裏世界ピクニック 第四種たちの夏休み (9) (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2024年5月22日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (304ページ) / ISBN・EAN: 9784150315733

作品紹介・あらすじ

2人だけの特別な関係になった空魚と鳥子。
裏世界の解明も進んできたなかで、より深部
へ進んでいくための調査と探求が始まった。

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

テーマは、空魚と鳥子の特別な絆と裏世界の探求。シリーズ9作目では、3つの連作短編が展開され、物語は新たな高みに達しています。前巻からの停滞感を一掃し、緊迫感あふれる遭遇戦や、キャラクターたちの成長が描...

感想・レビュー・書評

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  • 2024年5月ハヤカワJA文庫刊。書き下ろし。シリーズ9作目。獅子の卦、カイダンクラフト、第四種たちの夏休み、の3つの連作短編。続きがあるのかを心配していたが、裏世界からの干渉は変わらずにあり、今回も話のテンションは高い。るながファミリーに加わっての裏世界との遭遇戦が圧巻。驚きに満ちた展開は、満足。裏世界を定義していく空魚と鳥子の二人とそのファミリーの活躍にワクワクする。次巻が楽しみ。

  • ほぼ停滞していた8から、9巻は猛烈に動き出した感じでめちゃくちゃ楽しめた!
    楽しいが楽しい。
    裏世界ピクニックはそこに裏世界があって自分も参加しているような気持ちになれるところがなんていうか臨場感があるんですよねー。
    没入しちゃってる。
    そして終わるとさみしい。
    続きが早く読みたい。
    今回も空魚ちゃんの実話怪談好きとある意味支配欲?みたいなのが見れて最高でした。
    空魚ちゃんが家族のことはなすのはいつなんかなー。
    絶対裏世界に゙関係してると思うから楽しみばっかりです。

  • 3編のエピソードから構成された今回ですがクリティカルな動きはあまりなく、今後の展開を見据えた繋ぎ、いわゆる伏線を敷いたの回かなという印象でした。とはいえマヨイガ再びの回はしっかり怖かったし、霞を引き取った小桜にこれまで見せたことのない感情を抱く空魚に微笑ましく思ったりしました。そして”るな”の社会復帰に向けた最後のエピソードにも心温まりつつ、そしてもうソロキャンはできないじゃないか!と思わせる位の怖さがありました。今回のお話を踏まえて今後の展開がどうなるか。続きを楽しみにしています。

  • SF。ホラー。ファンタジー。シリーズ9作目。
    今作はSF的な要素もあり、なかなか満足。
    「カイダンクラフト」での小桜との会話が言語SFっぽさがあって好み。
    サバイバル要素もあって、シリーズでも満足度の高い一冊だった。
    これでシリーズは最新刊まで追いついた。
    あとは『神々の歩法』を読もう。

  • 空魚さんがどんどん人たらしになってる?

  •  前巻でマヨイガに戸館さんやハナが居なかった事が気になっていましたが、今巻で再び訪れたマヨイガが廃墟になっていて、裏世界の異様さと一筋縄ではいかない理不尽さを改めて実感させられました。しかも、鳥子と空魚が裏世界で〝鵼〟になった事に対して、それを模倣して持ってくるというアプローチ。そうくるか、という驚きと共に、空魚や鳥子の日常生活を観察されている様な気味悪さと、やれる事なら何でもやってくる裏世界の異常さを感じました。

  • るなのメンがヘラってる感じ、うまいなぁ。
    ひとりひとりのキャラが、ちゃんと生きてる感じがする。

  •  基本的にはこれまでにも増して雰囲気が甘く、ともすればコメディっぽさすら感じるシーンもある。
     一方で、いちゃいちゃとも取れるそうしたコミュニケーションに納得しきれない空魚が、恋愛というののを解体(相対化)していきながら、裏世界を重ね合わせて考察するのが面白い。

     ※24年6月に読了。感想を記録しそびれていたので、再読の上、25年12月に記載。

  • 「獅子の卦」
    消えた二人を探して。
    何度も飲まれかけているが奇跡的に生還しているが、そんなの確率でいうとかなり低いのだろうな。

    「カイダンクラフト」
    研究者が作り出した。
    少しずつ変化していく様子を見ていると、今までとは違う場所のようで落ち着かなくなるだろうな。

    「第四種たちの夏休み」
    訓練のために来たが。
    擬似的であったとしても、作り出された空間が普通でないのならば夜間だけでも閉鎖すべきだろう。

  • 久し振りに続巻を読んだ。やっぱり面白かった。少なくともこの分野への知識と考察が豊富で、設定がしっかりした上に世界を展開している感じがいい。

    ただ、前巻ドン引きしたのと、随分間が空いたのがあって、人物配置とかかなり忘れてて困った。
    読み返すほどでもないと思ってるのだが、少なくとも、一冊としての最初には何かしら、展開とか設定を思い出させる節を設けて欲しいもんだ。ドラゴンボールみたいに前半全部前回に使わなくてもいいんだが。

  • 7月27日読了。図書館。

  • これまで受け身で相手をするしかなかった裏世界を逆に解析し返すというのは良いアプローチ。るなの一件も本当の意味で決着がついたようだし、今後はるなも戦力として…鳥子は連れて行くの許さないかもしれないなぁ。ただ最後のシーン、るなを使って空魚に何をしようとしていたのか

  • 物語が動き出して空魚と鳥子以外の関係性も変わっていく。小桜と霞。辻とるな。この二組が次巻からどうなっていくか。空魚ほど家族というものにネガティブな印象が強くないので子供達の成長と大人達の奮闘を見守りたい。裏世界の方も小桜や汀が本格的に防衛に出るようで楽しみだ。怪談を元にした怖い話として読み始めたけれど人間関係が丁寧に書かれていてそれぞれの変化が愛おしい。

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著者プロフィール

小説家。代表作に『裏世界ピクニック』(ハヤカワ文庫JA)、『そいねドリーマー』(早川書房)など

「2019年 『迷宮キングダム 特殊部隊SASのおっさんの異世界ダンジョンサバイバルマニュアル!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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