ダークナンバー (ハヤカワ文庫JA)

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  • 早川書房 (2020年1月23日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (496ページ) / ISBN・EAN: 9784150314125

作品紹介・あらすじ

関東を震撼させる二つの凶悪事件が発生。警視庁の分析捜査官・渡瀬敦子と東都放送の土方玲衣は奇妙な協力関係を結び、犯人を追う

みんなの感想まとめ

警視庁の分析捜査官とメディア報道の女性が共に凶悪事件の真相に迫る姿が描かれています。主人公たちの個性が際立ち、特に土方玲衣のサバサバした性格や目標に向かって突き進む姿勢が魅力的です。物語は関東を震撼さ...

感想・レビュー・書評

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  • 都内で放火、埼玉でひったくり。
    それぞれで死者が出る凶悪事件だが、その日程の符合に気が付いた敦子と玲衣。浅からぬ因縁の二人がそれぞれの組織を巻き込んでの活躍。
    敦子は警察組織、玲衣はTV局、それぞれに理解者を得ながら苦闘する二人。
    思いも掛けない背景を炙り出すと共に二人の過去も明らかになる。
    ところどころに地図が挿入されいて、逃走経路の説明が分かり易い。登場人物が多くて名前を巻頭の人物紹介ページで確認するが、まあこれは仕方が無い。
    スラスラと一気に読めなかったが楽しめた。
    多い登場人物のそれぞれのキャラも立ってた。
    シリーズの次作も有る様なので読んでみたい。

    作品紹介・あらすじ
    関東を震撼させる二つの凶悪事件が発生。警視庁の分析捜査官・渡瀬敦子と東都放送の土方玲衣は奇妙な協力関係を結び、犯人を追う

  • 長沢樹『ダークナンバー』ハヤカワ文庫。

    香山二三郎、北上次郎、千街晶之、村上貴史といった評論家が推薦している割には全く面白くなかった。ミステリー小説として文章や文体が余りに稚拙で非常に読みにくいのだ。最近のハヤカワはハズレが多い。

    埼玉で発生した連続強盗致死事件と東京の連続放火殺人事件のつながりに気付いた警視庁分析捜査係の警部・渡瀬敦子と東都放送の土方玲衣が凶悪事件の犯人を追う。

    本体価格960円
    ★★

  • 玲衣のサバサバした性格好きです。目標に向かって、自分の道をどんどん突き進む姿はかっこいいです。

    容疑者候補になる人が少ないので、途中で犯人がわかってしまい、ダークナンバーとしての驚きは少なかったです。


  • 警視庁分析捜査係と、メディア報道のダブル主人公。

    町田、相模原で起きた事件を機に、西東京へ広がり、別件だと思われていた埼玉での連続路上強盗致死傷事件に繋がる。
    あり得ないと思われたその事件をつなぐ線は。

    警察ものだけでなく、報道の要素が入ることで臨場感と疾走感が素晴らしい。特に物語後半は目を見張る。

  • つまらないわけでも読みづらいわけでもないのに途中何度も止まった。何か他のことをしてしまう。最後数ページ残してまた放置。なんとか読み終わったけど、多分そのうち忘れてしまう。つまらなくないけど面白くなかった。あと異様に人の名前が覚えづらい。

  • 警察官と報道の2人が協力する姿がとてもよかった!2人についてもっと知りたいと思ったから、渡瀬敦子と土方玲依がシリーズ化されてるらしくて続編も楽しみ!

  • 07月-11。3.5点。
    科捜研上がりの女刑事、マスコミの中学同級生。
    都内の放火事件と埼玉の通り魔事件が並行、全く関係無さそうだが、注目し。。。

    再読。前回よりもわかりやすかった。文庫化で加筆修正があったからかな。

  • 面白かった、一気読みした。
    最後の解説でシリーズ化してることがわかった。
    なんとなくそんな気もしたけれど、ほんとにしてしてるとは…
    一番消化不良だったのが、渡瀬敦子と土方玲衣の関係と…その土方玲衣の野望。なんかしっくりこないというかまだすべてを明らかにしていないような印象。シリーズ化するみたいなのでおいおい明らかになるかもしれないけど…
    それにしても女性の過去の訳アリが売春とか性的な虐めとか、ホント嫌になる。

  • 結構長い話なんですが、中だるみがなく最後まで緊張感を保っている。事件の全容が見え始めるあたりからは一気に読めます。
    主人公を警察サイドのプロファイラーとテレビ局の事件屋の2人にしているところが構成の妙です。面白かった。

  • 警察の分析官と放送局の元記者がお互いのプロフェッショナルに徹した仕事をすることで、お互いを補完しつつ犯人を追い詰めていく。
    このコンビの活躍をこれからも読みたいと思った。
    一気読み小説


