掃除機探偵の推理と冒険 (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2022年5月24日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (384ページ) / ISBN・EAN: 9784150315238

作品紹介・あらすじ

刑事の鈴木は、目覚めるとロボット掃除機になっていた! しかも眼前には男の死体が……。『地べたを旅立つ』改題。解説/辻真先

感想・レビュー・書評

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  • 事故に遭った刑事、目が覚めたら掃除機になっていた…ってなんじゃそりゃ!!!
    家の中でときどき上に猫を載せてぐるぐる掃除して回っているあの、まるい、掃除機。
    あの中に意識が宿る!?しかもとある「心配事」を解消するため冒険に出る!?
    その途中でいくつかの事件を解決していく!?
    いやいやいやいや、それって、どうよ。と思いながらも最後まで楽しんじゃったよ。
    ムリゲーとかご都合主義とか、そんなことは大前提。いいのですよ、掃除機が冒険に出ても。そしていろんな機能を駆使して謎を解いても。楽しめたら勝ちだ。

  • ロボット掃除機になってしまった主人公が奮闘する物語。ミステリというよりもロードムービー的なお話なんですが、これが最高!掃除機ならではの視点で少し変わった機能を意外な方法で活用したり、掃除機と人間の交流などとにかく面白かったです。
    笑えて、ハラハラしつつ、そして少し泣けるエンタメ小説でした。

  • 第100回アワヒニビブリオバトル「テーマ設定なし」で紹介された本です。ハイブリッド開催。
    2023.6.10

  • 気がつくとロボット掃除機になっていた、という着想に惹かれて衝動買いしたが、それでおしまいの、久々に遭遇した駄作。
    アガサクリスティー賞受賞、とあったが、これでどうやって受賞したのか謎。

  • 現職刑事の主人公は交通事故から目覚めると思考が掃除機ロボに乗り移っていた。
    第10回アガサ・クリスティー賞受賞作品。

    推理はほぼなく思考小説といった感じ。ご都合主義のチート能力が多めだけど、大活躍する掃除機が見れるという他にはない作品。

  • まあ、タイトルと設定に惹かれて…。
    想像通りのとんでもねえ駄作であった。
    ルンバにいろんなご都合機能つきすぎだろ。

  • とんでもない設定だけど、ワクワク冒険小説+ほんのり。設定の説明が多少冗長だけど無理な設定に関わらず、楽しくストーリーをまとめ上げてあり、凄い手腕と思いました。

  • 児童向けの冒険小説として見たらおもしろいと思う。推理の要素が薄いし唐突だし、人が死ぬ必要があったのか謎。シュリを取り巻く状況が残酷すぎて胸糞悪かった。老夫婦のところのお話は良かった。

  • ほんとうに題名通り、推理と冒険だった!
    途中、ニンテンドー3DSのゴーストトリックみたいになるのかと思ったが
    ちゃんと推理と冒険だった。
    改題大成功である。
    ほんとおもしろかった!
    今年度1のおもしろさだった。

  • 舞台は北海道。事故に遭った鈴木勢太(刑事)は、なぜかお掃除ロボに憑依。製品的に多機能といえど、円盤型掃除機の身で無茶をする。細かいことをいえば、事件の証拠物件が隠匿状態で問題ある気もするが、生死の境をさ迷う中で大切な姪をDV義父の卑劣な蛮行から守る第一目的を考えれば、努力の限りを尽くして頑張ったと思う。親や子に問題ある家族が目立つ中、義理人情に厚い老夫婦と親思いな息子たちの関係に救われた。

  • 第10回アガサ・クリスティー賞受賞作品。いや嘘でしょっ?!これはかなりヤバい!ギャグ小説かと、半ばひやかし気味のタイトル買いだったが、完全に裏切られた。最後までめちゃくちゃ真面目な推理と冒険物で手に汗握る緊迫感ハラハラドキドキウルウル系だった。こんな面白い作品の後は、どーすればいいの?!ってくらい魅せられ読まされセイタ押しにされました。いやぁとにかく近代異形物小説の金字塔的な作品に出合ってしまったなぁ。出てくる街も地形も知りすぎてて、道中すんなり頭に入ってきたのも良かったかな。最初から、嘘でしょ?!と言わさる事だらけだったが、読み1嘘でしょと驚いたのが、物語ラスト展開の日にちが、読了ラストスパート日と一緒(7月23日)だと文面でわかった事だった。なんの思し召し?

  • ミステリーなのかファンタジーなのか。
    ロボット掃除機に精神が入り込んでしまった主人公が、姪のために四苦八苦するお話。それにしてもこの掃除機、デキル。ウチのロボット掃除機なんか、カーペットに乗り上げても助けを求めて警告音鳴らしているというのに。

    DVというかストーカーというか、虐待する親の心理がよくわからないので(よくわかりたくもないのですが)いつも不思議に思うのですが、なんで虐待するのに手元に置きたいと思うんだろう。虐待したいから自分の庇護下から出したくないのか。逆に庇護下から出したくないから力で言う事を聞かせるのかなぁ。

    主人公の彼が徘徊していたから未然に防げた事故も、実際にはそのまま被害にあっているケースの方が多いのかな、と思うとつらいです。かといって、ドローンや小型機械に常に監視されている世界もどうかと思うし。まぁ実際、Big Brother is watching you の世界はもうすでに現実のものとなっているのかもしれませんけれども。


  • ある朝、落ち着かない夢から醒めたとき、鈴木勢太は一台の小さな機械に変わってしまっている自分に気がついた。(本文より)
    元の題名は、地べたを旅立つ。

    事故により自走式掃除機に憑依してしまった刑事鈴木勢太が、姪を救うため札幌から小樽に向かう。ハイテク掃除機だが、時速は1.8キロ。主人公は様々な出来事に巻き込まれるが、持てる機能を駆使して目的地を目指す。

    軽めで読みやすい。推理モノというより、ファンタジーなロードノベル??掃除機になった主人公が、吸い込んだり散らかしたり噴射したり鳴ったりと頑張るのが楽しい。遭遇する老夫婦がいい人達でよかった。文豪ネタあり。


  • 待望の文庫化。ロボット掃除機というシチュエーションはしっかり活かされていると思う。元タイトルの『地べたを旅立つ』の方が私は好きだ。

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