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Amazon.co.jp ・本 (608ページ) / ISBN・EAN: 9784150315528
作品紹介・あらすじ
女性だけの自爆テロ集団がチェチェンから日本に潜入した。特捜部による捜査の一方で、城木理事官は政治家の兄にある疑念を抱く。
みんなの感想まとめ
母と子の絆をテーマに、女性だけの自爆テロ集団が日本に潜入する緊迫した状況を描いた物語です。特捜部のイケメンたちが織りなすストーリーは、彼らの人間性や信念を映し出し、読者を引き込む要素が満載です。特に、...
感想・レビュー・書評
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既に四六判を持っているが解説が載っているので文庫版も購入。
この文庫版では「自爆条項」完全版(文庫版)と同様に好き勝手な事を書いていきたい。
これまでのシリーズ既刊を何度か読み返してみて不満に感じる部分がある。
それは、戦闘場面(龍機兵VS機甲兵装)における人物の視点が姿、ユーリ、ライザ達 突入班の視点で書かれていて相手が何を思って(考えて)いるのかが分からないという事。
本書だとクライマックスの、
・姿vsファティマ
・ライザvsジナイーダ
・ユーリvsシーラ
がそうなのだが、
ファティマの場合、共にナイフを使うのが得意という事もあってか姿はファティマに興味を、それも恋愛感情に近いものを持つのだが、ではファティマは姿に対して何を思っていたのか?
ジナイーダは女でありながら「死神」と呼ばれる程の凄腕のテロリストだったライザと戦う事をどう思っていたのか?
そして、多くの犠牲を出してまで自身の想いの成就を目前にしながら、それを阻止する者(ユーリ)が立ち塞がった時のシーラは何を思ったのか?
例えば、
ファティマなら、「私と同じナイフ使い。さあ、もっと私を楽しませて」とかジナイーダなら「死神と呼ばれる女。だが、死神でも私を倒す事は出来ない」とかシーラなら「私には どうしてもやらなければならない事がある。誰にも邪魔はさせない」
なんて書かれていたらなあ。と思うのだが。
出来る事なら、作者 月村了衛に敵側の視点で書かれた戦闘場面のみの短編を執筆してほしいけど、まあ無理だろう。(意外と既にファンの方が同人誌で書いていたりして)
「コルトM1847羽衣」等の月村了衛作品の気になる場面にBGMを付けるとしたら どんな曲がいいだろう?なんて考える様になったのだが、本作の戦闘場面でもそれを考えてみた。※()は歌手。
中には歌詞が場面とのイメージと合わない曲もあるがメロディーの雰囲気で選んでみた。
先ず、新発田での姿、ライザVS少女兵。
「ロタティオン」(平沢進)
・姿VSファティマ。
姿視点なら、
「ダーリング」か「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」(沢田研二)なんだけど、ここは「La Isla Bonita」(マドンナ)で。
・ライザVSジナイーダ
「パレード」(平沢進)。
・ユーリVSシーラ
最初は「アカシアの雨がやむとき」(西田佐知子)や「怨み節」(梶芽衣子)が浮かんだが、映画「おろち」の主題歌として使われた 「愛をする人」(柴田淳)にした。
どのような歌詞かというと、
♪私のこと 愛せないなら
私を愛してくれる人を
探して下さい どうかお願い
私にください
私にください...
愛しても 愛しても 届かぬ想い
いつになったなら 報われるのか
それでもそれでも 愛されずにいられぬ
女は愚かな生き物なんです
やがて心は 寂しさに飲まれて
枯れるのでしょう
甘えたくて 甘えてみたくて
あの子みたいに 髪を撫でられたい
必死だったわ あとどのくらい
いい子になったら
いい子になったら...
