002年発表の近未来SF。(朝日ソノラマ版)。
有人潜行調査は時間が限られる、安全確保のためのコストがかかりすぎるなど、確かに問題は多い。ロボットによる無人探査は確かに低コスト、便利なのだけれど、モニター越しってやっぱり肝心なものがたりないよなぁ。つまんないよなぁ。
数日にもおよぶ潜行調査が可能になったとした場合、密閉空間での人間関係を考慮したクルーの組み合わせ方がやっぱりラノベ読者層を意識した感じで楽しそうだけど赤面。そりゃ問題もおこるでしょ。
クラーク「海底牧場」直系の希望に溢れる作品。あー海行きたい。 -
ヒロインがすこーしばかり鼻につく性格だったが、未確認生物との邂逅はやはりワクワクする。
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子供っぽい稚拙さとオトナの話が錯綜する奇妙な味わい。
子供っぽいのは登場人物。無駄にクールな男の子主人公、天然ドジっ子のヒロイン、船長船長した船長、メンター的な古老、白衣の姉御肌、と全員が紋切り型を体現したような紋切り型の人物像。著者は人間に関心がないのだろう。関心がないのは全然いいけど紋切り型が子ども向けの漫画で使われるタイプの紋切り型なのは勘弁してほしい。
あとアルコールの海とか所々に中二描写が散見されるのも勘弁。恋愛観が幼いのもどうしても苦手要素。
オトナの話は結構面白い。中国の海洋進出が象徴するような海の上の無秩序なパワーポリティクスを最低限のボリュームでコンパクトに描いており、背景に様々な政治的駆け引きがあることを想像させる。特に海保と海自の対立のあたりはもう少しボリュームがあっても面白くなったのではないか。
人物像についても、あるキャラの存在は紋切り型の人たちが繰り広げる予定調和のやりとりに気持ちのよい不協和音を投入してくれた。後書きでは著者自身がその人物の描き方に満足していないようだが、誠実な著者が満足のいく描き方をできるようになることを期待する。いや、著者が気にするほど悪くねえと俺は思うんだけどな。
全体としては結構楽しめた。ハイウイングストロールはヒロインが強い先輩お姉さんで好きだったけどロリドジっ子は好みでない。そこは俺、大事なんだ。。。
好きな作家になりつつあり、他の著作にも手を出すつもり。 -
ちょっと時代遅れの描写もあるけど面白い。
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ハイドロメタンの鉱脈を調査している民間潜水艇チームが、とある海難事故の捜査協力を海保から要請されて……っていうお話。
白鯨×海底二万里といった感じの骨太な海洋冒険SFで元々は2002年に刊行された作品の再々刊なんだけど、古臭さは全くない。
深海を漂う巨大な氷山、未知の海洋生物群、ガジェットフル装備の潜水艇とその母船などなど魅力的なアイテムが次々と出てくるから、一度読みはじめると止まらなくなっちゃう。
子供のころ海洋もの(なんとか漂流記とか航海記とか海洋調査船ドキュメンタリーとか)が大好きだったから、自分的にどストライクな小説だった。 -
列車で「陸」な次は潜水艇で「海」
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著者プロフィール
小川一水の作品
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