ロイガーの復活 (ハヤカワ文庫NV)

  • 早川書房 (1977年5月18日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784150401405

感想・レビュー・書評

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  • コリン・ウィルソンのクトゥルー物を発見したので読んでみる。作中にはラヴクラフトとその作品群も出てきて現実世界との交錯も描かれるのですが・・・
    ラヴクラフトの作品群と比べると理路整然としすぎていてもやもやとする不気味感は少ないかな。

    付録としてリン・カーターによるネクロノミコンの歴史や著者のオカルト思想についての小論文なんかもありクトゥルー・ファンにとっては興味深い。個々の作品はダメな感じなのが多いけど、いろんな人々を巻き込むクトゥルーの変態的世界はその世界全体を楽しむのが面白いですね。

  • ウェールズでは
    「Lloegyr」で「スォイゲル」(ブリテン)と読むとかさういふの覚えて、さういふ言語圏のひとが「ロイガー」て言ってると不気味だなと思った。
    作中 ソヴィエトの呼称出てくるけどトンデモさんがネッシーを「ロシアの潜水艦」と言っててちょっとうわってなった。

  • 先日神保町でハヤカワNV文庫の『ロイガーの復活』初版を入手したので再読。

    当時は学生だったが、この一冊が自分のクトゥルー熱を上げた記憶がある。

    メタ小説であり上質なパスティーシュ。コリン・ウィルスンはマッケンが描いたウェールズ地方の淫靡な恐怖譚を上手くクトゥルー神話に取り込んでいる。

    訳者は団精二こと荒俣宏さん。薄い一冊なのによくぞ単独で出版された。

    コリン・ウィルスンは他に『賢者の石』が有名だが読んだことがない。また古書店で探してみたい。

    ロイガーがガタノトーアの別名?という設定でティガのラストエピソードを観て懐かしく思ったことさえ、もう懐かしい。

  •  「賢者の石」につながる作品。作中に登場する人類の秘密を別な面から描いている小品。このあたりを読んで、ラヴクラフトを読み始めたものだ。
     内容は「賢者の石」と同じものをベースとしており、そちらの理解に厚みを持たせるためにも読んだ方が良い、と。短いのですぐ読めます。

     「X機能」というウィルソンの考えを述べた文章も含まれており、その後「至高体験」という本を読むきっかけにもなりました。
     そちらも再読したくなってきました。

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