求めても求めても 振られてしまう
いつになっなら 満たされるのか
それでもそれでも 諦めきれない
女は欲深い生き物なんです
そんな心は 憎しみに変わって
ざわめくでしょう
愛しても愛しても 届かぬ想い
いつになろうとも 報われぬとも
それでもそれでも 愛し続けるの
女は愚かな生き物なんです
やがて心は それこそが愛だと
悟るのでしょう。
と、まさにシーラの心情を歌っているとしか思えない歌詞。
物悲しいメロディーで、戦闘場面には不向きとも言えるがアップテンポな曲よりも こちらの方が情感があふれると思い選んだ。
実際にこの曲をBGMにユーリVSシーラの戦闘場面を読んでみたら、いつものように........以下 略。
戦闘以外の場面だと、カティアの取調べで自分のやり方に悩む由起谷にユーリが〈痩せ犬の七ヶ条〉の一つを教える場面には「透きとおる季節」(三田村邦彦)の2コーラス目のサビの部分が合わせたい。
これもどんな歌詞というと、
♪心には傷が増えても
俺は俺は行くだろう
澱む水よりも流れていたい
頬を打つ風に向かって
七ヶ条の一つ[自分自身を信じろ]を教えられ、自信を取り戻す由起谷にぴったしの曲だと思うのだが。
機龍警察(コミカライズ版)で もしアニメ化されていたら声はこの声優でというのを考えてみたのだが、本書でもそれを考えてみた。(これも80~90年代に制作されていたらと仮定して)
主要人物はコミカライズ版で書いたので、ここではそれ以外の人物達を。
・桂主任 麻上洋子
・シーラ 弥永和子
・ジナイーダ 戸田恵子
・ファティマ 島津冴子
・カティア 高山みなみ
・宗方亮太郎 井上真樹夫
・宗方日菜子 島本須美
・城木亮蔵 大木民夫
・曽我部雄之助 磯部 勉
・堀田義道 津嘉山正種
・小野寺徳広 野島昭生
と、こんな感じで。
EDにはPEARLの「ONE STEP」で。
ラストのサビの歌詞
♪Ah~心が痛むほど
声をからし続けなきゃ
うまくはいかない
昨日と同じ今日なんて
誰も望みはしない
今日と同じ明日を作ろうとは思わない
やりきれない朝もある
眠れない夜もきっと来る
イヤな事にも諦めず
その手ですべてを消してしまえ
本作のゲスト主人公と言える少女カティアのテーマ曲と言ってもいい歌詞。
EDにはこれしかないと思う。
そのEDの後に、シーラとカティアが青空の下で洗濯物を干す・食事の支度をする・暖炉の前でくつろぐ・一つのベッドで寄り添う様に眠る・笑顔で抱きつき(カティア)同じく笑顔で抱き止める(シーラ)。と二人が、もし本当の親子のように暮らしていたらといったイメージ画(止め絵)によるスペシャルEDがあるといい。
バックに流れる曲は童謡「おかあさん」。
♪おかあさん
なあに
おかあさんっていいにおい
せんたくしていた においでしょ
しゃぼんのあわのにおいでしょ
おかあさん
なあに
おかあさんっていいにおい
おりょうりしていた においでしょ
たまごやきのにおいでしょ
もう、こんな映像を観たら自分は絶対泣く。
っていうか、想像しただけで涙が......以下 略。
最初に書いたように、本当に好き勝手な事をダラダラと書いてしまったが、「機龍警察」シリーズを読むとどうしても色々と空想してしまう。
まあ、それだけハマってしまっているというわけで。
さあ、次は「狼眼殺手」文庫版だ!!←っていつ出るんだ?
そして、新作はいつになったら.......... -
機龍警察シリーズ、4作目。
前作『暗黒市場』は、父と子。今作は、母と子がテーマ。
由起谷(ゆきたに主任、漢字変換が面倒い!)、城木の特捜部2大イケメン(ユーリも入れると特捜3大イケメン)が対になって物語りが進行。
そこへ、少女カティマが母というテーマを背にして絡んでくる。
由起谷主任の取調べは見もの(読みもの⁈)です。
落とすというより、相手を信じたい、昔の自分を重ね合わせる相手に対して、自分と同じように、怒りをコントロールして正しい(正しいって難しいが)道を歩めるはずだと信じたい。気持ち、祈るような思いを感じた。
作中登場する2つの手紙も対照的。
ラストに登場する手紙、泣くー。
城木理事官の今後、でもってお兄さん実際どうだったの?ってとこが気になるけど…今後明かされるのだろうか?
えー、次は『火宅』を読みます…読み始めました!
でも、1作目からもう一度読み直して伏線や登場人物の関係を整理したい気もするなぁ…皆んな魅力的だけど、なんせ人数が多い!肩書きがむずい!
だからこそ面白いんだけど!!