  • 『ダークナンバー』
    数字という無機質な存在が人の運命や犯罪を支配していく恐怖を描いた作品だ。派手な展開よりも、日常に潜む違和感が少しずつ積み重なり、気づいた時には逃げ場がなくなっている感覚が印象的だった。数字を「知ってしまう怖さ」が読後まで残り、考えさせられる心理サスペンスだ。

  • 2020年4月に登録しておきながら、今まで何故読んでなかったのか自分でも分からないままだが、今更読了した。素晴らしい内容で自分は何をしていたのだろうと苦笑した。
    前半は連続事件の後を追い、作中の地図等を確認しながら読み進めたため時間がかかったが、段々と犯人に迫っていく時点からスピーディな展開に着いていき、あっという間に読了。
    主人公と言える2人、そして犯人までも女性であり、女性の強さ・狡猾さ・頭の良さに感心した。それぞれが大きな苦しい過去を背負い、生きていることに背中を押された気がする。
    相棒という表現が出てきたが、まさにそう感じシリーズ化されていないか調べたところ、続編があることを今知りうれしく思っている。

  • 7割くらい読んだが根負け。私には、長すぎた。

  • 舞台である報道番組のスタジオの臨場感が伝わる作品だった。報道番組って、速報性が重視されてると、即時対応を求められ、次善の策もやむなしなんてこともあるんだろうなぁ。後からごちゃごちゃ批判されてもって現場では思ってるかもしれないね。視聴者側がある程度『聞き流すもの』って思ってないと、SNS上での的外れな批判やリンチは無くならないね。なんてことを思わせる内容でした。

  • あらすじ
     警視庁分析捜査官の渡瀬敦子。ひったくり事件と連続放火の事件を追っている。テレビ局で記者の復帰を狙っている土方は敦子の同級生。敦子は外見を理由にいじめを受け、相手を罠に陥れた。作戦が失敗に終わるところを助けたのが土方だった。二人はまたも協力し合い、真犯人を見つけようとする。ひったくり、放火、無関係だと思われていた被害者の中に共通するものがあった。亡くなった人たちは、過去がはっきりせず、それぞれ九年程前から経歴がはっきりしているのだった。また中国にルーツがあることも伺え、密輸入を疑う。

     面白い作品だった!骨太。スピーディ。主人公達は若手の女性たちだけど、すごい勢いで仕事している。周りを巻き込みながら。作者はテレビ番組制作にも携わっているからか、テレビ局のディテールもしっかり書き込まれているし、警察のことも本格的。事件もスケール大きくなっているけど、これまえの伏線ばっちり回収されていて、最後まで楽しんだ。

  • 2023/10/15購入

  • 何度も途中で読むのをやめてしまった。マスコミと警察の裏側みたいなのが知れておもしろかったけど、最初の方がイマイチだった。後半は物語がぐんと進んで引き込まれた。

  • 読みごたえのある重厚なサスペンス小説。なんだと思うんだけど、ノリ切れなかった…ここまで読み進めるのに苦労したのは久しぶり。なぜかと考えてみるに、主人公の二人に比べて脇を固める捜査員やテレビ局員の掘り下げがなさすぎて、登場人物が多いのも相まって誰が誰やら分からなくなってしまった事、で分からなくなったまま読み進めてもとくに支障なかった(笑)。
    あと地方住みの私には首都圏の事件を地図付きで詳細に記述されても臨場感は高まらない事。
    なんだ私の読解力が問題だったのか。終盤、事件の全容が見えてきてからの展開はすごく良かったのでちょっと残念。

  • 報道✖️警察
    大胆で綿密な計画の事件にしては真の狙いがありきたり??
    常に緊迫した雰囲気でが物語が進むようで進まず話を忘れがちで難しかった

  • まったくノーマークだったけど、どこかの書評(朝日か日経夕刊)で気になって読んでみた。凡百の国産警察物とは一線を画す緻密な犯罪構想と、魅力的なキャラクター(特に報道関係者の会話が素晴らしい)。
    ただし後半になると物語のスローな進み方がちょっとだるくなってくる。途中でスピードアップして、一旦真相に近づいても良かったのでは。もしくは、ここまで大風呂敷の物語にする必要なかったのでは。
    いずれにしろ続きがあると知れば読みたくなるな。
    3.6

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著者プロフィール

新潟県生まれ。二〇一一年、『消失グラデーション』で第三十一回横溝正史ミステリ大賞を受賞してデビュー。同作は各種ミステリランキングにランクインするなど、高い評価を受ける。一三年、『夏服パースペクティヴ』で第十三回本格ミステリ大賞候補。テレビ番組制作に携わる傍ら小説を執筆している。その他に『ダークナンバー』『クラックアウト』など著書多数。

「2023年 『アンリバーシブル 警視庁監察特捜班 堂安誠人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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