姉さま河岸見世相談処 (ハヤカワ時代ミステリ文庫)

  • 早川書房 (2020年10月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784150314538

作品紹介・あらすじ

元昼三の姐御が凛として難事に挑む

感想・レビュー・書評

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  • 元花魁の七尾姉さんは、落籍されたが、旦那が亡くなり、また、吉原に舞い戻り、千歳楼という見世を営んでいる。
    4年前に禿として来た・たまきが、2年前に、風邪が元で、呆気なく死んでしまい、金福寺の快源和尚のお経が「ありがたくなかった」という理由で、未だ、成仏せず、時々、七尾姉さんの元にやってきて、何かと、手伝っていく。
    「お経がありがたくなかった」と言うより「姉さんが心配でまだまだしばらくは成仏できそうにない」と言うのが本心のよう。

    お酒に目が無く、少し天然で、人情深い七尾姉さんが、吉原で起こる、悩み事や、難事を解決していく。

    物語は、七尾姉さんと一緒に吉原に売られて来て、一年目に呆気なく死んでいった二つ違いの妹の語りで進む。

  • 2020年10月ハヤカワ時代ミステリ文庫刊。書き下ろし。元花魁の七尾姉さんと幽霊の禿:たまきの事件簿。面白そうな設定だと手に取りました。とにかく、くどい説明口調の語り口に閉口してしまい、こういうスタイルにした理由というか必然性にも、思いが全く及ばず、あまりの難しさに、あっけなく玉砕してしまいました。

  • 元花魁が探偵の活躍をする時代ミステリー小説。ミステリーだが、シリアスではなく、随所にお笑い要素あり。『滔々と紅』より砕けた感じ。語り調で読みやすかったが、語り部は意外な人物だった。

  • 文章の語り口調もですが、七尾姉さんが独特で目新しい。
    吉原に舞い戻っているのに悲壮感は無くのびのび暮らしていて、たまきとの不思議な関係も面白い。事件は複雑なものではないのですが、気ままな推理をする七尾姉さんにぴったり。

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