これが、「沼る」というヤツか。
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日本に潜入した海外のテロ組織との戦い、
壮絶な自爆テロ
テロリストのリーダーと日本に繋がりが!
テキの存在の一端が!
ほんとに面白い。
新宿鮫が好きな人は、ハマると思う。
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チェチェン紛争で家族を失った女性だけのテロ組織『黒い未亡人』が日本に潜入した。公安部と合同で捜査に当たる特捜部は、未成年による自爆テロをも辞さぬこの敵の戦法に翻弄される。一方、城木理事官は実の兄・宗方亮太郎議員にある疑念を抱くが、それは政界と警察組織全体を揺るがす悪夢につながっていた――現代の悲劇と不条理を容赦なく描き尽くす、至高の大河警察小説シリーズ、憎悪と慈愛の第4弾。
文庫化されたので、9年ぶりに再読。主役だけでなく、ほんのわずかな登場の脇役にいたるまで、印象に残る。 -
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月村了衛はこれ以外ハズレだから これは頑張れ
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いつもながら敵テロリストの命名が絶妙。モビルスーツ同士の戦いも映像が見えてくるような文章でさすが。
ただ、身内の敵なるものが、どうもしっくりこない。シリーズ続けてずっとこのモヤモヤが続くと思うと、せっかくの良い作品なのだが、食欲がなくなる可能性も・・ -
毎度毎度、事件の背景にある事情がやるせない。しかしそもそも「チェチェン紛争」という名称だけで彼の国で何が起こっているのかを知らないこちらにも問題があるのかも。
昨今の国際情勢を鑑みるに、何年何十年経っても世界は同じことの繰り返し。人間は歴史から学びなんかしやしない。国民は国の基盤のはずなのにな。 -
★★★★☆(4)
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すごい。いろいろな難題が絡みあって物語が進み、一つ一つがほぐれていく。だから、機龍警察はやめられない。
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シリーズ4作目。
今作はチェチェンで家や家族を奪われた女性たちが自爆という手段を用いて日本でテロを行うテロリストとなり、世界に訴えかけると言う物語だった。
このテロを防ぐために特捜部は捜査を開始する。この捜査を続けていくとチェチェンの悲惨な状況などを目の当たりにして心揺さぶられる特捜部の面々がそれでも彼女たちを制圧しなくてはいけない場面はとても重く哀しい場面だった。
チェチェンに限らず、世界中で子供や女性がこのような被害を受けていると考えるといたたまれない気持ちになった。
ただ、この作品は最高だった。 -
エピソードが多過ぎで本筋のストーリー
がなかなか集中出来ない。 -
質量にちょっとビビッてしまい、読み始めるのに多少の気合が要る本シリーズ(あくまで自分にとっては)。でもいざ物語に触れるや、そんなイメージが実にバカバカしく思えるくらい、圧巻の展開に毎回唸らされる。機龍兵搭乗員の3人とその上司に限らず、それ以外の警察官、更には敵役までも、実に魅力的に描かれるのが素晴らしい。あとがきにもあるように、最初の3作で、件の3人の紹介がある程度なされ、本作からは、いよいよ”敵”にまつわる大きなテーマも動き出した印象。今後、ますます目が離せないな。
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歴史上実在したテロ組織チェチェンの「黒の未亡人」を題材に機龍警察の世界に合わせて事件を創造している。しかし、チェチェンの女性達が「黒の未亡人」を組織した経緯や組織の中にいる個人個人の葛藤は、いかにも描かれる通りだったのだろうと思わされる。
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文庫化までに9年は長過ぎ。
著者プロフィール
月村了衛の作品
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感想 :

気長に待つしかないですね。
気長に待つしかないですね。
機龍警察の新刊まだまだ先なんだっ。もう十分待った気がするのにショックっす_(:3」z)_
早く、またみんな...
機龍警察の新刊まだまだ先なんだっ。もう十分待った気がするのにショックっす_(:3」z)_
早く、またみんなでワクワクしながら読みたいですねぇ(^^)
ホント機龍警察新作読みたいなあ。
まあ、待つしかないですね。
新作より先に「狼眼殺手」の文庫版が出るのかな?と自分は思っ...
ホント機龍警察新作読みたいなあ。
まあ、待つしかないですね。
新作より先に「狼眼殺手」の文庫版が出るのかな?と自分は思っているけど、これもいつ出る事やら。