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Amazon.co.jp ・本 (352ページ) / ISBN・EAN: 9784150314088
作品紹介・あらすじ
この世界と隣合わせで謎だらけの"裏世界"をめぐる怪異探検サバイバル、第4巻。季節は冬、空魚の過去を巡る転機が2人に訪れる
感想・レビュー・書評
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第4巻。読んでいるこちらが裏世界に慣れて来てしまったのか、今回は恋愛要素(というか依存か?)が強めだったからか、今までよりは恐怖は控えめで、なんというか人間っぽさを強く感じる話が多かった。恐ろしすぎる怪異の存在がそれほど出てこなかったからだろうか。だが、裏世界の存在がこちら(空魚や鳥子)に干渉してくる推測の場面があり、よく考えるとなかなか恐ろしい。これは避けようがない。この辺りの続きのことや、少し描かれた過去のことがどう関わってくるのか、この先を楽しみにしよう。
「あの牧場の件」
カルトの施設である牧場を残しておくのは危険であると判断し、DS研は民間軍事会社と空魚と鳥子と共に後始末に向かう。そこにはまだ残党がいた。
「隣の部屋のパンドラ」
空魚は自分の部屋に帰った時に鉢合わせた隣人に異変を感じる。隣室はどこか普通ではなく裏世界からの干渉を受け、鳥子と共に乗り込む。
「招きの湯」
空魚と鳥子は小桜と共に温泉旅行に出かける。日本の温泉を知らない鳥子は戸惑いながらも過ごすが、夜中に空魚と共に恐怖を経験する。
「裏世界夜行」
裏世界の夜を乗り越えたいと乗り越えたいと思っていた2人は色々と準備をして臨む。予行演習の夜は無事に越せたが、本番の夜行では干渉を受ける。
この先ふたりの関係に何らかの進展はあるだろうからそこはゆっくり追っていくとして、次巻のサブタイトル見るとまたあの八尺様が登場とあるので、ちょっと覚悟しておこう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ぐわあー!
す、すごい…これが……百合の波動…!
すごいぞ……温泉行って旅行行ってラブホだぞ……。らぶらぶだ……。なんだこれは……。
あ、鳥子の最低な台詞集(「〇〇かわいいね」「ゲロくさい!」)すきです。 -
2019年12月ハヤカワJA文庫刊。書き下ろし。シリーズ4作目。本作も文句なしに面白い。2019年ベスト・ワン級だ。空魚と鳥子の設定が楽しいし、世界設定も、展開も一級品。アニメ化おめでとうございます。
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相変わらずめちゃくちゃ面白いネットロア系裏世界奇怪譚。さくっと読めて面白いので新刊見つけたとき大喜びした。今作はホラー要素はやや弱めで、そのかわりといってはなんだけれど百合がたっぷり詰め込まれていた。イチャイチャしていた。
遠くに行くには裏世界で夜を越さなければ……からはじまるはじめての裏世界お泊まりとか、温泉とか。
巻を越えるごとに深まる二人(+ひとり)の関係が更に仲良くなる一作。相変わらず面白かった。 -
シリーズ4巻目。
今作は、幸か不幸か、それほど怖くはなかったです。
今後、裏世界での行動範囲が広がっていくようで、次なる新展開を期待します。 -
はい、相変わらず素晴らしいクオリティ。
ちょっと予想以上の百合でびっくりしたけど、こういうのもたまにはアリ笑 -
「人じゃない」
「え」
「マネキンだ」
大量の実話怪談・ネットロアをモチーフに書かれた百合ホラー小説、第4巻。
今回はホラー少な目(というか怖い成分弱め)、百合強め(エロい)で、ホラー苦手な自分にも読みやすかった。
しかしホラー小説でホラー弱い方向へ進むの?という疑問が。
空魚たちが裏世界に慣れてきた&装備・人員とも充実してきたからかな?巻き込まれてたのから自分から関わっていくし。
2chオカルト板の創作実話みたいなの読むのはけっこう好きだったけど、ホラー映画はダメという中でホラー小説はなんとかイケる。
でも一人称小説で主人公の正気が失われそうになるのは怖い。しかもしょっちゅう狂気に落ちそうになるし・・・。 -
裏世界の冒険というストレートな楽しい縦線のお話の割合が少なくてがっかり。現実世界に裏世界が進出してくる話がメインで、それだと普通のよくある怪談になってしまいませんかね?メリハリも弱く、大冒険感が弱い。
あとここにきて唐突に百合の要素が入ってきたのはなんなんだろ?主人公が奥手なおぼこ娘キャラなので性愛に対する子どもっぽい反応にイライラさせられる。キスシーンとかはエロくて好きなのだが。
あとシリーズ化してるせいでお話の本質というかラスボス的な要素を小出し小出しにしてきているのが非常に焦ったくて憎らしい。別にそんなに出し惜しみしなくてもよくね?
