マルドゥック・アノニマス (6) (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2021年3月17日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150314743

作品紹介・あらすじ

バロットはウフコック救出のため、〈クインテット〉に対して、ハンター=シザースという揺さぶりをかける。第2部クライマックス

感想・レビュー・書評

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  • マルドゥックアノニマスシリーズの最新巻を読了。

    面白いのよ。

    すごく面白いんだけど、これは1から連続して読まないとダメね。
    もう5巻でどうなったのかよく覚えていないし、登場人物多すぎだし、6巻の中では時系列がめちゃくちゃに進んでいくから、頭のなかで訳が分からなくなってしまう。

    さらに7巻に続くようだし、本シリーズは最終的に10巻くらいまでいくのかな?

    このシリーズは、最終巻がでてから、シリーズを通じて順番にがっちり連続して読んだ方がいいかもしれない。

  • ウフコックを取り戻すべく奮闘するバロット。誕生日を機に声帯再建手術を受け、その成功の翌日にハンターとの二度目の邂逅へ。
    そして、その邂逅でウフコックの居場所の特定に成功し、奪還作戦へ。また、ハンター側もシザーズとの直接対決が始まろうとしており、ウフコック奪還作戦の時にハンターの登場がなかった理由も明らかに。
    最後は、ウフコックが脳死状態にあるブルーを救出に行くために再びの潜入捜査をするという、ちょっと驚きとバロットみたく悲しい続きに。
    脱出作戦のようなバロットとウフコック、そしてアビーたちの連携プレーがまた読みたいし、次巻以降もそうなって欲しいと願っている。

  • 物語はさらに深みを増し...。敵対勢力との交渉の描写や、心理描写の書き込みがめっちゃ面白い。僕がこのシリーズにハマりすぎているせいかどうかはわからないが描写の一々に臨場感を持った味わいを楽しめる。

    主人公に立ちはだかる敵勢力のボスもどう転ぶかわからない謎をかかえているので読んでてわくわくさせられ、次のページをめくる手が止まらない。

    エンハンサー同士の戦いも、力が強い方が勝ち!という少年漫画的なノリもなく、「その場で誰がどのような動きをすれば最善の結果を引き寄せられるか?」という緻密な計算のもとに行動しているので大人の闘いって感じで面白い。

    次の巻が楽しみで仕方がない。

  • 大興奮の第4巻から引き続きイースターズ・ファミリーによるウフコック救出劇が描かれる。とは言うものの、もはや救出が成功したのは明らかなので、重点はルーン達がどのようにしてそこに辿り着いたのか、ハンター達はなにをしていたのかに移っている。
    現在と過去を並列して描き、実はこんなことが隠されていたと明かすのは、SFマガジン連載中の作品であることを考えるとかなり綱渡り的な手法に思えるが、いとも簡単にやってのけてしまうのがすごいな。
    ここまで読んでかなり疲れたので、次巻に手を出すのは少し後にしよう。

  • 長い長い


  • クインテット達はウフコックの情報があったとはいえ無敵状態のバロットだったのに、ガンマニアとは苦戦?というか、無双状態じゃなくてなんかちょっと残念。というかライムがウザイ。バロットがカチンと来るのがスゴイよくわかる。

    ライムの事を多分バロットの方が意識しすぎているんだろうけど、それにしてもライム腹が立つ。考えてみたんですが、バロットの方はきちんとライムの指示に従っているし、彼の能力に敬意を払っているのに対し、ライムの方は彼女を対等と思ってないというか、きちんと彼女の能力を評価してない感じがするからかな、と。別にほめてほしいわけではないと思うんですよ、バロットも。でも自分のやったことに対して正当な評価が欲しいし、きちんと自分の出来る事は認めてほしいという思いがあると思う。ライムの指示はバロットがやっていることは「出来て当然」で、彼女の感情の動きを揶揄したり、気づかない所を「そんなこと言われなきゃわからないのか」と言うような言い方で指摘するからカチンと来るんだろうなぁと。戦闘現場で「寝てないよな」ってのはあからさまに失礼だよな、マジで。大体、お前は前線出て無いしなって思ってしまうし。

    なんだろう。ライムの指揮官としての有能さを示したいための共闘だったり、作戦なんだとは思うけれども。個人的にはもっとバロット頑張ったね、すごいよって感じの方が観たかったなぁと思う。最後もあんなだし。
    ジェミニも居ないんだし、メイドバイウフコックの発信機でも取り付けて本体は一度退却でも良かったんじゃないの~と思ったり思わなかったり。

  • 待ちに待った最新巻。前巻からのインターバルはそれほど長くないとはいえ全ての登場人物を思い出すのは大変でした。ウフコック奪還までと奪還後が交錯しながら進んできた物語もいよいよ佳境。シザーズとハンターの対決やバロットとライムの関係など見どころも盛りだくさん。そしてウフコックはハードボイルドでした。

  • 空白の618日間の全てが明らかに。4-6巻で現在と過去を交互に語る構成にしたのは良い判断。6巻でもハンターとの直接対決など手に汗握る展開が続くが、最後には救出されることが分かっているので安心して読めた(1-3巻が陰鬱だっただけに)。バロットや仲間の会話に思わずクスリと笑ってしまうことが何度もあった。救出されたウフコックがその足で新たな任務に就くとは思わなかったが、希望に満ちた終わり方が良い。バジルがどんどん好きになっていく。

  • 取り戻したものを再び手放すことの辛さ。でも、再び手放せるのは信頼の証でもある。
    これ新刊出るたびに読み直した方がいいな。

  • シザースとは何なのだろう?
    ウフコックの救出の為に行動するパロットとイースターズオフィスのメンバー達。
    眠れるハンター陣営の奮闘。

  • 第二部クライマックス!

    ハンター達と、バロット達の舌戦と同時に繰り広げられる目に見えない戦いにハラハラワクワクし、やはりウフコックが手元にいるバロットの戦いは惚れ惚れします。

    バロットとウフコックのやりとりが愛おしくずっと見ていたいですが。。ウフコックはアノニマスではなく、1人?1匹?のウフコックとして再度旅立ちを決意します。ようやく現実と回想の時間軸が重なったここから、また話が面白くなりそうです。

    もう一つ気になるのはバロットとライムの関係。
    今ではほぼ誰とでも上手く付き合えるバロットが、何故かライムにだけはやけに冷たい。兄に似ているからとバロットは合点していましたが、たぶんそれは恋では?と個人的には思ってます。この2人の関係にも注目です。

  • もう登場人物の敵味方の区別くらいしかつかないんだけど、ページが進むにつれどんどん引き込まれていく。

  • こっからはウフコックのターンだ、ってかな。

    さて、あと3巻で終わるのか?

  • マジか!という展開。
    もしかしたら、この6巻までが序章なのかもしれない、という予感。2つの時間軸が、ようやく融合したか?
    そして、ここまで来てまだ、あのプロローグから少し進んだだけに過ぎないという衝撃!
    ……続刊はⅠ年後?嘘だろって思う。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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