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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150400194
感想・レビュー・書評
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ジャンヌ・モローのアンニュイな艶っぽさが好き…
監督ルイ・マルが撮った「死刑台のエレベーター」「恋人たち」も
捨て難いけど…彼女の出演作を唯一残すとしたら、
やっぱりトリュフォーの「突然炎のごとく」だなぁ~
この映画の原作が文庫になっていたと知り読んでみました!
ラストシーンにつながる登場人物の心の変遷が、
文章としてどうあらわされているかが気になったのです…
う~む…やはり謎なのです…
作中にこんな一節がありました…
―カートは「愛は一瞬しか続かないわ」と言っていたが、
その一瞬はつねに繰り返されるのだ。
「愛とは人間があたがいに課し合う制裁なのだ」とは
ジュールの言葉だったが。
相対しながら反目し続けることこそが、
男女間の愛なのでしょうか…? いや、そうした胸の炎を
抱えつつ…やはり、自分の心も、相手の気持ちも
そうして二人の未来さえも…
制御しようとする錯乱が、最後の場面につながった…
そんなふうにも思えたのです。 小説にも映画にも
色濃く見られる、暗澹たる陰影は、
死を見据えて、つかの間に燃え盛る炎のよう…
著者は、本作を74歳にしてものにしたといいます…
恋愛のディティールを、その歳にして描いた著者の心中には、
やはり、いくつになっても変わることのない人の心の
普遍の性があるのでしょう。 枯れながらきらびやかな逸品です!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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