エゴに捧げるトリック (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2021年1月21日発売)
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感想 : 8
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Amazon.co.jp ・本 (368ページ) / ISBN・EAN: 9784150314675

作品紹介・あらすじ

謎の生物EGOの侵攻に唯一対抗できる催眠術士。その養成機関で起きた殺人の罪を着せられた吾妻福太郎は、級友と共に黒幕を追う

みんなの感想まとめ

近未来の日本を舞台に、催眠術士養成学校で繰り広げられるミステリーが描かれています。主人公の福太郎は、仲間の死を巡る真実を追う中で、自らが犯人として疑われるという衝撃の展開に直面します。物語は、EGOと...

感想・レビュー・書評

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  • うわーってなった。あまりこの手の本は好きじゃなくて、最後の方読むのやめようかと思ったけど、気になるので最後まで読んだ。むー。
    最初は閉鎖空間に若者が集められて殺人が起きたのでその方式の本かと思い、福太郎くんが変わったことから多重人格かなぁ。さらにSFが加わって催眠術があって。もういっぱいいっぱいです。最終的に、はてしない物語だった。はてしない・・に「」つけようかと思ったけど止めた。読み返したらいろいろ伏線が分かるのだろうけど、それすら予測されてうわーですよ。すごい苦手な本でした。

  • 催眠術師養成学校に通う福太郎。卒業試験の最中、仲間の一人が変わり果てた姿で発見される。皆で真実しか話せない催眠を掛け合うも、浮かび上がったのは「福太郎が犯人」という事実だった。

    EGOという人類の敵や催眠術が存在する近未来の日本が舞台。やりすぎ!って笑っちゃうくらい、足の踏み場も無い程に伏線が撒かれていて、難解になりそうなのにとても読みやすい。
    キャラも愛らしく個性的。特にイプシロン……愛しすぎる。かなり序盤にある可能性に思い至る人も多そうだけど、それさえも仕掛けられた大きなトリックに絡め取られる。トリックの仕掛け自体は初見でなかったけど、ここまで効果的に使われているのを見たのは初めてかも…。
    激しく没入出来るドラマティックSFミステリ。

  • 『娯楽』★★★★☆ 8
    【詩情】★★★★☆ 12
    【整合】★★★☆☆ 9
    『意外』★★★☆☆ 6
    「人物」★★★☆☆ 3
    「可読」★★★★☆ 4
    「作家」★★★★☆ 4
    【尖鋭】★★★★★ 15
    『奥行』★★★★☆ 8
    『印象』★★★☆☆ 6

    《総合》75 B

  • これがデビュー作なのは凄い!と思った。

    全員催眠術師という奇抜な発想。
    催眠という力に読者の目線がいってしまうのもまた仕方のないこと。
    しかし、それを抜きにしても最後は予測できない方向に転がっていく。
    最後はちょっと好みがわかれる展開かもしれませんが、少なくとも自分は「もう一度読もう」と思いました。自分が読者であるからこそ…
    (ギリギリネタバレになってないはず)

  • ノベルゲームですね。この内容でミステリで小説で、ってなるとかなり新しい試み。この設定意味ねーじゃん、ってくらいミスリードが激しい。冷静に見るととても練られた作品でした。キャラ続投させて、次の作品も読んでみたいです。

  • なるほどね、そういうオチか。確かにタイトル通りです。

  • あんまりミステリのレビューはしないが、これは書かざるを得ない。
    ゲームではよくあるアレを、小説として表現したのは(しかもミステリ)革新的だと思う。
    もっと知名度をあげて適正に評価されてほしいにもほどがある作品。
    あと、あるキャラが面白すぎた。

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