文句ばかりになってしまったがこのシリーズがとても好きなので次巻も読みます。 -
陰キャラ女子大生の空魚(そらお)とミリタリー女子鳥子のコンビが、裏世界からの怪異と戦うシリーズ第4弾。
今回は、空魚を名指しで狙ってくる怪異のお話。
小桜をはじめとしたサブキャラの出番が多く、シリーズ中一番賑やかな雰囲気になっていて、怖さ・グロさはシリーズ中一番軽めだから、コワイ話は苦手っていう人も大丈夫v(^^)v
(もちろん怖いシーンはあるyo)
空魚を狙う怪異の正体も気になるところだけど、なんといっても見どころは、空魚と鳥子のキケンな距離感。
読んでて「さっさとくっついちまえよ!」ってヤキモキしちゃう(// ˆ~ˆ //)
しかし、空魚は何気にモテるので、茜理・夏妃との三角関係や「伏兵」小桜の出現なんかも可能性アリと思われるゆえ、鳥子もウカウカしていられないな(って何の話だよ)。
そのほか、裏世界案件も請負っちゃう民間軍事会社トーチライト(!)が登場したり、夏妃が改造したAPー1が大活躍したりと、エンタメ度がアップしてて、とにかく読んで楽しい一冊b(^^) -
今回なかなか核心に迫る展開でした。でもまだまだ空魚にもでっかい秘密がありそうで、今後も目が離せません。
なんだか読んでると、二人が冬山を遭難してるのに気付かず、パニックの中更に深みに嵌まって行ってるような状況に思えてきて、ハラハラさせられてしまいます。特に裏世界だと、選択の一つ一つが確定的ではないので、毎回大丈夫なのか心配になるほど感情移入してしまいます。
そんな中、とうとう二人の関係までもが退っ引きならない状況になってキマシタワー!
出たばっかりで、もう次が待ち遠しい!しかも小説のPVまでできちゃってて、その中で動く鳥子と空魚を見てしまったので、今後はアニメ化とか期待が高まります。とくに空魚が振り向く時の表情がたまらん!
最近、異世界転生ものに押されて、伝奇的小説が少なくなってきてるとお嘆きのかたに、おすすめです。 -
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ラブホ女子会、賑やかな集まりになると、いい、かな…
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あまりにも百合
百合というか、鳥子と空魚の共依存の世界の話でもあるように思う。2人のための2人の世界、2人とも2人の世界を壊されたくなくて2人のために危ない怪異に足を突っ込んでいる。怪異が悪化するにつれてイチャイチャ度が上がってどんどんお互い依存していっているように見えるので、今後どうなるのだろう。
2人とその他の世界の掛け渡しになる小桜や大学のメンツとかがうまく関わってきて、うまいこと2人にとっていい世界になればいいのになあと思います。
それにしてもあまりにも百合なので逆に百合大丈夫な人にしか勧められなくなってきた、個人的には大好きですが。 -
SF。ファンタジー。ホラー。シリーズ4作目。
なんか、かなりイチャイチャしてたな…。
異世界冒険ものも結構好きなので、ファイル15「裏世界夜行」が好み。 -
シリーズ4作目ともなると裏世界での活動よりも女子大生コンビの微妙な関係がメインになって、おじさん読者としてはそろそろ読むのがきつくなってきそうだが、すいすい読ませてしまう文章のうまさと、出現する怪異が実際の怪奇譚をベースにしているというぶれない設定で、まだ次巻も読めそうです。
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ダークな笑いが楽しめる百合ネットロア+SF。今読むのになんかふさわしいなと思った。いろいろと現実からかけはなれているけれど、遠くはないというか。ダークさ、ホラーが大丈夫であればおすすめです。おもしろーい。
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前回は全体的なストーリーが進んだが今回はおそらく伏線のための短編4篇。どれもホラーではあるが百合要素満載。関係性が深まっていくのが微笑ましくもあるが次に向けたフラグのようで怖い。
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凄い良かった。
巻を追うごとに進展していく関係性も、ここまで来たか、という感じで感慨深い。一気に進んだ感があるので、どこまでいくのかややハラハラしながら読み進めたけど、丁寧ながら遅々とせず、絶妙に手綱が握られていて良かった。冒頭では少しあざとさを感じたものの、ちゃんとそのことにも釈明があって腑に落ちた。宮澤伊織先生、信頼できる…!
また、ホラーっぽい要素も絶妙に織り込まれていて、いい雰囲気になると、そろそろ怖くなるのではないか、と身構えさせられる。キャラクター同士の関係を描くことに終始せず、きちんと裏世界も描き切る技量は流石だと思う。今回は、裏世界攻略のために少しずつ練ってきた構想が、いよいよ結実し始めて、だんだん探索できる場所が増えていく様子は、なんだかゲームみたいだと感じた。
何が良いって、やっぱり感情の描き方だろうな、と思う。裏世界に対しても、空魚と鳥子についても。 -
裏世界ピクニック(4)裏世界夜行(ハヤカワ文庫JA)
著作者:宮澤伊織
「僕の魔剣がうるさい件について」でデビュー「神々の歩法」で第6回創元SF短編を受賞。冒険企画局に所属し新紀元社等、TRPGのリプレイや世界設定も手掛ける。
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 -
「あの牧場の件」
見てはいけないもの。
何がどう関与するのか分かっていない以上、不自然なことが起きたら直ぐに対応すべきではないか。
「隣の部屋のパンドラ」
聞いてしまった言葉。
違和感を感じたからといって安易に行動するからこそ、向こうからも干渉してくるようになるだろ。
「招きの湯」
手に入れたチケット。
特有の距離感を保つ二人の間に態々入りたくないだろうし、気不味い空気に巻き込まれたくないな。
「裏世界夜行」
初遠征で得たものは。
準備は十分であったのだろうが、行く場所が現実でないということを忘れずいるのが一番大事だな。 -
恋愛にも信仰にも似ていた鳥子の閏間冴月への傾倒は取り敢えず消失したようで空魚との仲が急に近付いてどきどきした。少しずつ知っていく互いの家庭や過去。裏世界や裏世界に通じている組織にもやはりどきどきするので食事の場面が出てくるとほっとする。生きることは食べること。どうして命を賭けてまで怪異の跋扈する裏世界に行くのかと云えば自分達の世界が欲しいからで。居場所が欲しいという気持は分かるけれど何時か帰れなくなりそうで怖い。
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