AIとSF2 (ハヤカワ文庫JA)

  • 早川書房 (2024年11月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (736ページ) / ISBN・EAN: 9784150315849

作品紹介・あらすじ

AIの普及で変化せざるをえない物語と家族を描く長谷敏司「竜を殺す」ほか、急速に社会へと実装される、AIの最前線11篇を収録

感想・レビュー・書評

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  • 『竜を殺す』はすでにそうなっているのではと思わせる。
    他に印象深かったのは以下。
    『生前葬よ予言獣』
    『幸せなアポトーシス』
    『看取りプロトコル』
    『意識の繭』

  • AIで作られたという「X-7329」を読みたくて

    もう区別がつかない。物語はそんなに面白いとは思わなかったけれど、全体的なそんな感じだから気にはならない。

    エピローグは少し残念だったけれどアポトーシス(茜灯里さん)、本作は前日譚であり他にも読んでみたいと思う介護肢(人間六度さん)、そうか、そうだったのかと爽やかな感動が残る看取りプロトコル(揚羽はなさん)がフィットしたかな。

    やっぱSFはいいな。

  • 11人も作家がいれば、もちろん合う合わないはあるけれど、読後の感想としては「やっぱりSF面白いな」。
    短編も中編も、けっこう読みごたえのある作品が多かった。今後の本選びの参考にしたい。

  • ふむ

  • AIを軸に、現代日本のSF作家が新たな奇想天外な話を創作する。
    記号設置問題が解決すると、AIの意識は電脳空間に目覚め、人類の意識と融合するのかなあ・・・

    竜を殺す 長谷敏司 AI下書きで小説を量産している主人公の息子が殺人事件で逮捕された。壮大なスケールのストーリーを期待したが、三文ミステリーだった。
    烙印の名はヒト 第一章 ラブ:夢看る介護肢 人間六度
    冒頭部だけなので、続きを読まないとなんとも・・・
    I traviati 最後の女優 池澤春菜  椿姫みてないのでなんとも・・・・
    生前葬と予言獣 津久井五月 対話型AI QuDNが再開発地上げを通じて現実世界を理解する記号設置問題のおはなしらしい。
    幸せなアポトーシス 茜灯里 AIの脅威の保険としてアポトーシスを組み込んでおくといいみたい。
    看取りプロトコル 揚羽はな 看取りを通じて記号設置問題を解決するおはなし
    月面における 人間性回復運動の失敗 海猫沢めろん 高次元存在は機械知性の逆進化を通じて人間性を回復させるらしい
    意識の繭 黒石迩守 アバターで出勤のイメージが最初は判らなかった。脳が肉体とアバターの区別をつけられなくなり、サイバネティクス哲学的ゾンビが生まれたらしい。
    X-7329 樋口恭介 ChatGPTで生成したSF。無駄に難解な専門用語が多くでてきて、まだまだ人間の推敲なしには小説として売り物にならない。残念だけど良かった。
    魔の王が見る 円城塔 ザランドラル浮遊文明は自ら気づき上げた現実から醒めるため夢はさめるらしい
    ベニィ 塩崎ツトム 生成AIは1950年代に米国で極秘裏に作られていたという話。

  • AIという単語を聞かない日は無いほどになってきた昨今、本書の作品はどれも興味深く、また考えさせられるもので、個人的なお気に入りは、月面における人間性回復運動の失敗、意識の繭、ベニィで、中でもベニィはトリを飾るに相応しい内容と読後感でした。

  • 1つの中編と作者の異なる10の短編で構成されたAIをテーマにしたSF短編集。AIが小説の執筆に与える影響について考察した作品も多い。作風の違う色々な作家の作品をまとめて読むことができて面白かった。
    「最後の女優」「幸せなアポトーシス」「意識の繭」が良かった。自分は難解なSFよりも分かりやすいストーリーの作品の方が好きなようだ。
    中編の「竜を殺す」は、扱うテーマは興味を惹かれたが、ストーリーが完全には決着しておらず、まだ続きがあるような感じがした。

  • [目次]
    竜を殺す 長谷敏司
    烙印の名はヒト 第一章 ラブ:夢看る介護肢 人間六度
    I traviati 最後の女優 池澤春菜
    生前葬と予言獣 津久井五月
    幸せなアポトーシス 茜灯里
    看取りプロトコル 揚羽はな
    月面における人間性回復運動の失敗 海猫沢めろん
    意識の繭 黒石迩守
    X-7329 樋口恭介
    魔の王が見る 円城塔
    ベニィ 塩崎ツトム

  • 《目次》
    「竜を殺す」長谷敏司
    「烙印の名はヒト 第一章 ラブ:夢看る介護肢」人間六度
    「I traviati 最後の女優」池澤春菜
    「生前葬と予言獣」津久井五月
    「幸せなアポトーシス」茜灯里
    「看取りプロトコル」揚羽はな
    「月面における人間性回復運動の失敗」海猫沢めろん
    「意識の繭」黒石迩守
    「X-7329」樋口恭介
    「魔の王が見る」円城塔
    「ベニィ」塩崎ツトム

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著者プロフィール

1972年北海道生まれ。東京大学大学院博士課程修了。2007年「オブ・ザ・ベー
スボール」で文學界新人賞受賞。『道化師の蝶』で芥川賞、『屍者の帝国』(伊
藤計劃との共著)で日本SF大賞特別賞

「2023年 『ねこがたいやきたべちゃった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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