- 早川書房 (2021年6月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784150314880
作品紹介・あらすじ
明治11年、侍から刑事に転身した三崎は、米国から逃亡してきた凶悪犯モーガンを追う。背後には亡父が追った殺人犯、羅刹鬼の影が。
みんなの感想まとめ
明治11年の横浜を舞台に、侍から刑事に転身した主人公が米国から逃げてきた凶悪犯を追う物語が展開されます。作品は、復讐に燃える米国人女性や、父の遺志を継ぐ主人公の葛藤を通じて、さまざまな人間模様を描いて...
感想・レビュー・書評
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この時代小説がすごい!で高評価の作品だったので手に取ってみたが、まあまあ。羅殺鬼の正体や名前の由来などは衝撃だったが、展開としてはあまり新しさを感じず。ジャックが序盤に天井裏の忍びを撃ち落とすシーンではどう彼を追い落とすのかと期待したが、結果自滅に近い形になりあっさりしすぎ。また、明治初期という設定だがあまり時代を感じせるような場面を感じられなかった。幕末の思い出や事件が引き継がれるがそれだけで、その時代特有の社会や習慣などがあまり出て来ず、時代小説的面白さは感じられなかった。
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明治11年横浜。
米国から渡ってきた凶悪ガンマン、
復讐のため幼児を連れて来日した米国人女性、
そして元同心の息子であり警察官になった主人公。
主人三崎蓮十郎は、父親や縁故の者のため、米国人親子のため、ガンマンジャックモーガンを追う。
※近頃なぜか『生い立ち』を想起させる読書ばかり
続いたため、職場の元担当Nさんへ
『江戸へ戻りたい、明治維新後の世界も好きだし、
ミステリー要素があるのも好き』と話したところ
オススメしてくれたもの。
江戸の頃を懐古しつつ横浜という土地柄もあり新しい文明に触れる空気がなんとも良かった。
小さな布石がポツポツと、そして、キレイに回収。
今まで知らなかった『仕込み杖』『握り鉄砲』など武器についても興味深かった。
著者プロフィール
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