オズの虹の国 (ハヤカワ文庫NV オズ・シリーズ)

  • 早川書房 (1975年7月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (288ページ) / ISBN・EAN: 9784150400965

作品紹介・あらすじ

〈大魔法使い〉のいなくなった妖精の国オズに、大事件が持ちあがった。エメラルドの都にある宝石を狙って、美少女たちが攻めよせてきたのだ! おなじみ、かかしの王様とブリキの木樵り、それにいたずら坊主のチップ、カボチャ頭のジャックたちは、どう立ち向かうのか? そして、オズの国の本当の王様とは、いったい誰なのか? ゆかいなキャラクターをたくさん加えて、ますます楽しく面白くなったオズ・シリーズ第2弾

感想・レビュー・書評

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  • ドロシーが登場しないオズの物語。オズを治めるオズマ姫誕生の物語。
    チップ、モンビ、ニキディク博士、ジャック、木挽き台の馬、ジュリア・ジャム、ジンジャー将軍、ヒキノバシ・ウォグル・ムシノスケ・ガクシャ、ガンプ。
    「オズの魔法使い」はオズに来てパストリアという王から王座を奪いその娘をモンビに渡して・・・という設定だがこの設定はのちに忘れ去られる。

  • ドロシーがめでたくカンサスへ帰った後のお話ということで、かかしとブリキの木樵りニックと、新キャラの大冒険。百年前ということもあるけれど、この女性観どうなんでしょう。魔法で生まれたキャラの掛け合いがまるで漫才のような楽しさ!

  • ●ライマン・フランク・ボーム

  • ドロシーとライオンが出てこない。

  •  オズの魔法使いシリーズ2作目。子供に読み聞かせをしながら私としては実は終盤まで内心でだいぶ不満があったのですが、終盤の展開に見事にやられたので、続けて第3作も今注文したところです。
     訳者が違うということも理由のひとつではあるのでしょうが、物語の出だしからこれは前作とは違う作者が書いているのではないかと疑ったぐらい、なにかが違うと感じました。前作はどこか抽象的で各キャラクターも設定も何かのシンボルのような印象があったのに対して、私が本作の出だしで主人公の少年に感じたのはもっと生き生きした具体性でした。それでこれは筆者の話術に磨きがかかったということかもしれないと期待したのですが、中盤にさしかかるにつれて逆に不満を感じていくことになりました。映画でも小説でもしばしばあることですが2作目で単純化され冒険物語の側面が強くなり、1作目がそのシンボル的な物語によって伝えていた哲学的・教訓的なメッセージがなくなっているからです。1作目ではそれぞれ自分の欠点を回復することを切に願い、お互いを補い合っていた仲間たちは、今作では最初から自分に満足していて若干鼻につくほどその自慢を振りかざしており、その一方で仲間にはときに不満を持ち口論めいたこともしばしば起こります。しかし、考えてみればそれも筆者の洞察力が上がり、登場人物が一層私たち人間らしくなったということなのかもしれません。前作からドロシーの仲間たちは奇妙でしたが、本作ではますます奇妙さに磨がかかり、敵が女の子だけの軍隊ということもあって、ともするとなんだかかなり倒錯的な物語なのではないかという気がしてきてしまいます。それぞれの登場人物により著者が何を主張したいのかはわかるようなわからないような、です。そんなような不満は感じたのですが、本書にはそれを補う冒険があります。この本を読んで楽しかったなあと思わせる結末がありました。というわけで、(全14作まではいかないにせよ)ドロシーとオズマ姫にもう一度会うために3作目を読んでみたいと思いました。

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 「オズの魔法使い」の続編。作者がファンの子供たちから、
    「もっと書いて!」という要望を受けて書いたものです。

    <あらすじ>
    ドロシーがカンザスへ帰ってしまった後のオズの国。
    エメラルドの都は、かかしが王様となり、西のウィンキーの国はブリキの木こりが治めていました。
    主人公は、チップという少年。意地悪ばあさんな魔術師のモンビに育てられましたが、
    ある日、変身の術で大理石の像に変えられそうになったチップは家出をします。

    続き→http://hihidx.blog115.fc2.com/blog-entry-353.html

  • 2009/7/19 チェック済み

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第2作目。

    ドロシーがオズを去った後のお話。
    オズの国の北、ギリキンの国に住むイタズラ少年のチップは、意地悪な育ての親のモンビが大嫌い。
    ある日、自身のイタズラが災いして、チップはモンビの怒りを買ってしまう。
    命からがらカボチャ人形のジャックと逃げ出し、途中で木挽き台をお供に加え、エメラルドの都へと向かう。
    ちょうどその頃、エメラルドの都にある宝石を狙って、美少女だけの革命軍が反乱を起こそうと企んでいた…。

    オズ・シリーズで要となる人物、オズの真の王位継承者がこの巻で出てくるのですが、その正体には驚かされました。
    シリーズ14作中、唯一ドロシーが登場しない物語なのですが、個人的には『オズの魔法使い』と並ぶぐらい大好きです。

  • あまり冒険にあふれるテンポもなくいまいちだった。28.June.08

  • シリーズでは珍しく、かわいい男の子チップが主人公です。
    また唯一、ドロシーが出てこない作品です。
    そのため他作品より印象的で、お気に入り。クライマックスは子供ながらにすごい衝撃の結末でした。
    オズマも大好きですが、男の子の口調のままとか、チップらしさを残してほしかったなぁ〜あんなにモンビを嫌ってたのに〜丸くなっちゃって・・・


    <内容>
    <大魔法使い>のいなくなったオズの国に、またまた大騒動が。
    エメラルドの都にある宝石を自分たちのものにしようと美少女たちが攻めよせてきたのだ!
    おなじみのかかしの王様、ブリキの木樵り、それにいたずら坊主のチップ、カボチャ頭のジャックたちは、一体どう立ち向かうのか?そしてオズの国の本当の王様とは誰なのか…?シリーズ第2弾。

  • オズ・シリーズ中唯一ドロシーが出てきません。…といっても、前作のかかしやきこり、さらに個性的な旅の仲間が続々登場するので、飽きることは決してないでしょう。主人公(?)チップの元気でかわいい、ちょっとおしゃまな描写が秀逸。最後の大どんでん返しは、子供心に衝撃的でした(笑)。大人になって考えるとベタかもしれないけど、子どもにとっては嬉しいビックリ!というところですね。

  • 『オズシリーズ』第2冊。少し古い本だったのか訳文がややこしい。
    <br>ラスト、このパターンは何か釈然としなかった。児童文学としては面白い。
    <br>図書館にて貸し出し。文庫本。

  • <b>(内容)</b>
    今度の主人公はギリキンの国の少年チップ。育ててくれたモンビばあさんはいじわるな魔女。いたずらの押し置きに大理石に変身させると言われて、人望のあるかかし陛下が治めるエメラルドの都へと逃げ出す。ところがちょうどそのころ、エメラルドの都に散りばめられた宝石を狙って、美少女だけで構成された軍隊が反乱を起こして、オズの国は大混乱。
    チップの運命は?かかしの運命は?そしてオズの国はどうなってしまうのか??
    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    「オズの魔法使い」を読んだ子供達から続編を望む声がたくさん届いて、それに応える形でこの物語ができたそうです。第1作に劣らずどきどきわくわくする冒険に充ちています。それでもどこかのんびりとした雰囲気が流れているのがオズシリーズのいいところ。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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