1939年のアロハシャツ (ハヤカワ文庫JA)

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  • 早川書房 (2019年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784150314026

作品紹介・あらすじ

八王子の家に眠っていたヴィンテージのアロハには、複雑な秘密が……表題作他、ハワイの彩りに満ちた不思議な不思議な物語6篇。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でなんとなくタイトルに惹かれて手にした本。
    6つの短編それぞれが何かしらハワイをテーマにしたお話になっていて、
    それぞれが不思議な縁だったり、いわゆる超常現象?だったりがある。

    一番最初の『ラナイの貴婦人』がハワイの情景が浮かんでくる綺麗なお話でダントツに素敵だった。

    その印象が良すぎたせいか、後のお話はそこまでの感動がなかった。
    全体的に面白かったけど。

  • ハワイに纏わる短編集。日本人にもかなり馴染みのある土地でありながら深い歴史もあり壮大な自然も多く存在する魅力的なハワイを楽しめる。6編ともにミステリー仕立てとなっており超自然的な力を扱う作品が多い。ハワイ旅行となるとビーチやショッピング等を思い浮かべるが、オアフ島以外の離島で思い切り自然を堪能したい衝動に駆られた。次にハワイに行く機会があれば再読してみてもいいかなと思う。
    この世で一番…は過去の暗い歴史を改めて実感させられた。

  • ハワイをテーマにした短編6編。

    ラナイの貴婦人
    ワイオリ劇場の夜
    1939年のアロハシャツ
    火の岩の娘
    この世でいちばん居心地のいい場所
    水晶は笑う

    「ラナイの貴婦人」と表題作の「1939年のアロハシャツ」はふんわりとしたストーリーで好みでした。
    「ワイオリ~」と「火の岩の娘」はスリルがあって面白かったです。

    ハワイってただ明るく楽しいだけの島ではなくて、神秘の魅力にあふれた島のように感じて、ますます一度行ってみたいな、と思わせてくれた1冊です。

  • 2019年11月ハヤカワJA文庫刊。書き下ろし。ラナイの貴婦人、ワイオリ劇場の夜 、1939年のアロハシャツ、火の岩の娘、この世でいちばん居心地のいい場所、水晶は笑う、の6つの短編。いずれの話にもハワイが出てきて、歴史もの、ファンタジー、ホラーと興味深い品揃えですが、少し展開がありふれているかな。書店ガールの方とは思いもしませんでした。

  • 「ラナイの貴婦人」「ワイオリ劇場の夜」のみ読了。
    ファンタジー要素あり。ラナイは読後感が良かったが、ワイオリは少しモヤッと。子どもに罪はないですね。最後まで読んでまた再評価します。

  • ハワイにまつわる短編集。ちょっと物悲しい話もありましたが、全体的に読了後は穏やかな気持ちになれました。お気に入りは表題作の「~アロハシャツ」。蔵で発見された日本製のアロハシャツが染め手の子孫の人に渡って良かった。

  • ひとつひとつのストーリーに
    きっちりと向き合って過ごした。

    作者はなぜこのような本を作ろうとしたのか。
    まだ何を言葉にこめたかったのかすらわからない。

    でも…すべてが真実のように思えて仕方ない。
    貫くメッセージは…日本とアメリカ。そして戦争。

    少し触れたような気だけはする。

  • ハヤカワ文庫が送るハワイミステリーという感じです。短編で読みやすく一気読みさせる展開な上、ハワイの風景がたくさん出てくるので、ハワイ旅行にもってこいですね。
    南国ハッピー!という軽さがないのがまたいいところで好きです。ハワイの歴史も描かれていて、面白かったです。

  • ハワイを舞台にした6つの短編集。
    いやぁ、ハワイ、いいねぇ。ってそういう話じゃなく。でもこれを読むとハワイに行きたくなりますね。ハワイに行ってその空気を、風を、においを、光を、そのすべてを感じたくなる。
    日本とはいろいろな意味で近くて遠い島。年代によって感じ方も違うだろう。あぁでももうネガティブな思いを持つ人たちも少なくなっているのだろう。
    今はほぼ「ハワイ=バカンス&ショッピング」。でもそういう明るいだけのハワイではない、ちょっと一本か二本裏に入った道沿いのハワイの景色を感じたくなる。
    ちょっと怖い話も、切ない話も、優しい話も、きっとそこにはもっとたくさんある。碧野さんが描い、たいつもとはちがうハワイを感じたい。

  • 自分自身の見えない感情に気がつく時や見つめ直す時、迷いが晴れる時というのは、きっとほんの少しのスパイスときっかけがもたらすものなのだろう。
    それは旅先の景色だったり夢だったり思いもよらない出会いだったり。
    ハワイという神秘的な場所にはそんなきっかけが沢山溢れているのかもしれない、私も人生に迷った時にはそこできっかけに出会えるかもしれない。そう思わせてくれる一冊でした。

  • ハワイとか幽霊とかファンタジー要素あり。
    短編集だった。
    読みやすい。ミステリーではないけど話の展開があるのでサクサク読み進んで、すぐ読み終わった。
    面白かったんだと思う。

  • ゲラ読了。
    ハワイ、というと大抵の人は、楽園、リゾート、癒しなど常夏の島の明るくのんびりしたイメージを思い浮かべるかと思うのですが、
    こちらは少し不思議なハワイ。

    表題作の、蔵で見つかった戦前のアロハシャツから戦中のハワイを探るお話や、ややホラーなもの、スピリチュアルなファンタジー要素のものなど、「ハワイの奥」を感じさせる短編集です。

    とはいえ暗すぎるわけではなく、碧野さんの小説はとても軽やかなので、
    楽しみながらも「リゾート地」だけではないハワイの深い部分を紹介してくれる一冊。
    この小説からハワイの歴史や神話を紐解くのも面白いかもしれません。

  • 書店ガールに続いて楽しませてくれるのかと思ったまま時間が過ぎてしまった。
    やっと読めた。
    『ラナイの貴婦人』『ワイオリ劇場の夜』『1939年のアロハシャツ』『火の岩の娘』『この世で一番居心地のいい場所』『水晶は笑う』読了してどれもが不思議なところに連れていってくれ、どれもがモヤモヤしていないところがありがたい。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。フリーライター、出版社勤務を経て、2006年『辞めない理由』で作家デビュー。ドラマ化もされた、累計57万部を超えるベストセラー「書店ガール」シリーズや、同じく累計10万部を超す「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ、その他「銀盤のトレース」シリーズ、「凛として弓を引く」シリーズ、『スケートボーイズ』『1939年のアロハシャツ』『書店員と二つの罪』『駒子さんは出世なんてしたくなかった』『跳べ、栄光のクワド』等、多数の著書がある。

「2024年 『レイアウトは期日までに』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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