オズのエメラルドの都 (ハヤカワ文庫)

  • 早川書房 (1976年12月5日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (312ページ) / ISBN・EAN: 9784150401269

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プレミアム

みんなの感想まとめ

物語は、悪役ノーム王がオズの国を征服しようと企む中、ドロシーやオズマ姫がその陰謀に立ち向かう様子を描いています。ノーム王の悪意が物語全体に緊張感を与え、これまでの作品とは異なる構成が新たな魅力を生み出...

感想・レビュー・書評

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  • ハヤカワ文庫で原作の順番を変えて優先的に日本語訳が出版されたこの作品。確かに間に挟まれた「オズの不思議な地下の国」「オズへつづく道」と比べると面白い。この作品ではおおよそ最初から最後まであからさまな悪役としてのノーム王とその仲間の悪意が継続する。やはりそういう面があると物語としての緊張感が出てくるのだろうな。この前の2作品は困難を与えるキャラクターは出てくるもののすぐに解決する話の連続で優しみに溢れるサイドの部分が多かったのがやや冗長に感じられるところはあった。オズの世界にはこの様な悪意は余りないとすればオズの世界に住むことが楽しいことなのかどうかわからなくなってくるが。
    これまでのオズシリーズは基本的に一直線の話の構成だけどこの作品はドロシーのストーリーとノーム王のストーリーが並行して進むのも構成の若干の複雑さとして緊張感を高めていく。最後に大団円とオズのお話の一旦の終わりが作者からも宣言される。人類が空を飛ぶ様になり本当にフロンティアがなくなっていった20世紀初頭のリアルでもある。
    間の2作を飛ばしているからやむを得ず唐突に登場するキャラクター(モジャボロとか)の一部に表記揺れ(後のジョニー・スグヤールはこの時まだジョン・ドゥイット)がでてくるのも翻訳当時のリアルが感じられて良い。

  • ノーム王、やっぱりこの人、根に持っていましたね。
    一方、困窮するヘンリーおじさんエムおばさんがオズの国に迎えられ、地方巡りを楽しむパートと、ノームの陰謀が着々と進むパートが交互に配置されてるおかげで、オズ側ののほほんぶりにハラハラしましたよ。

  • ●ライマン・フランク・ボーム
    4-15-040126-8

  • (メモ:中等部3年のときに読了。)

  • 『オズの魔法使い』の続編、オズ・シリーズの第6作目。
    (早川書房ではシリーズ第4弾として出版されています)

    オズマ姫の計らいで、カンザスに住んでいたドロシー一家はオズの国へと移住することに。のんびり家族で観光を楽しんでいた一方、ノーム王は魔法のベルトを取られた復讐に、オズの国を征服する計画を企てていた。地下にトンネルを掘り、オズの住人に気付かれる事なくエメラルドの都へ攻め込もうというのだ。
    オズマ姫はノーム王の恐ろしい計画に気付いたものの、良い案が浮かばない。一体どうやってオズを守るのか…?

    元々作者のボームは、この巻でオズ・シリーズをお終いにするつもりだったので、シリーズ最後に相応しい内容だったと思います。ドロシーがオズマ姫の要望でオズの王女となって永住したり、最後にオズの国をああしてしまったり…。
    しかし子供達の要望が高かったため、その後もボームのオズ・シリーズは14作目まで続いていきました。

  • <内容>ドロシーに魔法のベルトを取られた悪人ノームの王は、オズの国の征服をもくろむ。地下のトンネルを使って、バケクビ族やまぼろし族などの恐ろしい魔物を味方に、エメラルドの都に攻め込もうというのだ。ところが、オズの国には武器はひとつもない。ドロシー、オズマ姫、オズの魔法使いたちも、いい考えは浮かばない。果たして平和な妖精の国の運命は?シリーズ第4弾。

  • <b>(内容)</b>
    ノーム王再び。オズの国に大軍隊を率いて攻め入る計画を立てる。一方おなじみドロシーはヘンリーおじさんとエムおばさんを連れてのんびりとオズの観光旅行。
    オズマはノーム王の計画に気づくのか?軍隊もないままどうやってオズを守る?
    <br><br>
    <b>(感想)</b>
    他にもいろいろと書きたいものの有ったボームは、このお話でオズの話を終わりにするつもりだったらしいです。シリーズ最後にふさわしくオズの雰囲気にあふれた作品だと思います。とはいえ、子供達の要望でまだまだシリーズは続くんですけどね。

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著者プロフィール

ライマン・フランク・ボーム
1856年、アメリカのニューヨーク州に生まれる。裕福な父親をもち、病弱だった少年時代は、家庭で教育を受けながら、読書や詩作、物語の創作をして過ごした。新聞の発行や演劇の興行など、さまざまな職をへたあと、四十代で童話の創作を始め、1900年に発表した『オズの魔法使い』で大成功を収めた。以後、読者の要望に応えて全14巻のオズ・シリーズを執筆している。1919年逝去。彼の死後もオズ・シリーズは他の作家によって書きつがれた。

「2022年 『オズの魔法使い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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