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Amazon.co.jp ・本 (264ページ) / ISBN・EAN: 9784150400446
感想・レビュー・書評
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えっ、こういう作品だったの?バイオリン弾きは?屋根は???
屋根の上のバイオリン弾きというのは、ユダヤ人を比喩的に表現したものなんだそうです。屋根という不安定な場所が、迫害されるユダヤ人の不安定な状況を表し、そのうえでバイオリンを弾くというのは、戒律を守り教えを伝えていくというような。
勝手にミュージカルポスターのイメージから、ハートウォーミングな家族物語と思ってました。たいへん。
たいへん重い内容でした。貧乏だけれど敬虔なユダヤ教徒のお父さんが、娘たちや奥さんとのやりとりで、すれ違ったり助けたりかばったり。街の人にもだまされたり。それでもひょうひょうと神について語る前向きな父さん。女家族としちゃあ思うところもたくさんあるでしょう!でも、やっぱり父さんが正しいのかも??
昔、吹奏楽部の選曲でデモテープを聴いた時、サンライズ・サンセットがとても温かく美しい曲だったのを覚えているのですが、その名がついた章は、かなりやるせない結末。それでもゆったり流れる大河のような父さんの姿に、わたしたちはやはり考えさせられるものがあります。
ウクライナを舞台としてるんですね。ラストには迫害のようすも描かれます。ミュージカルはかなり古いですが映画版が配信サイトにあったので、見てみようかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数年前に映画で見たことがあって、とても印象深かったので、本も読んでみた。閉塞感ただよう社会にあって、どう生きるのか? この本自体には答えがないんだけど、人類の歴史の中で、貧しい人々が繰り返してきた叫びの一端が凝縮されている。苦難の中に咲く、ささやかな幸せも。
南川貞治の作品
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