屋根の上のバイオリン弾き (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (1973年6月29日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784150400446

感想・レビュー・書評

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  • えっ、こういう作品だったの?バイオリン弾きは?屋根は???
    屋根の上のバイオリン弾きというのは、ユダヤ人を比喩的に表現したものなんだそうです。屋根という不安定な場所が、迫害されるユダヤ人の不安定な状況を表し、そのうえでバイオリンを弾くというのは、戒律を守り教えを伝えていくというような。
    勝手にミュージカルポスターのイメージから、ハートウォーミングな家族物語と思ってました。たいへん。
    たいへん重い内容でした。貧乏だけれど敬虔なユダヤ教徒のお父さんが、娘たちや奥さんとのやりとりで、すれ違ったり助けたりかばったり。街の人にもだまされたり。それでもひょうひょうと神について語る前向きな父さん。女家族としちゃあ思うところもたくさんあるでしょう!でも、やっぱり父さんが正しいのかも??
    昔、吹奏楽部の選曲でデモテープを聴いた時、サンライズ・サンセットがとても温かく美しい曲だったのを覚えているのですが、その名がついた章は、かなりやるせない結末。それでもゆったり流れる大河のような父さんの姿に、わたしたちはやはり考えさせられるものがあります。
    ウクライナを舞台としてるんですね。ラストには迫害のようすも描かれます。ミュージカルはかなり古いですが映画版が配信サイトにあったので、見てみようかな。

  •  
    ── アレイヘム/南川 貞治・訳
    《屋根の上のバイオリン弾き 19730630 ハヤカワ文庫》NV 44
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/415040044X
     
    ── 《Fiddler on the Roof 19640922-19720702 NewYork 初演》
     7年9カ月、3242回のロングラン公演
    ── アレイヘム・原作/西 成彦・訳《牛乳屋テヴィエ 20120818 岩波文庫》
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4003277910
     
     Sholem Aleichem, 18590302 Ukreina 19160513 57 /18590218 Julius/劇作
    http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2006802.html(No.9 20060305 17:50)
    http://q.hatena.ne.jp/1521289812#c296045(20180322 15:00:54)
     
    (20180322)
     

  • ジューディッシュ小説だったのかー。
    ていうか屋根の上でバイオリン弾かないし。てっきりお父さんが頭おかしくなってそういうことやらかすのかと…。シャガールね。シャガールの絵は精神バランス崩されそうで好きじゃないのですが。そういう絵があるのね。ネロの迫害の時に逃げ惑うユダヤ人の中、一人だけ屋根の上でバイオリン弾いてる男がいたと。完全に頭に浮かぶのはタイタニックの楽士達だけれど。

    お父さん物分り良すぎ。理想的。

  • 数年前に映画で見たことがあって、とても印象深かったので、本も読んでみた。閉塞感ただよう社会にあって、どう生きるのか? この本自体には答えがないんだけど、人類の歴史の中で、貧しい人々が繰り返してきた叫びの一端が凝縮されている。苦難の中に咲く、ささやかな幸せも。

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