脱出航路 (ハヤカワ文庫 NV283)

  • 早川書房 (1982年6月1日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (432ページ) / ISBN・EAN: 9784150402839

みんなの感想まとめ

時代背景を反映した冒険小説が描くのは、1944年のブラジルからドイツへの無謀な航海です。木造帆船〈ドイッチュラント〉を舞台に、ベルガー船長や乗組員、乗客たちが連合国の哨戒線を掻い潜りながら、祖国への帰...

感想・レビュー・書評

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  • 1944年8月、ブラジルのベレンを一隻のバーカーティーン型帆船〈ドイッチュラント〉が出港しようとしていた。 敗色濃厚な祖国ドイツへの帰還を目指すのは、ベルガー船長以下、掌帆長リヒター、航海士シュトルムらの乗組員と、乗客の在ブラジルドイツ領事補プラガー夫妻、5人の尼僧たち。 時代遅れの木造帆船で、連合国の哨戒線を掻い潜ることに成功するのか。

    一方その頃、やがてドイッチュラント号と運命が交錯することになる人々は、戦争の様々な局面でそれぞれの戦いを続けていた。ヘブリディーズ諸島のファーダで戦傷を癒していたアメリカ海軍少将、その姪でロンドンで医療活動を行う女医、Uボート艦長、ユンカース爆撃機の機長など。ドイッチュラント号の無謀ともいえる航海は何処に帰着するのか。

    冒険小説の醍醐味を味わった。

  • これはすんごいよぉ!!必読!

  • ジャックヒギンスと言ったら、やっぱりこれが一番かな。何も書く事無し。読むしか無い。

  • 「鷲は舞い降りた」より先に、こちらを読了。最後まで読みやすかった。

    独軍の旗色が悪くなってきた頃、南米の港から、ドイツの人々が三本マストの帆船に乗って脱出した。船長と尼僧のちょっとした対立、嵐、浸水や食料問題に直面しながらも故国を目指そうとする。しかし、ついに大型の台風にぶつかり――。

    任務の途中に帆船を発見する独軍空軍機の将校、捕らえられたUボートの英雄、敵国の人間ながら救出に向かうアメリカの人々。大嵐の中、敵味方を越えて救いに行くクライマックスは見ものです。

  • 個人的には、「鷲は舞い降りた」よりも、こちらの方が好みだったりします。当時の価格は500円でした。

  • ヘルムートとロッテの悲愛と、敵味方を超えての救出活動が胸を打ちました。ただスコットランド高地人の言葉遣いを九州弁? に翻訳するのはやめて欲しかった。菊池光氏が翻訳していればもう少し、読みやすかったのではないかと思う。

  • (2006年3月)。

  • 冒険小説ファン必読!

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